2006年03月05日(日) |
買い物自体は楽しいんだけど。 |
日曜だけど次郎君は今日も仕事。
チャーハンを作って朝昼ご飯で食べながら、録画してた『アンフェア』と『神はサイコロをふらない』をまとめて見る。見たらちょこちょこっと掃除をして(と言っても台所とか廊下とかのフローリング部分に掃除機をかけただけ)、着替えてお出かけの準備です。
今日は、本当は次郎君と買い物に行く予定だったんだよね。2週間後に迫った友達の結婚式に備えて、こないだ買ったワンピに合わせた靴を買ってもらう約束だったの。誕生日プレゼントとして。
でもどうも仕事が休めそうにない・・・って事になって、来週の土日も微妙だと言うので結局『お金をもらって1人で買いに行く』というもっとも避けたかったパターンになってしまった。
いや、仕方ないんだけどさ〜・・・・なんか味気ないじゃん。現金もらって 「好きな物買ってこいや」 ってのも。でも仕方ないか。ふぅ。
街まで行くのも面倒だったので、とりあえず近くのショッピングモールに行ってみよう・・と思いつつ車を走らせていると、時々行くお気に入りの服屋の前を通る。あ、そういえばこの店、週末はセールをやるって広告出てたな。かわいい雑貨とかも売ってる店だし、あのワンピに合いそうなアクセサリーとかバッグがあるかも。ちょっと寄ってみよう。
ってわけですぐ先の大きな本屋の駐車場でUターン。行ってみました。
そしたら予想外な事に、良い感じの靴を見つけてしまいました。ワンピがベージュでショールが茶系だから、同じく茶系の靴がほしかったんですよ。キレイな茶色のエナメルで細いビロードのリボンとさりげなくラインストーンがついた大人っぽくてかわいいバックストラップのパンプス。試しに履いてみたらサイズもぴったり。
即決して、ついでにアクセサリーも見たら、これまたイメージに近い茶系のビーズアクセを発見。しかもネックレスとピアスがお揃いであるじゃないか。
全部合わせても10,000円ちょっとというステキなお値段。お買い上げです♪さて、じゃぁ後はバッグがあればいいな。
改めてショッピングモールへ行ったら、なんか妙に人が多い。ちょうどポイントサービスの日だったらしい。人にぶつからないようにゆっくり歩きながら、バッグ屋さんとか雑貨をうろちょろ。何件目かのテナントで、程よいサイズのバッグを発見しました。茶系っつーかゴールドっぽい色合いで、こげ茶色のコサージュがついてる。これ、結婚式以外の時はコサージュはずして普通に使えるな。パーティーバッグって小さすぎて困ったりするんだけど、これならお財布と最小限の化粧品と携帯、デジカメぐらいは入りそうだ。
店員さんに見つかったらまずいかな〜・・・と思いつつ、こっそり中の詰め物を出してお財布を入れてみて(笑)ちゃんと入ってなおかつ余裕があったのでそれに決定。パーティーバッグとして大きすぎずに、でも必要な物が入るバッグってなかなかないんだよね。
ついでにストッキングも購入。普通のストッキングやタイツもまだ履けるんだけど、最近微妙にお腹周りが苦しくなってきたんだよねぇ(--; マタニティのストッキングもあるんだけど、マタニティコーナーを見てみたらちょうど品切れ!じゃぁいいや〜ってわけで、普通のストッキングコーナーで太ももで留まるタイプのガーターベルトの要らないストッキングを買いました。これなら産後も使えるし♪
と、ここまで買っても次郎君からもらった『プレゼント』はまだ半分近く残っている。私がお買い物上手なのか、『プレゼント』の予算が多めだったのか(苦笑)
まぁどうしても全部使い切らなきゃいけないものでもないしね、と帰ろうとしていたら、ふと目に留まったジュエリーショップの店先のチラシ。
『ピアス2点で20%off 3点だと30%off』
・・・・あら、気になる。ふらっと覗いてみたら、会社にもして行けそうな小振りでかわいいのがあったので買っちゃいました。タンザナイトのピアスと、小さなエメラルドとペリドットのピアス。
この分も含めても、次郎君の『プレゼント』は3分の1弱残りました・・・・・。これも勝手に『プレゼント』に加えちゃっていいかしら。最初の予定では“ワンピに合わせた靴”だけだったんだけど(^^;
