金色の夢を、ずっと見てる

2006年08月29日(火) 親バカ日記

えーと・・・・・

何人かの方から
『親バカ日記でもOKですよ〜』
というお言葉を頂きまして・・・・・・


か、書いてみようかな(ドキドキ)


あ、だから
「そんなの興味ねーよ」
という方はこの辺でストップしてください。ハッキリ言って、今日の日記は親バカ炸裂してます(苦笑)




えーとね・・・・・・




かわいいんですよ、とにかく。(←のっけからこれかい)

おっぱいを飲みながらリラックスしちゃって、半分寝落ちしながらも、時々思い出したようにちぱちぱ口を動かしてる顔がすんごいかわいい。


そしてリラックスし過ぎちゃってツルンとおっぱいから口が離れちゃって、しばらくそのままうとうとしてるんだけど、突然気が付いたように
「おっぱいがナイ!」
とばかりに手足をジタバタさせて口をぱくぱくして探してる様子が、またかわいい。


機嫌がいい時に、顔を覗き込んで
「ユウちゃーん?」
と声をかけると、
「えへー」
って感じでにこにこ笑ってくれるのがかわいい。


そしてそういう時に
「あー!」
とか
「うきゃー!」
とか声を出すので、一緒になって
「うー?」
とか返事をしてあげると、嬉しそうに笑ってまた
「あぅ!」
とか言うのがかわいい。


縦に抱っこすると、一生懸命顔を上げようとするのがかわいい。


そのまましばらくすると、私の胸にぺったり顔をつけて、Tシャツを掴んでしがみつくような体勢で寝てしまうのがまたかわいい。


寝たかなーと思いそ〜っと座布団に置いてみると、顔にTシャツのしわの跡が付いてたりするのがこれまたかわいい。


手が離せない時に泣かれて、しばらく泣かせてから
「ごめんねー」
と言いながら抱っこすると、目に涙をいっぱいためて口をへの字にして、拗ねたような顔をするのもかわいい。


寝る前、散々ぎゃぁぎゃぁ泣いてたくせに、おっぱいをくわえた途端おとなしくなるのもかわいい。


最近ちょっと大きくなって、座布団の上でお昼寝すると足がちょっとはみ出すようになったのもかわいい。


オムツが濡れて気持ち悪くて泣いてても、替えてあげる途中でけろっと泣き止んで気持ち良さそうにキョロキョロしてる顔がかわいい。


輪ゴム巻いてるの?ってぐらい段々のぷよぷよになった腕や足もかわいい。


お風呂上りに、頭をごしごし拭いてる時のほかほかの顔がかわいい。


次郎君が言うには、髪を洗ってあげる時がすごくかわいいらしい。


あと、お風呂のお湯につけた時に一瞬見せる
「ん!?」
っていう顔も、すごくかわいいらしい。


朝、私も次郎君も起きた後で、でっかいワイドダブルのベッドのど真ん中にちょこんと寝てる姿がかわいい。


大の字というより、万歳みたいな恰好で寝てる姿がかわいい。


ほっぺのぷくぷくが目立って、下ぶくれなぶさいくちゃんになっちゃってる寝顔もかわいい。


寝起きに、猫みたいに腕で顔をごしごししながら眠そうにしてる時がかわいい。


お腹が空いた時に、自分の指をくわえて、ちぱちぱしながら恨めしそうにこっちを見る顔がかわいい。


泣くので、お腹空いたのかなー?とちょっと指をくわえさせてみた時に、大慌てでぱくっと食いつく顔がかわいい。


そしてちょっとちぱちぱしてみて、おっぱいじゃない!と気付いてうわーと泣く顔もかわいい。


座布団に寝せたままちょっと部屋を出る時に、
「どこ行くの?」
って感じで目で追う顔がかわいい。






・・・・・・・すいません、いい加減にしろって感じですね(汗)


