金色の夢を、ずっと見てる

2005年06月23日(木) ちょっと浮上・・・かな?

昨日のどんよりを引きずってて、まっすぐ帰りたくなかったので(というか、まっすぐ帰って次郎君の帰宅に間に合うようにご飯を作ってあげなきゃあぁでも今日もまたおいしいよとは言ってもらえないのかな・・・と思ったら無性に悔しくなったので)帰りに本屋に寄り道。いいさいいさ。カップ麺もいくつかあったし、それがイヤだと言われたら手抜きでも文句言うなと釘を刺してから何か作ってあげるさ。

いくつか立ち読みして、文庫とコミックを1冊づつ買って、さらにレンタルコミックの店にも寄る。新刊を物色して、いろんな人が漫画化してる『電車男』を2作と、他にも新作をいくつか。『電車男』は私が知ってるだけで青年誌で3作、少女誌で1作漫画化されてるけど、個人的には青年誌の中の原秀則さん(だったかな)って人が描いてる奴が一番好きかな。もう1作の青年誌バージョン(作者名忘れた)はちょっと青年誌にしては絵がかわいい系で、それはそれで嫌いじゃないけどちょっとリアリティに欠けるというか。もう1作の青年誌バージョンは、絵があきらかに好みじゃなかったので読んでない。

少女漫画バージョンは・・・・・他の作品も読んだ事ある作者だったんだけど、無理やりコミック1冊に収めようとしてちょっと無理しちゃった感がありあり。それに少女漫画の絵だと、どうしても男性がある程度のレベルを保ってしまう。最初から
「これ、身なりをちゃんとしたらそこそこイケメンにできるんちゃう?」
みたいな容姿なんだもん。それじゃつまんない。(そう言いながらも読んだけど)


2軒寄り道してたら7時になったので、とりあえず次郎君に電話。
「今どこ?」
「あ、もう家にいるよ」
「え、そうなの?じゃぁご飯どうしようか。今から帰るから、帰って作ってたら結構遅い時間になっちゃうよ。何か買って帰ろうか?」
「いや〜俺もまだあれこれしてるし、そんなに腹も減ってないから大丈夫だよ」
「じゃぁ帰ってから作るよ(なんだよ、やっぱり私が作るのか)・・・っつーかなんか後ろで子供の声がするんだけど?」
「あぁ、今来てるもん」





え。





電話の向こうでお義母さんの笑い声も聞こえたので、多分お義母さんが甥っ子2人(次郎君の妹さんの子供)を連れて来てるんだろうけど・・・

「な、なんで?」
「ナスビ持って来た」

ナスかぁ・・・・私食べれないんだけど。

まぁお義母さんが来てると聞いたらさすがにお弁当買って帰るねってわけにもいかず、
「ひき肉があったから、それで味噌炒めにしてあげようかな〜前に居酒屋で食べたそういうのをおいしいって言ってたし。でもあれって生のナスを炒めていいのかな。先に素揚げとかした方がいいのか?」
とか
「あぁしまった、畳んでない洗濯物が散らかってる。見られたかな〜。台所は・・・・今朝使ったグラスがあるぐらいだよね。昨日ちゃんと生ゴミも捨ててシンクも磨いたし、よかった、そこそこキレイだ。・・・・・・あ、昨日のカレーの鍋は水に浸けたままなんだっけ。しまった」
とか
「いやその前にテーブルの上が散らかってなかったか?やべー」
とかあれこれ考えながら帰宅。


あら、そしたら次郎君もお義母さんも甥っ子達も外にいるじゃないですか。どうやら、次郎君が帰ってきて外で仕事をしてた所にお義母さん達が来て、そのまましゃべってたらしい。あぁよかった。家の中は見られてないのかな?

お義母さんが
「これ沢山もらったから持って来たのよ」
と渡してくれたのは・・・・・・アサリと豆腐。え、ナスは?







もしかして私、ナスビとアサリを聞き間違えた?