帰りにちょっと食料品も買って、帰宅したらちょうど次郎君も帰ったところでした。まだちょっと作業があるというので、その間にお風呂と夕飯の準備。一息ついたところで買ってきた物の披露(笑)残った『プレゼント』は、いずれマタニティ用品かベビー用品を買うのに使わせてもらう事にしました。
・・・・・・好きな物をあれこれ買えるのは楽しいけど、やっぱもらうなら現金より物がいいです・・・・(苦笑)
4週間ぶりの検診です。7ヶ月に入り、母子共に順調。心配してた体重増加も今回はかろうじてクリア(苦笑)それでもまぁ若干増えるペースが速いらしく 「引き続き気をつけてくださいね」 とは言われちゃいましたけど(^^;
しかし今日一番ショックだったのは、エコーで赤ちゃんの様子を見た後の問診の時。
「体重は、この時期の胎児としては標準ですね。骨格が若干小さいようですが・・・・・まぁふっくらした赤ちゃんなんでしょう」
今から既に!?(爆)
そんなとこだけ早々と私に似なくていいのに・・・・_| ̄|○ ガクリ
次郎君はどっちかって言うと太りにくい体質らしいんだけど(まぁこの人はスポーツもするから)、私は素直に食べたら食べた分太るんですよ。もろにお父さん側の家系なんですけど(笑) しかしまさかこの時期からすでに子供にその体質が受け継がれている(らしい)事が判明してしまうとは・・・・。
あ、ちなみに前回の検診では 「はっきり見えないな〜。女の子かな?女の子かもね」 という判らないも同然の判断を下された赤ちゃんですが、今日の検診で 「うん、多分女の子でしょう」 と言われました。『多分』という所に一抹の不安が残りますが、どうやらそこそこの確率で女の子だと確定できたようです。
そっか〜、女の子か〜。嬉しいな。
いや、そりゃもちろん、元気に生まれてきてくれれば男でも女でもいいんですよ。ただ、どっちがいいかと言われたら女の子がいいな〜・・・と思ってはいたの。でもあんまりそれを言って、お腹の子が男の子でそれを聞かれてたら拗ねるかな?と思ってあまり言わないようにしてただけで(笑)
病院の待合室にマタニティ&ベビー用品の通販カタログが無料で置いてあったのでもらってきました。常日頃、 「なんでマタニティって不必要にラブリーな物が多いんだろう」 となかなか購買意欲をそそられずにいたんだけど、通販だと割りと好みな物がありますね。新生児用品も何をどれぐらいそろえたらいいのかイマイチわからないんだけど、とりあえず『春夏用・赤ちゃん肌着セット』は良さそうだ。買ってみようかな?
病院の帰りに本屋に寄り道。普段はあまり行けないので、こういう時に・・・と思ってウキウキとまとめて立ち読みしてたら、妹から電話が。 「あ、姉ちゃん、今どこ?」 「今?○○の本屋で立ち読みしてる」 「あ、やっぱり」 「は?」 「いや、今そこの駐車場で車停めたら、正面になんか見覚えのある車がいたからさ〜。中にいるのかな?と思って(笑)」
そーゆー時は電話しないで店内に入って来い(爆)
仕事用にCDを借りて、またダビングしてもらいにうちに来ようかなと思ってたとこだったと言うので、そのまま2台連なってうちへ。まったりおしゃべりして、夕方私が出かける時に一緒に出てきました。
最近こんな感じで妹がよくうちに来るんだけど、次郎君はその話を聞く度に 「お前ら仲いいよな〜」 と感心したように言います。そうかなー。普通だと思うんだけど。 「俺が兄貴と飲んだりするようになったのって、2人とも30超えてからだもん」 って・・・・ん〜やっぱり兄弟と姉妹って違うのかな。うちは2人とも大学生になった頃から、姉妹っつーより友達みたいな感じになってきてるんだよね。最近は特に、妹が仕事で使ういろんなBGMを探してて、でも妹のコンポが壊れててCD→MDのダビングができないからそのためにうちに来るってのも多いんだけど(^^;
お義兄さんは20歳ぐらいの時に最初の結婚をして家を出てるので、次郎君が高校生ぐらいの頃からすでに一緒に住んでないんだよね。そういうのも関係あるのかも。
夕方からは、久々にサヤカとアヤノと3人でご飯。私はそれぞれには時々会ってるんだけど、3人で集まるのはかなり久しぶり。事前にメールであれこれ相談した結果、私とサヤカがちょっと前から気になってた中華料理の店に行ってみることにしてました。近所のホームセンターの駐車場で待ち合わせて、3台連なってGO。(誰かの1台にまとまって行くか?という案ももちろん出たんだけど、帰りの事を考えると各自の車で行った方が良かろうという事になったのだよ)
