夜は会社の飲み会でした。昨日までちょっと大掛かりな仕事があってて、それが無事終わった打ち上げです。
・・・・と言っても私はその仕事に全然関わってないので、誘われた時ちょっと迷ったんですけどね。でも考えてみたら、去年も同じ飲み会に誘われた時は確かテレビが見たくて断ってるんですよ(笑)なので今年は参加してみました。
職場のすぐ前のビジネスホテル1階の居酒屋。飲み放題のコースで頼んであったんだけど、最初のうちしばらく食べ物が出てくるのが遅くて。しかも最初にお刺身→次はいきなり茶碗蒸しですよ。茶碗蒸しって普通はもうちょっと後ろの方じゃない?まさかこれで終わりじゃないよね・・・・と言いつつしばらく待たされて、次の料理が出てきた時には全員がちょっとホッとしましたね(苦笑)
あいかわらず仕事の話メインの飲み会は1次会で切り上げて、帰ってきたら招待状作成の追い込み。今日、お母さんに頼んでお祝い用の切手を買って来てもらったんですよ。
そしたらうちから一番近い郵便局は簡易局なのでお祝い切手のストックがあまりなかったようで、返信ハガキ用の50円切手が足りませんでした。しかたない、明日にでも大きい郵便局に行って買ってこよう。
直接会って渡す人の中には、ハガキの切手はいらないわね♪という人もチラホラ。
その作業をしながらリナとチャット。気がつけばもう3時回ってるじゃん・・・・。明日は組合関係で昼からお出かけですわ。
| 2005年03月02日(水) |
講習自体はおもしろかったんだけど。 |
今日は会社主催の講習会でした。県警の人と、産業医の先生と、会社の保健師さんの講話。県内の全営業所から職員の実に8割が参加しての講習です。
企画自体は結構前から部長や課長が進めてるの知ってたけど、自分は電話番のために会社で留守番だと思ってたんですよ。そしたら1週間ほど前に課長から 「当日、お話して頂く人達の紹介をお願いしたいんですが」 と言われてビックリ。講師の略歴紹介をしてくれと言うのですよ。
え、私、留守番じゃないんですか?と言ったら 「いえ、参加でお願いします。一応総務の主催なので」 ・・・・・・・・・だったらもっと企画段階から説明しといてよ(--# ずっと部長と課長だけで相談して進めてきたくせに、いきなり私もスタッフみたいな扱いされても。
なんか腑に落ちないと思いつつも、断る理由もないので承諾。そしたらアナタ、昨日の話では 「司会は彼女にお願いしてますから」 って・・・・・司会!?聞いてないよ!?講師の略歴の紹介だけって言ったじゃん!
しかももらったのは本当に講師の略歴が書かれた紙だけで、スケジュールをもらったのさえ当日になってから。 「あのー、司会って事は、最初になんか一言ぐらい挨拶してから部長の開会挨拶の案内をして、それから最初の講話に入るわけですよね」 「そうですね」 「で、講話中の注意点とか昼食の休憩に入るときの説明とか、午後の開始の時とかにも何か言わなきゃいけないわけですよね」 「そうですね」 「・・・・・・・・・・そのあたりの原稿は」 「あ、お任せします」 「は!?」 「お任せしますよ。咲良さんの好きなようにやって下さい」
・・・・・・・・・・具体的に言うとですよ。
「それでは、時間になりましたので、始めさせて頂きます。皆様、本日は年度末で大変お忙しい中、多数のご参加を頂きありがとうございます。開催にあたっての注意点ですが、まずは、会場内は禁煙となっております。会場を出られて左側に喫煙コーナーがありますので、お煙草を座れる方はそちらでお願いいたします。次に、講話中は携帯電話やポケットベルは音が鳴らないようにマナーモードにして頂くよう、お願いいたします。 では、総務部長の○○より挨拶がございますので、よろしくお願いします」
これを、原稿ナシでやりましたよ。
「ではこれより昼食休憩に入ります。会場右手にお弁当とお茶の用意がございますので、各自でお取りください。午後の部は13時から始めますので、時間までに着席して頂くよう、ご協力をお願いします。それでは、お疲れ様でした」
これも、原稿ナシでやりましたよ。
あのさ。
一応、中学・高校と放送部にいました。だからできました。
でも、一般的にそういう経験のない女子事務員だったら、はっきり言ってかなり無謀だと思うのは私だけか!?
