金色の夢を、ずっと見てる

2006年12月17日(日) ユウの同級生が産まれました(2人目)

今日は、午後から次郎君とユウとおでかけ。次郎君のお友達の酒田さんの所に赤ちゃんが産まれたそうで、お見舞いに行ってきました。

結婚前に付き合ってた頃から何度か会った事がある人で、ユウが産まれた時も夫婦揃って病院までお見舞いに来てくれたんだよね(この時点で、奥さんは妊娠3ヶ月だったの)。これはやはり産まれたら行かなきゃね、と楽しみにしてたのです。


ちょっと次郎君の用事を済ませてから行ったので、病院に着いたのは夕方4時半頃でした。ちょうど買い物に出ていたという旦那さんもすぐ帰ってきて、1時間ぐらいおしゃべりしてきました。生後3日目の赤ちゃん、ちっちゃくてかわいかった〜

そこには4歳になる女の子がいるんだけど、産まれたばかりの弟に夢中でかわいかったです。毎日病院に来て、1日中赤ちゃん見てるんだって。6時近くになってそろそろ帰ろうかという事になった時、ついでだから旦那さんと一緒に近くに夕飯食べに行こうかという話になったんですね。その時に奥さんが
「パパと一緒にご飯食べに行っておいで」
と言ったら
「いや。赤ちゃん見てる。パパ何かご飯買ってきて」
と即答(笑)旦那さん、完全にパシリ扱いです(^^;

結局、どうしてもお嬢ちゃんが出るのはイヤだと言うので、言われた通り旦那さんが夕飯を買いに行く事になり、うちらだけで食事に行きました。ユウも一緒だったからちょっと心配だったんだけど、それから帰宅して夕飯作るのも面倒だったんだもん。出産前以来、半年以上振りに焼肉屋さんに行きましたよ。おいしかった〜。


帰宅中、旧国道を帰ってたら、アダルトショップ(いわゆる『大人のおもちゃ』屋さん)の前を通りました。そういえば一度行ってみたかったんだけど、結局行く機会がないまま結婚しちゃったんだよね〜・・・なんて事を言ったら、次郎君から
「・・・・・別にそんなにおもしろいもんでもないぞ?」
という言葉。


・・・・・・・・・15年ぐらい前に友達と行った事があるらしいです(苦笑)


でも、前にうちらがバイトしてたレンタルショップでは、アダルトビデオ専用のカウンターの方がガラスケースになってて、そこで売ってたんだよね。その類の商品。入荷したら検品するのも仕事の1つだったから、バイトの女の子2〜3人で注文表と照らし合わせながら
「○○○ってどれ?」
とか
「△△って・・・・あ、これかな?」
とか
「レースクイーンのコスプレ衣装ってこれね。んでこっちがナース服か」
とか
「・・・・これ、どうやって使うものなの?」
とかやってました。楽しかったですよ、なかなか。

次郎君いわく
「あそこで扱ってたような商品が、もっと品揃え豊富にいっぱいあるような感じ」
の店なんだって。ついでに
「ビデオの試写室とかあるんだよ。30分1,000円とかでビデオを借りてそこで見れるの。・・・・まぁそこで抜くんだけどね」
と言った事から、『彼氏(または旦那)がAVを見る事に対する対応』の話になりまして。(夫婦で何の話してんだ)


女性にとっては、やはり彼氏(または旦那)が自分に隠れてこっそりAVを見てたら
「私じゃ物足りないの?それとも何か私に不満が!?」
とか思うわけですよ。

でも、次郎君が言うには、男性にとってAVを見るのは、多分女性が好きなアイドルのビデオやDVDを見るのと変わらない程度の事なんだそうです。例えば映画やドラマを見る時に
「あ、この俳優さんかっこいいな。見てみようかな」
と思うのと近い感覚で
「あ、この(AV)女優さんかわいいな。見てみようかな」
って。


そりゃ実際に浮気されたり風俗に行かれたりするよりは、そういうビデオやDVDで済ませてくれる方がいいけどさ〜・・・・って事を言ったら、
「だからってさっきの酒田君とこみたいなのは酷いよな」
と笑う次郎君。