結果から言うと、この店も当たりでした♪ちょっとテーブルが狭かったような気がしなくもないけど、料理はどれもおいしかったし店の雰囲気もこじんまりしてていい感じ。お値段も手頃。
アヤノは結婚4年目で一児の母、私は結婚10ヶ月で妊婦、サヤカは独身。三人三様に状況は違えど、だからって会って話してて違和感はないんですよ。ある程度の年になると、独身組と既婚組で自然と別れちゃう・・・なんて話も聞くけど(そして周りの友達を見てると本当にそういう部分はあるんだけど)、だからこそこんなふうに独身とか既婚とか子持ちとか子ナシとかに関係なく楽しく過ごせる友達って貴重だと思う。
年末にベトナムに行って楽しかった話とか、最近歯のホワイトニング始めたんだ〜とか、最近定期的にエステに行くようになったらやっぱり肌の調子が違う〜とか、独身である事を楽しんでるサヤカの話はやっぱりうらやましいと思うのも正直な気持ち。金銭面だけでなく、自分のために使える時間というのはやっぱり結婚したら多少は制限されてしまう部分はあるもんね。
でもその反面、だからって結婚しなければ良かったとは今のとこ思ってないし、サヤカが 「ん〜でも、やっぱり家に帰っても真っ暗で1人ってのを寂しいと思う事もあるよ。2人が“うちの旦那が”って話してると、大変そうだけど楽しそうだな〜とも思うし」 と言う気持ちもわかるような気はする。
結局(こないだの日記にも書いたけど)、お互いに『隣の芝生』ってやつなんだろうね〜・・・となんだかしみじみ。ない物ねだりって言うか、それぞれに持っているものとなくしてしまったものとがあるんだ。
アヤノは元々は働いてたんだけど、子供(女の子・2歳)にちょっと大きな持病があるのでその世話に専念するために結局仕事を辞めたんだよね。(と言うか、その状態の子供を預かってくれる保育所はないの) するといわゆるママ友とか、同じように病気の子供を抱えたお母さんとかしか接する機会がないらしく、 「なんか、独身の友達とか子供がいない友達とかと久しぶりに話した気がする」 なんて言ってました。 「子供がメインの話題じゃない人と話すの久しぶり」 って。
「最初から専業主婦だった人はそうじゃないみたいなんだけど、私みたいに最初は働いてたけど途中で辞めて専業になった主婦って、すっごい罪悪感感じるのよ。罪悪感っていうか・・・・ものすごく“養ってもらってます”感が強くなる。前は、私だって同じぐらい稼いでるもんっていう感じで好きな物買ったり遊びに行ったりもできたんだけど、なんか最近は何するにしても“すいません、お世話になります”って感じでさ。前は仕事して帰ってきて家事やって・・・ってのが当たり前だったから、家事だけでいいってなっちゃうと自分だけがラクしてるような気分になっちゃうんだよね。子供のために一番いいと思って決めた事だから後悔はしてないけど、なんか時々悲しくなる」
・・・・家庭それぞれなんだなぁ。
同じように専業主婦で育児中の友達と会うと、子供の事か、ヘタするとテレビの事とかしか話題がなかったりするんだって。 「専業主婦って世界が狭くなるって本当だな〜と思う。今日2人と会って話せていい刺激になったよ」 って・・・・あの、なんか切なくなるんでそういう事言わないで(--;
サヤカはその後街に踊りに行く(と言ってもクラブとかでなくサルサ。スペイン料理の店で週末になるとサルサパーティーをやってる店があるのだ)と言ってたので、じゃぁアヤノと2人で久々にカラオケでも行く?なんて話もしてたんだけど、途中でアヤノのお母さんから 「姫(預けてた子供)がなんか機嫌悪くて、ぐずっちゃって結局ご飯もあまり食べないまま寝ちゃったよ」 という電話が来たので食事だけで解散する事に。姫は呼吸器系の持病があるので、長時間泣いたりして体力消耗すると危険なんだよね。
10時半過ぎぐらいに帰宅したら、次郎君はもうご飯を食べ終えてコタツでうとうとしてました。今日行ったお店もおいしかったから、そのうち一緒に行こうね♪なんて話をして、今日の検診結果の報告。
次郎君はやっぱり子供の性別は聞きたくないと言うので、生まれるまで伏せとく事に。いかにも“女の子”な服とか買ったりもらったりしたら、実家に預けて隠しておかなきゃいけません(苦笑)