もうとにかく毎日毎日
「かわいいなぁ」
と思う事の連続で、産む前に
「産んでもかわいいと思えなかったらどうしよう」
と本気で不安だった事が嘘のようで。

友達に散々言われた
「自分の子供は違うって」
という言葉の意味を、しみじみと噛み締める日々です。

そして、元々そう子供好きだったわけでもない私でさえこうなんだから、元々子供好きで待ち望んでいた次郎君はどれほどかと思うと、ちょっと笑えちゃうぐらいのメロメロぶりで。

一方で、毎日のように報道される幼児虐待のニュースや、子供が被害者になった事故や事件のニュースを見るたびに、胸が締め付けられるような気持ちになります。


それほど子供が欲しかったわけではないので、もし結婚した人が望まなければ『子供は作らない』という人生を選んでいた可能性もあるわけで。でもそれだと、今のこの泣きたくなるような愛しさと幸福感は味わえなかったわけで。


そう考えると、ちょっと引いちゃうぐらいの熱心さで子供を望み産ませてくれた次郎君に、今では感謝したいぐらいで。



人それぞれの事情で、敢えて『子供は持たない』という選択をしてる人もいるだろうから、自分が
「産んでよかった」
と思ってるからって、人にもそれを押し付ける事はしたくありません。



でも、少なくとも今の私は、産んでよかったと心から思っています。

妊娠中は、自分の体が変わっていく不安を受け止め切れなくて情緒不安定になったし、お腹が大きくなる事によって生じる様々な不便さにしょっちゅう苛々してたし、どのマタニティ雑誌を見ても書いてある『妊娠期間を楽しもう!』という押し付けがましいポジティブシンキングにうんざりしちゃって、今だから言えるけど正直言って全然楽しくなかった。

出産そのものに対する恐怖や、育児の大変さ、産む事によって自分が女扱いしてもらえなくなるのではという不安、そんな事が頭を占領して、
「やっぱり子供はもうちょっと先でも良かったなー」
「でもできちゃったからには頑張らなきゃ。っつーか体が重くてしんどいから、さっさと出てきてくれないかなー」
なんてそんな事ばっかり考えてました。


でも、今になってみると、産んでよかった。

10ヶ月間大変だったけど、頑張ってよかった。

安産だったとはいえ陣痛は本当に痛くて辛かったけど、頑張ってよかった。



ユウが、こんな私のところに来てくれて良かった。


ありがとね。


まだまだ至らないお母さんだけど、これからもよろしくね。



2006年08月28日(月) プチ夫婦喧嘩。

夕方、いつもよりちょっと早く帰ってきた次郎君が言いました。
「8時ぐらいに、トオルさんちに行かなきゃいけないんだよ」

トオルさんちっていうのは、お隣さん。なんか、秋にある地元のお祭りの準備の件で、軽く打ち合わせみたいな感じで話しておこうという事らしいです。

どうせトオルさんちで飲まされるだろうから、とうちでは軽くビールだけ飲んで、8時過ぎに行ってらっしゃい。ユウと2人で『HEY!×3』見て『サプリ』見て『スマスマ』見て・・・・・



ちょっと、何時に帰ってくるのよ?

今日のスマスマはちょっと長いバージョンだったし、ビストロが終わってから同時進行で見てた裏の『アンテナ22』(24時間テレビのアンガールズ100kmマラソンの特集)もいつもより20分ぐらい長い特番だったわよ。


・・・・それが終わってもまだ帰ってこないし。


大体いつも、ユウは9〜10時ぐらいからぐずり出すんです。眠いんだけど、おっぱいをくわえてないと寝れないんですよ。だから授乳して、飲みながら寝たかな〜と思ったらそ〜っと次郎君に渡して、急いで食器を洗ってお風呂に入って、でもやっぱり私がお風呂から上がる頃には起きちゃって大概号泣してるんです(苦笑)わんわん泣くユウを、抱っこして部屋を歩き回ったりしてなんとか次郎君がごまかしてなだめながら、私が寝室に来るのを待ってるのがいつものパターン。