さっきまで会ってた酒田さん、飲みに行って帰りが遅くなったりすると翌日お嬢ちゃんが言うんだそうです。
「パパ、外で何触ってきたかわからないんだから、ちゃんと手を洗ってきて!汚い!」
って(笑)
「誰かのおっぱいとか触ってきたんでしょ!」
って言われるんだって(爆)

「あれは、完全にユキちゃん(酒田さんの奥さん)が余計な事を吹き込んでるんだって。俺、ユウにあんな事言われたらショックだろうな〜」
「じゃぁしゃべるようになったら言わせてやる(笑)」
「なんで!?本当に何もしてないのに!」
「・・・・・前科がある人に言われてもな〜。説得力全然ないし」
「う・・・・まぁそれは置いといて、娘にあんな事言われたらどんなに傷つくか考えてみろよ〜。泣いちゃうかもしれんぞ?」
「って言うか、そういう事をすると奥さんがどれだけ傷つくのか、先に考えてみろって話じゃない?」
「だからって娘に言われたら・・・・ショックだろうな〜」
だから娘に言わせるのよ。それが一番ダメージ大きいでしょ?自分じゃなくて娘に言われたらそういう所に行くのやめてくれるかも、っていう妻のオンナゴコロだよ」


まだなんとなく腑に落ちないようでしたが、前科があるので強く言えないようです(笑)


いやそれにしても、あの産婦人科の食事、おいしそうだったな〜。私が産んだ病院の食事もそこそこおいしかったけど、今日行った所の夕飯、かなりおいしそうだった。市内の有名産婦人科の系列病院なんだけど、そこって設備や食事がいいって有名な所だもんな。

まぁ久々に焼肉食べに行けたからいいや(^^)実はちょっと前から行きたかったんだけど、なかなか機会がなかったんだよね。途中で1回ぐずっておっぱいあげたけど、それ以外はおとなしくしててくれたし。久しぶりに次郎君と一緒にでかけて楽しかったです。



2006年12月16日(土) キレイになるのもラクじゃない。

今日は、数年来の計画をついに実行に移しました。

・・・・・・と書くと大袈裟だけど、つまりは皮膚科へ脱毛しに行ってきました。


2年半ぐらい前に、友達のブライダルエステの体験に付き合って脱毛の体験コースに行った事はあったんだけど(この日の日記参照)そこでは、効果や値段にいまいち納得いかなくて契約しなかったんだよね。


そしたら先日、思いがけない事に、育児休暇中であるにも関わらずボーナスが出まして。まぁ査定対象期間の半分ぐらいを育児休暇で休んでるから満額じゃなかったんだけど、嬉しい臨時収入。せっかく平日でも行ける状況なんだから、この際行ってみようかなと思ったわけです。


レーザー脱毛だったんですが、正直、思ってたよりかなり痛かったです・・・・。施術が始まる時に
「麻酔のクリーム塗った方がいいですか?」
って聞かれたんですよ。でもそれ塗ると、効果が出るまで20分ぐらい待ってからの施術になるので、その分時間がかかると聞いて
「ユウを実家に預けてきてるから、あんまり時間がかかるのはな〜」
と思って断ったんですね。

で、
「そんなに痛いんですか?」
と聞いたら
「ん〜、チクッとします。でもまぁ痛みの感じ方は人それぞれですからねぇ」
って言われて。『チクッとする』程度なら大丈夫かなと思ったら・・・・


『チクッ』って言うよりは、ゴムか何かで弾かれてるような『ペチッ』とか『ピシッ』って言った方が近い感じ。あぁ、もっと判りやすく言うなら、『毛抜きで力任せに乱暴に毛を抜いた時』みたいな痛さでした。

しかも、確かに痛いのはレーザーが当たる一瞬なんだけど、場所が少しずつ移動しながら、断続的にその痛みが続くわけですよ。これは結構しんどい。

結局、両脇が終わったところでやっぱり麻酔をお願いし、足(膝下)は麻酔クリームを使う事に。クリームを塗って20分ほど待ち、改めて施術に入ったのですが・・・・



・・・・・やっぱり痛いっすよ!?