でも女の子だって言われた時って、たまに外れる事あるらしいからな〜。ピンクの服とかもらっちゃって意外と男の子だったらどうしよう(^^;
2006年03月01日(水) |
うちだってよそから見たら「隣の芝生」 |
朝から、うちの会社ではラジオ体操をします。その中の、上半身を大きく後ろに反らす動きの時に、私の近くで体操してたおじさんが一言。
「イナバウアー!」
・・・・誰かがそのうちやるだろうと思ってはいたけど、予想外のタイミングで予想外の人にやられたもんだからツボにはまってしまい、しばらく笑いが止まりませんでした(笑)
私が1人でウケまくってたので、おじさん嬉しそうでした(苦笑)
・・・・・・・・・・・営業所って(支社に比べて)のどかでいいなぁ・・・・・。(←最初に異動の話を聞いた時の憂鬱がウソのようだ)
さてさて、話は変わりますが。
最近ふと思ったのですが、次郎君て意外と優しいのかもしれない。
いきなりなんだ、と思われるかもしれませんが。ここ最近、自分と同じような状況(つまり妊婦さん)の日記をいくつか読んでるんですが、結構どこの旦那さんも他人事っつーか、意外と酷い対応してるんですね。
つわりでキッチンに立つのが辛くて、旦那さんが食べたがったキャベツの千切りを仕方なくパックで買ってきたら『そんな無駄遣いするな』と怒られたとか。 ↓ その体調で買い物に行くだけでも頑張ったのに、なんて事言いやがる。
旦那さんのタバコのにおいが気になったので『お風呂に入ってきてよ』と言っても無視されたとか。 ↓ タバコのにおいだけじゃなくて、せっかくお風呂沸かしたのに入ってもらえなかった事も辛いだろう。しかもつわりできついのを我慢してお風呂沸かしたのに。
頑張ってご飯とお味噌汁だけ用意して『ごめん、後は自分でやって』と言ったら『どれだけ自分でやらないといけないんだよ』と不満を言われ、結局つわりの吐き気をこらえながらキッチンに立ったとか。 ↓ どのぐらい辛いのか結局アンタにはわからないんだから、せめて気を使え。
休みの日はずーっとテレビゲーム三昧で、つわりで辛いこっちを気遣うどころかそもそも構ってくれないとか。 ↓ 四六時中心配されても鬱陶しいが、ちょっとは心配してほしい。半分はお前の子だろうが。
なんかそういういろんな話を聞く(読む)につれて、ん?意外と次郎君は優しい方なのかもしれない・・と思うようになってきたわけです。
つわりがピークに辛かった時期は、毎日仕事帰りに電話をくれて 「今日夕飯作れた?何か買ってくるものあるか?」 と聞いてくれたし。 ↓ 一番しんどかった時期は、日替わりで食べたい物がピンポイントだったので(卵サンドが食べたい、とかコンビニの昆布のおにぎりが食べたい、とかバニラアイスが食べたい、とか)これはすごくありがたかった。
家事がどれだけほったらかしになっても文句言わなかったし。 ↓ これ、その当時は『ちょっとぐらい代わりにやってくれてもいいのに』と思ったんだけど、さっき挙げたような話を聞いちゃうと無理してでもやれと要求されなかった分マシだったのかな、と。1回だけだったけど洗い物をしてくれた事もあったし、洗濯物たたんでなくても乾いてさえいればそこから自分で取ってくれたし。
ご飯全然作れなくてコンビニやレトルトが続いても文句言われなかったし。 ↓ 基本的に、コンビにもレトルトもカップ麺も好きらしい。無理して作らなくてもいい・・というのは、非常に精神的にラクだった。
毎日パジャマですっぴんでよれよれでも気にしなかったし。 ↓ 女としてそれはどうかと自分でも思っちゃいたけど、はっきり言ってそんなとこに気を使うエネルギーがなかったのだ。
基本的にものぐさだったりはするんですよ。次郎君は夕飯前に必ず晩酌するんですけど、アルコールが入っちゃうと絶対自分では動かなくなるんですね。コップに氷を入れるだけでも、ご飯やおかずをよそうだけでも、絶対私に頼むの。(正直、そのぐらい自分でやれと思う時もあるんだけど、実家のお父さんもそうだったのでなんとなく不満に思いつつも慣れてるんですよね、そういう状況に。気に入らないけどしょうがない、男の人ってそういうもんなんだっていう変な刷り込みができている←もちろん、そうじゃない男性もいるって事はわかってるんだけどね)