っつーか、講師の略歴の紹介だけ・・・とか言っといて、前日にいきなり司会とか言うなよ!
なんか体よく面倒なとこを押し付けられたような気がしてすっごく不愉快。
そして最後の挨拶だけは自分がやって 「準備期間が短かったものですから、内容的にはあまりご満足頂けなかったかと思うんですが」 って、それを講師をしてもらった人がいる前で言うな!内容に関しては講師の人に一任してただろうが!その言い方だとお願いしてやってもらった講習内容がつまらなかったみたいじゃないか!!
『準備期間が短かった』せいにして謝るなら、内容じゃなくて段取りの悪さだ。
どんな内容でやるのか全然わからないから、音響や照明の打ち合わせができなくて会場の人が困ってたじゃないか。
「プロジェクターを使われるんですよね。じゃぁステージ上の演台はない方がいいですか?」 「いや、最初はステージに上がられるかもしれないんですよね〜。その場になってみないとわからないんで、とりあえず置いておいて下さい」
「・・・・・どのタイミングで照明を落としたらいいですか?」 「それも、その時になってみないとわからないんですよ」
・・・・・・・・・主催として恥ずかしくないか?テーマは講師に任せるとしても、どんな段取りでやるのかぐらいは事前に打ち合わせするだろう、普通は。
あまりの手際の悪さに呆れ果てましたよ。こんなやっつけ仕事でよくまぁ無事に終わったもんだわ。
夕方、家に帰って母親と話してたら言われました。 「こないだのアレはちょっとなかったんじゃないの?」
・・・・・家族の顔合わせの食事会の席で、親戚の叔父さんに一言挨拶させてやる場があれば、と言った父親の言葉にじゃぁうちの側は来賓挨拶が2人?と母親が言った時に私が 「それはいや」 と即答した時の事です。
いやあれは、叔父さんに挨拶をもらうのがイヤだったんじゃなくて、来賓挨拶が2人になるのがイヤだって言ったんだよ。それでなくても双方から1人ずつ来賓の挨拶をもらった後に向こうのお父さんの詩吟が入る予定なんだから、そんな事したら乾杯までが長くてうんざりするじゃん。
と言ったら 「それはわかってるわよ。そうじゃなくて、あんなキツい言い方しなくても良かったんじゃないの?って事。○○子(←妹)も言ってたよ。“姉ちゃんもあんな席であんな言い方しなくてもいいのにね”って。向こうのお母さんが気を使ってたじゃないの」
なんだかんだと話してたら、段々煩わしくなってきて 「そういうのが面倒だから、本当は結婚なんてしたくなかったのよ」 と口走ってしまいました。 「じゃぁなんでする事にしたのよ?」 「次郎君がしたいって言うから。だったらしようかなって」 「自分でそう決めたんならちゃんとしなさいよ。結婚するって事は、そういう家族や親戚との付き合いも含めてって事なのよ?」
あれこれ話しているうちに、段々と“やっぱり私は結婚しない方がいいんじゃないだろうか”という気持ちになってきて、涙が出てきました。
今でさえ、自分の親戚との付き合いでさえ面倒だと思う私。なのに、次郎君ちは同じ市内とは言ってももうちょっと田舎の方なので、うちの辺りよりもっとそういった親戚付き合いや近所付き合いは密だと思われます。本当にやっていけるのか?
そういう付き合いを疎かにすることによって私が評判が悪くなるだけならともかく、それは次郎君の評価も落とす事になるんだ。それを本当にやっていけるのか?
泣き出した私を見て、母親が 「泣かないでよー。お母さんだって心配なのよ?アンタは自己中心的なとこがあるから・・・・でも、アンタもいい所だってあるのよ?そりゃお母さん達の子だもん。自慢できる所もいっぱいあるわよ。ただ、アンタは気が強いから、それで向こうの人とぶつかったりするんじゃないかって心配なのよ」 と言ったもんだからますます泣けてきて。
とりあえず部屋にあがって、1人であれこれ考えてたら本当に不安になってきちゃった。
・・・・・・・・次郎君は本当に私でいいんだろうか?