思わずぎゅっと目をつぶってしまうほど痛いじゃないか。これは麻酔が効いてないのか?それとも、効いてるからこの程度なのであって、使ってなかったらもっと痛いのか?


施術が終わったら、あらかじめ塗ってたジェルをタオルで拭き取って、冷たい濡れタオルで鎮静。しばらくしたら、赤みや痛みを抑えるというクリームを塗ってマッサージしてもらってお終い。施術にかかった時間そのものは、両脇で5分、両膝下で20分というとこでしょうか。これに最初に先生からの説明と、着替えたり、麻酔クリームが効くのを待ったり(効いたのか?)ジェルを塗ったり拭き取ったりマッサージをしたり着替えたりする時間を含めて、トータルでは病院に着いてから出るまで2時間ちょうどでした。

ちなみにすぐ抜けるわけではないらしく、
「2週間ぐらい経ったら、毛がぽろぽろ抜け落ちてきますから」
だそうです。それから1ヶ月ぐらいはキレイな状態が続いて、それから、今回は休止期だったためレーザーが効かなかった毛が伸びてくるので、その頃に2回目。そうやって4〜5回ぐらい繰り返すと、ほぼ完全に脱毛が完了するんだって。


この痛みをあと4〜5回経験するのかー・・・・と思うとちょっと面倒なんだけど、それでこの先一生気にしなくて済むのならラクかなぁ、やっぱり。



2006年12月15日(金) 汚い自分から目をそらすな。

ニュースを見ていたら、ベトナムの結合双生児として有名だったベトちゃん・ドクちゃんの片割れドクさんが結婚するという報道がありました。

ベトナムでは、今でもベトナム戦争時の枯葉剤の影響で障害児(現地の人は奇形児と言っていた。日本では差別用語だけど、むしろその言葉が一番正しいような気がする)がたくさん産まれてくるのだそうです。そして、捨てられて施設で育てられていたりする。


「なんか、こういうの見ると涙出そうになるな」
ポツリと次郎君が呟きました。
「そうだね」
「・・・・・・」
「・・・・・ユウが五体満足で良かった、って」
「思うよな、やっぱり」
「でも、そう思っちゃうことが申し訳ないような気もするんだ」


切なくなります。

ユウが五体満足で健康に産まれてきてくれて、本当に嬉しい。

でも、嬉しいと思うという事は、心のどこかにそういう障害を持つ人達を『かわいそうだ』とか哀れむ気持ちがあるという事で。

障害を持つ人を差別してはいけない、偏見を持ってはいけないと教えられてきたし、福祉の勉強をしてきた分、そういった気持ちは薄い方だという自信もあります。見下したりバカにしたりする事はもちろん、心配しすぎて過保護になるようないわゆる『逆差別』の感情も特になく、ごくごくフラットな感覚でそういう人達に接する事ができる自信もあります。

でもやっぱり、ユウに(少なくとも今のところ)なんの障害もない事を喜んでしまうという事は、自分の中のどこかに、健常者である事への安心感や優越感があるという事なのだろうな、と。

障害はあるよりない方がいい。それは事実だと思います。

でも、いろんなメディアでそうした障害を持つ人達の姿を見るたびに、
「あぁ、ユウが五体満足で良かった。なんの障害もなくて良かった」
と思ってしまう。そして、そう思うたびに、自分の中の差別意識や偏見が(それが人より小さな意識であったとしても)確かにそこにある事を思い知らされて切なくなるのです。


「そう思っちゃうのは仕方ないことだよ」
と次郎君は言ってくれるし、私もそう思います。

でもやっぱり、自分やユウに障害がない事を喜んでしまう時、どうしようもない後ろめたさも感じるのです。


その後ろめたさとちゃんと向き合う事を、忘れてはいけないと思います。

自分の中にある差別意識や偏見をきちんと認める事が、そういうものをなくしていく大事なステップだと思うから。


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咲良 [MAIL]

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