でも、飲む前だったら意外と(頼めば)手伝ってくれたりもするの。次郎君が帰ってきた時にまだお風呂ができてなくても 「ごめん、まだなの。お願い」 と言えば(多少不満を言う事はあっても)風呂掃除してくれるし。
朝から起きれなくて洗濯物を干しそびれても、次郎君の方が家を出るまで余裕がある時は自分から 「今日はゆっくりでいいから干しといてやるよ」 とか言ってくれるし。結果的に朝からは干せなくて夕方帰ってから室内干ししても、別に気にしないみたいだし。(←と言うかこの場合、私がいつ干してるのかあまり気にしてないようだ)
時々友達とご飯食べに行く時も、わざわざ用意してあげなくても自分でコンビニでおつまみとご飯と買ってきて適当に済ませてくれるし。そして別に文句も言わないし。
たまに意見が食い違う事があっても、それでケンカになったりとかしないしな。キレて暴言吐かれた事とかないし。(それ以前に、大声で怒鳴られたりとかした事もない)
そういえば、前にこんな事も。
ある日、私が何やらコタツで書き物をしてた時、突然次郎君が 「・・・それはないな」 と呟いたんです。 「は?何が?」 と聞いたら、私の筆箱を指差して、 「それだけはない」 と。何の事だよと思って次郎君が指差す場所を見ると、私の筆箱の中に1枚のカードが。去年、組合関係の行事でとある講習会に参加した時にもらってきたカードなんですが、 『配偶者や恋人の暴力に悩んでいませんか?1人で悩まずに相談してください。周囲にそういう人がいたら教えてあげてください』 という、DV対策関連の案内カードだったんです。 「お前殴っても、俺の価値が下がるだけで1円の得にもならん。それだけはありえないな」 と。ついでに聞いてみたら、過去の彼女まで遡っても女性に手を挙げたことは1度もないそうです。
ポリシーとして、絶対に女性は殴らないと決めているらしい。腕力ではどうやっても自分の方が上なのに、その腕力に頼らないといけないような状況になってしまうのはよっぽど自分が情けないからだろう、と。
ちなみに、女性が男性を殴るのはアリらしい。今のとこ殴られた事はもちろん殴った事もないけど(苦笑)そういう考えを聞いてなぜかちょっと安心したのは事実。古風といえば古風かもしれないけど、そういう“男らしさ”はいいもんだと思ったなぁ。
そりゃーね。
休日の昼は旦那さんがちゃちゃっとご飯作ってくれたとか、仕事で夜遅く帰ったらご飯作ってくれてたとか、洗濯物は自分の分は自分でたたんでしまってくれるとか、そういう話を聞くと 「いいな〜。うちはまだまだだな〜」 とは思いますが、でも積極的にやってはくれないけど、代わりに別段文句も言われないっていうのはそれだけで結構ありがたい事だよなぁ・・・と思うわけです。
何がムカつくって、自分では全然やらないくせに文句だけは言うってのが一番ムカつくじゃないですか、やっぱり。
特に料理に関しては 「自分ではできない事なんだから、やってくれるだけでもありがたい」 と思ってはいるようで(お義母さんの教育のおかげか)、料理に注文つける事はあっても、たまに作らなくても不満は絶対言わないんですね。
時々私がやる気が出なくて 「今日は作りたくないから食べに行こう」 とか言っても 「ん?いいよ」 とアッサリしたもんですよ。(ただし、その場合は私がおごらなきゃいけないんだけど)
私のお腹が大きくなってきたらようやく次郎君も実感がわいたようで、最近は前より大事にしてくれてるような気もするしね。妊娠初期に旦那さんが他人事のようにしてるのって、目に見える変化がないから実感がないだけなんだろうな〜。
マメに家事を手伝ってくれたり、記念日は欠かさずプレゼントをくれたりっていうような、私が夢見てた(笑)種類の優しさではないけど、案外優しい人みたい。
・・・・・・・・・・・と、最近思えるようになりました。
「もうちょっとマメに掃除しようよ」 と次郎君が言います。
「もう、いつもいつもコタツで寝ないでよ」 と私が言います。
お互いに不満を持ちつつ、それを互いに伝えて改善するよう努力したりしつつ、ちょっとずつ2人ともが望む形に近づいていくのかなぁ、と。そうやって、居心地のいい夫婦になってけたらいいなぁ、と。
頑張ろう。うん。
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