しかしこれ、次郎君がいないとどうしようもないんですよねぇ。まず私がお風呂に入れない。機嫌が良いとか寝てるとかならともかく、泣いてる子供(生後3ヶ月)を1人にしてお風呂に行く事はさすがにできません。当然、食器類の後片付けもできない。


10時半を過ぎた辺りから段々腹が立ってきました。

そりゃー付き合いの長いご近所さんなんだから、用件が済んだからってそそくさと帰ってくるわけにはいかないのかもしれないよ。でも、家にまだ3ヶ月の子供と奥さんが2人でいるのよ?ちょっとは気にならないの?夜はいつもぐずって大変だってわかってるでしょ?何考えてるのよ・・・っつーか、何も考えてないでしょ?大体、トオルさんももうちょっと気ぃ使ってよ。子供がもう大きくなってるのならともかく、まだ生後3ヶ月の赤ちゃんがいる男をこんな時間まで引き止めるってちょっと非常識じゃない?・・・・・と終いにはトオルさんにまで八つ当たり(心の中で)


結局『アンテナ22』まで見終わった時点で、あまりに泣くユウに私がギブ。もう今日はお風呂は諦めよう。とっとと寝よう。でも黙って寝るのもなんかムカつくので、とりあえず次郎君に電話。

『もしもーし』
「まだ終わらないの?」
『あ、ごめん、ま』
「っつーか、まさかとは思うけど、ただの飲み会になってないよね?」
『いやごめん、もう』
「次郎君が帰ってきてくれないと、私お風呂にも入れないんですけど!?」
『あー、うん今か』
「ってかもういい。先に寝るから」
『いやごめん、今からかえ』
「おやすみ!」
ぶち。

次郎君の言葉をすべて途中でさえぎって、言いたい事だけ言って切ってやりました。我ながら可愛げがないなぁ。

いや、わかっちゃいるんですよ。こういう時は、やたら怒るよりも
「終わったなら早く帰ってきて〜。じゃないとお風呂にも入れないよぅ」
って困ったようにかわいく訴える方が効果的なんだろうな、という事は。


しかしそんなかわいさを演出する気にもなれないほどムカついてたのですよ。


さすがにヤバイと思ったのか、それから5分もしないうちに帰ってきました。もうユウにおっぱいをくわえさせてベッドに横になってたんだけど、
「ただいま」
という次郎君の言葉を無視。
「・・・・ごめんね?」
と言われてもまだ無視。ユウと私をまるごと抱きしめて
「ごめんなさい」
と言ってくれたのを、
「酒臭い」
の一言で突き放しました(笑)

ちょっと小さくなりながら、それでも
「風呂入ってくる?その間ユウ見てるよ」
と言ってくれたので、さすがにこの辺が潮時かなと思い、
「いいよ、今日はもう。後でユウが寝てから化粧だけ落としてくる」
と返事をしてあげると、あからさまにホッとした様子(苦笑)


飲みに行くのは別にいいさ。事前にわかってれば私だって実家に行くとかするし。でも、うちらを家に残したまま遅くなるのは、できればやめて欲しいなぁ。もういつものパターンができちゃってるんだから、私1人じゃどうしようもないんだよ?


「・・・・なんかムカつくから、明日の朝もう1回謝って」
って事でとりあえず一段落。

頼むよ、お父さん。



2006年08月27日(日) 人間関係ってどこで繋がってるかわからない。

ここ最近、日記がちょっと日付飛んでますが・・・・・やっぱり、育児に集中してると、子供の事以外でネタが出てこないんですね(苦笑)ユウがかわいいって話なら毎日でもあるんですが(ただの親バカ)さすがにそんな日記を毎日だらだら書くわけにもいかないし(^^;


あ、ちなみに『冥王星が太陽系の惑星からはずされる』というニュースを聞いて、私も同じ事を思ったよ、みなと。やっぱそうよね?




