| 2004年08月15日(日) |
残り物には福がある・・・・と言っても複雑。 |
さてさて、今日は次郎くんと花火デートの予定ですよ。
朝9時過ぎに目が覚めてぼーっとしてたらおかーさんからのメール。今日はお盆なので歩いて10分弱のところにあるおばーちゃんち(お父さんの実家)に親戚が集まるんだけど、そこに持っていこうと思ってたプリンが冷蔵庫に入ってるから、後で持ってきて・・・・と。
それって、私にもその親戚の集まりに来いって事ですか?
面倒だなーと思いつつも、鉢盛りとお寿司が取ってあると言うのでお昼ご飯がてら行ってきました。次郎くんとは午後から会う予定だったから、そのまま行けるように準備してGO。
おばーちゃんち(おばーちゃんもおじーちゃんももう死んじゃってるから、正確にはおじちゃんちとか言わなきゃいけないんだろうけど)に着いたらちょうど次郎くんから電話。1時間後に待ち合わせにして、適当におしゃべりしながらパクパク食べる。
5つか6つ年上のイトコのお姉ちゃんがいるんだけど、今回子連れで来てました。去年子供が産まれたとは聞いてたんだけど、見るのは初めてだったのでついじーっと見る。見慣れないおじさんやらおばさんやらが一杯いてただでさえいつもよりおとなしくなってたとこに、更に1人知らないお姉さん(←私の事ですが、何か?)が来たもんだからかなり興味を引かれたらしく、赤ちゃんもじーっと私を見る。
お父さんがものっっっっすごく嬉しそうにその子をあやしてたのがね・・・・・・早く孫とか欲しいのかな〜なんて思ったらちょっとプレッシャー。久しぶりにあったおばちゃんとかにも 「咲良ちゃんもはやくいい人見付けて、お父さん達に孫を抱かせてあげなきゃね〜」 なんて事を言われるし。激しく余計なお世話だが。
小1時間経った所で失礼して、次郎くんとの待ち合わせ場所へ向かう。今日行くのは、福岡との県境に近い山鹿市の花火大会です。
行きの車の中で、こないだののんちゃんの突然の結婚の話をしてた時に次郎くんがぽろっともらした言葉。 「結局、本気で言ったのって3回あったもんな〜」 ・・・・・・・つまりは『本気で結婚しようと言ったのが3回』って意味ですね。 「じゃぁ私で4人目なの?」 「いや、お前で3人目。だからお前の前に2回って事」 「・・・・・・・・・なんで前の2人の時はしなかったの?」 「最初は、22、3歳の時だったんだよ。で、ちょっともめた挙句に俺が半分切れたような感じで『じゃぁ結婚するか?』って言ったの。でもその時は彼女の方が『これからずっと今回の件をアナタに根に持たれるかと思うと耐えられない』みたいな事を言って、結局別れたんだよ」
その話、多分聞いた事ある。確かその彼女、浮気したんだよね。彼女の方は早く結婚したがってたのに、次郎くんは(まぁまだ若かったしね)まだしたくない・・・でうだうだしてるうちに彼女が浮気しちゃってケンカになって、彼女が 『だってアナタは全然結婚を考えてくれないじゃないの!』 みたいな感じで浮気の原因は次郎くんにあるような事を言ったから、次郎くんもカッとなって 『じゃぁ結婚するか!?』 て売り言葉に買い言葉みたいな感じで言っちゃったんじゃなかったっけ。でも結局彼女の方が 『もう私はあなたからの信用を完全に失ってしまったから、今後何かある度に疑われたり信じてもらえなかったりしそうで辛い。それに耐えられる自信がない。』 と言って別れる事にしたんだって。
・・・・・なんで彼氏の昔の恋の話を私がこんなに詳しく知ってるんだか(‐‐;
ちなみに2回目は、家がちょっと遠くだった彼女で、養子じゃなくてもいいけど自分の地元に来てくれる人がいい・・・と望んでいた彼女に対し、次男ではあるけどお兄さんが養子に行っちゃってるので事実上長男である次郎くん。どっちも譲れなくて、結局彼女の方が次郎くんに見切りをつけたような形だったらしい。
「なんでダメになった人に結婚しようなんて話が出たの?」 と何気なく聞いて、後で聞かなきゃよかったと激しく後悔した。
「・・・いや、そう言えば戻ってきてくれるかなぁと思ったから」
昔の恋愛の話しとはいえ、これほどハッキリと自分以外の女性に対する愛情を言葉にされて凹む私は弱いですか。
「3度目の正直、って感じだね」 なんて言ってとりあえず笑ってみせたけど、もし自分が今去って行ったらそんなふうに取り戻したいと望んでくれるだろうか、と考えてちょっと暗くなってしまいました。
ちなみにそれは30歳頃の話らしいから、多分私の前の彼女の事だろう。付き合った期間は短かったみたいだけど(8ヶ月ぐらいしか続かなかったって言ってた)、でもそれだけの期間で結婚しようと考えたんだ〜・・・って思うと益々暗くなりそうだったので止めました。