・・・・・・・・・・・・・真ん中がサ行だって事しか一緒じゃないのに_| ̄|○




たまたま私が会社の人からもらってきてたとうもろこし(本当は商品として出荷する予定だったという、とっても立派な皮付きの生のとうもろこし)が6本もあったので、それをお返しに4本お義母さんに。もらったはいいけど、2人で6本も食えないだろうと気になってたのでちょうど良かったわ。甥っ子達が2人とも大好きらしいので、喜んでもらえて一安心。


原付に3人乗りで帰っていくお義母さん達を見送って家の中へ。お義母さん、車の免許持ってないんですよ。今は甥っ子が小学校2年生と4年生だから可能だけど、これ以上大きくなったら3人乗りは無理だろうなぁ。(←その前に違法です)



ナスじゃなかったのでちょっと予定が狂いつつも、もらったアサリをバター焼きにして、冷凍の牛細切れ肉で牛とじ丼を作る。ついでにもらった豆腐をお味噌汁に。今日はもうこれだけでいいや。


しかしここでまた痛いミス。冷凍してた牛肉を解凍しようとレンジに入れたら過熱しすぎて、レンジだけでほとんど熱が通っちゃった(**; お下地で煮ても肉に味がつかない・・・・味が付くまで煮ようと思ったら煮すぎて肉が固くなっちゃう事は間違いないし。あーもーやっぱりやる気がない時ほどこういう失敗しちゃうなぁ。


自分的にはイマイチな出来の牛とじ丼だったんだけど、昨日の事でなにかしら思うところがあったのでしょうか。次郎君は特に不満も言わずに全部たいらげて、
「ごちそうさま。うまかったよ」
と言ってくれました。正直、自分で今日のはイマイチだった自覚があるのでそう言われても素直に喜べず
「・・・・それは良かった」
という我ながらかわいげのないリアクションしかできなかったのですが、ちょっと気持ちはラクになりました。


というわけでReikoさん、咲良@新婚1ヶ月と10日、頑張ります。とりあえず、料理以外の事なら(アルコールが入ってなければ)手伝ってくれるんですよねぇ。今日も私が夕飯作ってる間に、ほったらかしだった洗濯物を畳んでくれたし。料理の腕も磨きつつ、地道に躾をしてみます(笑)


あ、そうそう、先日の父の日にお義父さんに贈った缶ビール1ケース。喜んで頂けたようです。お義母さんが
「うちではあーゆー行事って定着してないから、今まで1回ももらった事なかったのよ〜。すごく喜んで飲んでたよ!」
と言ってました。あぁよかった。

なんせ何が喜んでもらえるかどうかわからないので、実はほとんど悩まずに
「ビールでいっか〜」
と決めたものだったんで・・・・まぁ無難というか、ね。下手に趣味の合わない手元に残るものをあげるよりも、そういう消え物の方が安全かな〜と。


・・・・・・・・・・・お中元ってやっぱり贈った方がいいのかな。



2005年06月22日(水) もうやだ。

『愛のエプロン SP』を見てたんですよ。そしたら話の流れで
「次郎君ってなかなかおいしいって言ってくれないよね」
という話になりました。

言ってくれないんですよ。食べて育ってきた物が違うんだから味覚も違って当たり前・・・と思ってはいるんですが、私がイヤなのは次郎君の感想の述べ方。



「まずくはないよ」
って言うんです。彼は。


確かに、たまには自分でも
「あーこれちょっと失敗だったかな〜」
「ん〜これはイマイチだな〜」

とか思うものがあります。でも基本的に、下手じゃないと思うの。それこそ『愛エプ』で出てくるような、あきらかに“まずい”って言われちゃうレベルじゃないって自信はある。


でも
「まずくはない」


これって
「まずくはないけど、特においしくもない」
って言われてるような気がするんだけど考え過ぎですか?


あまりに気に障ったのでストレートに
「そういう意味なの?」
と聞いたらそうじゃないらしい。

「だってほら、お互いにおいしいと思うポイントが違うじゃない。お前はこれはおいしいと思って作ってるんだろうけど、俺がおいしいと思うものとちょっと違う時もある、って事だよ。まずいと思ったことは1回もないぞ?」



・・・・・・なんかフォローされればされる程むかむかしてきて。



ちなみに今日のメニューは昨日のカレーがあったのでそれと、そのままじゃあんまりかなぁと思ったのでから揚げをしたんですが、そのから揚げについても
「カレーに入れるにはちょうどいい。でもこれだけをご飯のおかずにするとなったら、多分塩胡椒をかける」
「それ、から揚げの味じゃなくて塩胡椒の味にならない?」
「その味が好きなんだもん」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハッキリ言って、やる気なくしましたね。