さて、昨日は山川さんちでの着付け教室第二回でした。今回は、ユウは実家の母に預けます。搾って冷凍した母乳2パックと一緒に、オムツやら着替えやら一揃い。

他の生徒さんに迷惑かけるとかいうよりも、やっぱり私が気になっちゃって集中できないんですよ。いくら山川さんが抱っこしてくれると言っても、山川さんだって他の生徒さんに教えてるんです。時にはユウをかまう余裕がない時だってあります。そうなると、やっぱなんかかわいそうになっちゃうんで。


なのに、山川さんちに着いたらまず最初に
「今日はちびちゃんは連れて来なかったのね〜。寂しいわ〜」
って言われるし(笑)まぁうちの親に預かってもらえない時は、またご好意に甘えさせてもらおう。


堅苦しい教室ではないせいか(なんせ無料だし)、出席に関してもかなりアバウトなようで、今日の参加者は私を含めて3人だけ。しかもそのうち1人は遅れてくるというので、最初は私ともう1人のお姉さんの2人だけで、みっちり先生に教えてもらいました。

まずは長襦袢から全部1回着てみて、できたら帯だけ解いて、2回目は帯結びだけの練習。3回目は長襦袢を着た状態から、着物を着て帯を結ぶ練習。まだまだ手順も覚えられなくてもたもたしちゃうけど、教室2回目にしては上出来だと2人とも褒められました。嬉しいな♪


一通り講習が終わり、後片付けをしてた時でした。

先生が、参加者名簿の私の用紙を見て
「あら、咲良さん○○町にお住まいなの?」
と言われたんですね。
「はい」
と答えたら、
「私、▲▲町なのよ」
「え、そうなんですか?わ〜、通り道ですね」
「本当ねぇ。あの橋の下の交差点あるでしょ。あそこを右に曲がって坂道を上った辺りなの」



・・・あれ、その辺って事は・・・・



「市議会議員のT先生のお宅の近くですか?」
「そうそう!そのすぐ近所。よく知ってるのねぇ」

そのTさんっていう市議会議員は、私の勤める会社の関連会社の出身なので、選挙の時期になるとよく挨拶回りに来てたんですよ。なのでそういう事を説明したら
「・・・・関連会社って?」
と聞かれたので、正直に自分の勤め先を言いました。そしたら
「あら、あなた、あそこの会社の人なの!?」
「はぁ・・・ご存知ですか?」
そんなに有名な大企業ってわけでもないので、こういうリアクションにはあまり遭遇しないんだけど・・・と思いながら何気なく尋ねた私に、衝撃の一言。






「うちの主人、以前そこの会社の支社長だったのよ」





はい!?


「・・・・・・・あの、すいません、先生のお名前は・・・?」
「平田です」
「・・・・OB会の会長の平田さんの奥様ですか!?」
「えぇ、そう」


うーわー。



先生に会うのは今日で2回目なんだけど、“先生”としか呼んでなかったから名前とか聞いてなかったんですよ。いやビックリ。まさかそんな繋がりがあるとは思ってなかったもん。

「世間って狭いわねぇ」
と先生も山川さんも驚いてました。うわー、これ今度会社に顔出したら、誰かに話そう(笑)









話は変わりますが。


最近、なんか家族関係で暗い気持ちになるニュースがやたら目に付きます。

生後5ヶ月の子供を熱湯風呂につけて大火傷させた上に、その子供をだしに障害児手当てを申請するために、まだ火傷が治りきってない子供を病院から無理やり連れ帰ろうとするバカ親がいるかと思えば、『両親を困らせたかった』なんていうしょうもない理由で家に火をつけ、小学生の弟を焼死させてしまうバカ息子もいる。

どうやったらそんなバカな親にならずに済むのか、どうやったらそんなバカな子供にならずに育ってくれるのか、子供に対して何をしちゃいけなくて何ならしても良いのか。

良い親になるために、良い子に育ってくれるために、どれだけの情報を仕入れても自信が持てなくて、暗澹たる気持ちになります。

自分が親にしてもらったように・・・・と思っても、20年前30年前とじゃ世の中が違いすぎて、不安になります。



誰が首相になっても、こういう時代の流れはそう簡単に変わりはしないんだろうな。


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咲良 [MAIL]

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