怖くて怖くて、声を聞きたいと思って電話したら留守電。コール音が鳴らずに留守電になったから、きっと話中なんだ。2回かけてもつながらなかったので、ここは既婚者に聞こうと思ってミヅキにかけてみた。
ちょうど夕飯時だよなーと思って 「今大丈夫?」 と聞いたらその一言で気付かれて 「どうしたの!?なんで泣いてるの?何かあった!?あ、何かあったから泣いてるのよね、どうしたの!?」 とものすごく心配されてしまった。
「・・・・・・マリッジブルーってやっぱりなった?」 と聞いたら 「あ〜・・・咲良にも来たか〜。うん、そりゃーあったよ。めちゃめちゃなったね。本当にこのまま結婚していいのかなーとか、この人でいいのかなーとか、いろいろ考えたよ〜。何度か言いそうになったもん、“やっぱりやめない?”って」 そう言って電話の向こうで大笑い。おいおい笑うとこか?と一瞬思ったものの、あまりに明るく笑い飛ばされちゃったのでなんか私まで笑えて来ちゃって 「やっぱりそうなのかなぁ」 とため息。
「大丈夫よ、咲良が選んだ人じゃない。大丈夫!」 力強く何度もそう言ってくれたおかげですこし気持ちがラクになりました。 「そういう時は、次郎さんと沢山話した方がいいよ。男の人って、そりゃーいくら咲良も働くとは言っても“俺が養っていかなきゃ”っていう心構えはあっても、そういう微妙なへこみには気付いてくれないんだよね。だからこっちから話さないとわかってもらえないし、平気なんだと思われちゃうよ。愚痴でもノロケでもなんでも聞くから、何かあったらいつでも電話しておいで」 ・・・・・・・ありがとう。
しばらく話を聞いてもらって電話を切ったら、次郎君から不在着信が入ってました。すぐかけなおす。
最初は“招待状いつできる?”なんて話をしてたのですが、しばらく話してるうちに私がまだ泣いてる事にすぐ気付かれて 「・・・どうした?」 と言われたらせっかく治まってた涙がまた出てきちゃいました。
「あのね」 「うん」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・本当に私でいいの?」 「お前・・・・今頃そういう事言うか?」 「だって・・・・・・」 「どうした?」 「・・・・・・・・・・自信ない・・・・」 「そりゃ・・・・最初からパーフェクトに自信がある人なんていないだろ」 「ワガママだし」 「それはお互い様」 「自己チューだし」 「俺も負けてないぞ」 「掃除も下手だよ」 「やれる方がやればいいだろ」 「気ぃ強いし」 「知ってるよ」 「寝起きも悪いよ」 「俺もだ」 「口うるさいし」 「そのぐらいの方が俺にはいいみたいよ」 「・・・・・・・・・・・本当に私でいいの?」 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・あのな?」 「うん」 「他の人でもいいんだったら、他の人にいってるよ。俺は、お前がいいと思ったからお前にいったの」 「・・・・うん」 「大丈夫だって。2人なんだから。大丈夫!」
泣き止まない私に何度も何度も『大丈夫だ』と言ってくれました。
『で』じゃなくて『が』
私が言ってほしかった事を言ってくれて、また泣けました。
少し話して、私が落ち着いてから切る。・・・・・・・・やっぱりこれっていわゆるマリッジブルーなのかな?
ご飯だよ、と呼ばれて階下に降りていったら、明らかについ今まで泣いてた顔の私を見てもお父さんが何も言わない・・・・お母さんが先に話してたんだろうな。
次郎君を選んだことに不安や迷いはないけど、次郎君がそれでいいのかなと不安になる事はしょっちゅうだ。ワガママで、自己チューで、掃除が下手で、気が強くて、寝起きが悪くて、口うるさくて、プライドばっかり高くて、後先考えなくて、言葉がキツくて、そのくせ自分に甘くて、根性なしで。
こんな私でも選んでくれたんだから、それに応えられるように頑張らないと。
考えてみたら、電話越しとはいえ次郎君の前で泣いたのって初めてだったんじゃないだろうか。心配させちゃったかな。でも、実はずっと不安だった事を聞けたのでちょっとよかった。頑張ろう。
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