ちゃんと下味付けてるんですよ。すりおろした生姜と醤油に浸け込んで揚げてるんだから。私的には充分合格点の味なの。っていうか、うちのから揚げはこれなの。



なんか話せば話すほどうんざりしてきちゃったんで、
「もういいよ」
と話を打ち切ってしばらく放置。なんだよ、結局どんなに頑張って作ったって満足しないんじゃん。




思うに、私と次郎君は『おいしい』という表現を使うレベルの幅が違うんだろうな。まぁわかりやすくMaxを100点として、私はその中で多分50点を超えてたら
「まずくはない」
60点を超えてれば
「まぁおいしいよ」
という表現をする。もちろん、60点から100点の間で
「まぁおいしいよ」
「わーおいしー」
「うまっっ!!」

とか、差は出ます。70点だったり95点だったりするから。

でも次郎君は、
「まずくはない」
が出てくるのが70点以上で、
「おいしい」
が出てくるのが90点以上・・・みたいな感じ。『おいしい』という表現を使うレンジがすごく狭いの。



人って、けなされてムキになって頑張るタイプと、褒められて調子に乗って頑張るタイプといると思うんですけど、私はあからさまに後者なの。料理がまずいと言われたら、そこでムキになって
「ちきしょー絶対おいしいって言わせてみせる〜!!」
とはならずに
「あぁだったらいいよ、無理して食べなくて。好きな物買ってきて食えば?」
ってなる。


今日はもうそりゃー見事に私のやる気を削いでくれました。なんだかんだ言ってこの人は私が作ったものを食べるしかないんだと思うから、しょうがないから作るけど、今までみたいに『おいしいって言ってもらいたい』とか頑張る気には(今は)なれないです。もう自分が好きな物を好きな味で作るわ。それで不満ならコンビニでもホカ弁でも買ってきて。



そうやって1人でイライラしてたら、いつもならテレビを見ながらくっついてくる私が今日は来ないので、異変を感じたんでしょうね。珍しく次郎君から寄ってきました。

座椅子に座ってる私を横から抱きしめるようにして
「何拗ねてんの」
「・・・・・・別に拗ねてるんじゃないよ」
「じゃぁ怒ってる」
「怒ってもいません。ただやる気なくしただけ」
「なんで。別にまずいとは言ってないじゃん」
「でもおいしいとも言わないじゃん」
「今日のカレーはうまかったよ」
「・・・・・・・カレーってよっぽどの事がない限り誰が作ってもそこそこおいしくなるよね」(しかも今日のカレーは昨日の残りだし)

本当に、拗ねてたわけじゃなくて本気でうんざりしてたの。仕事が終わって、急いで(時には買い物して)帰って、一息つく間もなく作り始めて、お風呂上りの次郎君にビールやらなんやら出してあげてからやっと自分も座って食べられる・・・・ていう状況で、出した物に対するコメントが
「まずくはない」


・・・・・・・・・・・・はーもうやだ。今までは、メニュー考えるのは大変だけど作るのは好き、なんて思ってたんだけど、明日から作るのもイヤになりそうだ。

そう何もかも相手の好みに合わせて作る事なんてできるわけないし。第一次郎君の好みに合わせようにも、どんな味が好きなのかさっぱりわからないし。



結局そうやって話してるうちに、どうやっても今日は私の機嫌はなおらないと悟ったのか、10時過ぎに次郎君は先に就寝。私は『anego』の最終回を見て、明日のお弁当を作って、食器類を洗って、お風呂に入る。それからやっと本を読んだりする時間が持てた。




なんかイライラするんだよね。ぶっちゃけ
「手伝わないんなら文句言うな」
と。いや別に文句を言われたわけじゃないんだけど、作ってもらった身分で注文つけるな、っつーか。そんなに言うんだったら最初から自分の好きな味で何もかも作れば?と。


世の既婚女性はこういう事あんまり思わないのかな。旦那様がおいしいって言ってくれるように頑張ろうとか思うのが普通なのかな。



今日の夕飯
・カレー
(昨日の残り。でもまったく一緒じゃあんまりかなと思ったので、次郎君の好きなエノキとシメジを混ぜてみた。でもこれに関してノーコメントだったって事は、もしかして気付いてないのか?)
・鶏のから揚げ
(生姜醤油に浸け込んで揚げた。私的には充分おいしかったんですけど)
・海鮮の味噌炒め
(味付けされてあとは炒めるだけ、の状態で売ってあった物。これは確かにちょっとイマイチだったかな〜)
・サラダ
・カンパチのお刺身
(スーパーで見たらどうしても食べたくなった)



2005年06月21日(火) カレーの副菜って何がある?

最近やたら眠いんだけどなんでだろう。仕事中はともかく(いや本当はまずいんだけど)、行き帰りの運転中に眠くなるのはどうにかならないもんだろうか(苦笑)死ぬぞ。

買い物して帰ろうかと思ったんだけど、よく考えたら今日の夕飯は家にある物で間に合いそうだったのでやめる。まっすぐ家に帰ったら、あれ、なぜか次郎君がいる。

今日は早く終わったんだって。
「よし遊ぼう!と思ってなんかおもしろそうなゲーム(PS2のソフト)買ってきたのに、帰ったらFAXで仕事の話来てるんだもん。結局仕事してた」
と言いながらも、私がお米を研いだりしてる間に終わったらしい。いそいそとソフトを持ってテレビの前に座る。

今日は、昨日やるはずだったコロッケ。ひき肉と玉ねぎのそぼろを混ぜたオーソドックスなのと、ゆで卵をみじん切りにしてマヨネーズで和えたものを混ぜた卵サラダっぽいのと、刻んだキャベツとミックスベジタブルとツナを混ぜた野菜コロッケ。3種類あればいいだろう。ついでに鶏のから揚げもしようかな?まずはジャガイモを茹でて〜



・・・・・・・・・・・とか手順を考えながら流し台の前でジャガイモを洗おうとしていた私に次郎君が声を掛けた。



「今日、カレー?」



・・・・・・・・・・・・え?


「は?」
「今日。カレー?」
「・・・いや、今日はコロッケを作ろうかと思ってるんだけど・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・カレーが食べたいの?」
「(無言で頷く)」
「・・・・・カレーにしようか?」
「うん♪」





そういえばこないだ痛恨のシチューを作った時
「どうせ2回目出てくるならカレーがよかったな〜」
「じゃぁ来週ね」
という会話を交わした記憶が。

まぁカレーが作れる材料は揃ってるし・・・・滅多にリクエストしない人のたまの希望だからなぁ。いいか。




メニュー変更ですわ。コロッケはいつになったら食べれる事やら。しかし次にカレー作るときはビーフかポークで作ってあげようと思ってたのに。チキンしか冷凍してないよ。

※次郎君ちの食卓には牛肉と豚肉は出ません。なぜなら、お義父さんが鶏肉以外にはアレルギーがでてしまうため。実は私達が結婚してからもすでに1度救急車で運ばれている。牛肉・豚肉そのものじゃなくても、例えばとんこつスープでもダメなのだ。だから外食やお弁当にはとっても気を使う。


どうやら、次郎君てとってもカレーが好きみたい。うちで作るのはまだ2回目なんだけど、私がお弁当を作ってない日のうちの5回に1回ぐらいのペースで昼食にカレーを食べてるらしい。でもまだ家でも食べたいのか。


次郎君のおつまみに何を作ろうかなー。さすがにカレーはおつまみにはならないだろうし、冷凍の海老があるから焼くか。でも中華風は今日のお弁当に入れてたメニューとかぶるし、塩胡椒とかバターで炒めるにも他に一緒に炒められるような物がない。シンプルに塩焼き?いやいやただでさえ塩分過多の可能性がある人にそれはどうだ。かと言って冷食のから揚げとかも・・・いや私は好きなんだけど、それをおつまみとして食卓に乗せる事に激しく抵抗感。


迷った挙句本人に聞いたら
「目玉焼きでいいよ?」
・・・・・・・・こういうとこは(ある意味)手のかからない人だ。



しかしここ最近の日記を読み返して思うんだが。

見事に内容が家の中の事に偏ってる。結婚前も、デートした日はその話だけだったけど、結婚したら毎日その状態なんだもんなぁ。仕事中に日記に書きたくなるような事も最近起こってないし。仕事が終わったら家に帰ってご飯の支度して・・・っていう生活してると、『日常』を書こうとするとどうしても『家の中』の話になっちゃうのね。



なんかそれはちょっとつまらないと感じてしまうなぁ。





今日の夕飯
・カレー
(賞味期限を2日過ぎてる牛乳があったので入れてみた。なるほど、たしかに味がちょっとまろやかになった気がするよ>みなと)
・レタスサラダ
(切って炒めたウィンナーと炒り卵を乗せただけのシンプルサラダ。あ、ドレッシングがもうないや。買ってこなきゃ)
・枝豆
(昨日実家からもらった)
・目玉焼き
(次郎君のみ。目玉焼きにマヨネーズとケチャップを一緒にかける人って初めて見た・・・・)


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咲良 [MAIL]

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