別に同時進行で付き合ってて、他の人に断わられたから私で妥協した・・・とかそんなんじゃないんだから。もう昔の話なんだし、私と付き合い出して結婚の話が出るまでが長かったのは、単に次郎くんの仕事が安定してなかったからであって(前の彼女と付き合ってた時期は会社勤めだったけど、私と付き合い出すちょっとまえにその会社がつぶれて、その結果独立して自営業になったんですよ、彼は)。考えてみれば、最初に付き合い出した時から、その言葉は聞いてたんですよ。 「仕事が自営でなんとか軌道に乗ったらいずれは結婚・・ってのも視野に入れて付き合いたい」 って言われてたんだもん。
・・・・・・・・・・・・と、自分に言い聞かせてみる。
なんでこんなに自分に自信がないのかなぁ、私は。
ちょろちょろと寄り道したりしながらドライブして、目的地に比較的近い所でホテルに入る。ここで私は浴衣に着替えるのです。ちゃんと持ってきたんだから。
全部屋に温泉が付いてるというホテル。以前から雑誌とかで見た事はあって気になってたんだけど、少し遠かったのと場所がよく分からなかったのとで来たことなかったんですよね。どこに入ろうか〜と考えてた時にたまたま看板を見付けたので行ってみました(^^)
部屋がメゾネットタイプでビックリ。1階にはテレビとスロットゲームと応接セットとバス・トイレがあって、螺旋階段で2階に登ったらベッドとここにもテレビと、ネット使い放題のパソコン!ラッキー♪とばかりにお風呂が溜まるのを待つ間、My登録してる日記を見たりして(笑)いいんです、次郎くんだってスロットで遊んでたもーん。
Hするのは2週間ぶり。時々ちょっとかわった体位をするぐらいで別に目新しい事はしてないのに、飽きないから不思議だなぁ。案外次郎くんは実は飽きてたりして(恐)
気持ちよくて、彼の名前を呼ぶ。『ん?』という顔で私を見るけど、なんて言ったらいいかわからなくて結局抱きしめてキスをする。もっと私を好きになって・・・と思いながら耳元で『いい・・・・・大好き』とささやくと、『あんまり言うなよ。イキそうになるから』と笑う。『ダメ・・・・まだいっちゃヤだ』そう言うと『あんまりコントロール効かないんだから』と苦笑してキスしてくれる。私の腰の下に腕を入れて抱きしめるようにして、私の体を少し持ち上げる。そうやって私の体を浮かせると気持ちいいって前に言ってた・・・あ、イキそうなのかな・・・・と思ったら『ごめん、やっぱ俺の負け』と言って激しく腰を動かし、私の名前を呼びながら私のお腹の上に出した。
一緒にテレビを見たりしてくっついたままゆったり過ごす。この時間が一番好き。
車が混むだろうから、ちょっと早めに着くように出よう。ってわけでお着替え開始。まずは髪をアップにして、ピンで留める。紺地に淡い色で花柄の入った浴衣に合わせて買った水色の髪止め。それから化粧をして、浴衣を着る。
帯はちょっとくすんだ柔らかい青とブルーグレーのリバーシブルの兵児帯。コントラストがハッキリしてる方がキレイかな・・・とブルーグレーを表にして結ぶ。でも兵児帯を結ぶのは実は初めてだったので3〜4回やり直してしまった(汗)
「出来たよ〜」 と出て行ったら 「じゃぁ精算するか」 って、おいおい、なんか言う事ないのか?顔を両手ではさんでぐいっとこっちを向かせて 「感想は?」 「・・・・・・・いいんじゃないですか?」 「それだけ〜!?」 「他に何を言うんだよ!」 「え〜だって年に1回か2回しか着ないんだよ?もうちょっとさぁ、かわいいよvとか言ってくれてもいいじゃん」 「じゃぁちょっと離れて立って、よく見せて」 トコトコと後ろに下がって全身を見せる。 「・・・・・・・似合わないタイプじゃないよな」 「だーかーら!なんでそういう言い方しか出来ないの!?」 「しょうがないだろ〜!俺はシャイなの!そういう言い方しか出来ないの!」
似合わないタイプじゃない、どころか。自分で言ってしまうけど、私かなり和服が似合うタイプなんですよ。振り袖にしても訪問着にしても浴衣にしても、和服を着て褒められなかったって事がないんだから。
でも次郎くんって滅多な事じゃ褒めてくれないんだよね。本人も言ってるけど、本当に照れるらしい。
でも褒めてくれた方が頑張れるんだけどな〜。気付いてくれた方がおしゃれにも気合いが入るんだけどな〜。
あーだこーだと言い合って、やっと 「似合う。かわいい」 と電報のようなほめ言葉をもらって(というか言わせて)出発。
花火会場の少し手前の有料駐車場に置いて、そこから歩き。下駄だからあんまり歩きたくないな〜と思ったんだけど、前にも山鹿の花火を見に来た事がある次郎くんの 「これ以上先に行ったら却って面倒だから」 という言葉を信じて駐車場決定。そしたら本当にそこから先だともう花火会場を過ぎた所にしか駐車場がなくて、そっちまで言ってたら帰りに一番人が多い所を車で通り抜けるはめになるとこだった。経験者の言葉は聞いとくもんだな(笑)
土手に座って花火を見たんだけど、下に敷く物が何もなかったのでちょっと困った。結局、私が場所をキープしてる間に次郎くんが屋台でいくつか買ってきて、ついでにビニール袋をもらってきてくれてそれに座る。次郎くんはジーンズだからどこにでも座れるけど、さすがに今日が初卸の浴衣で湿った土手に座る事はできませんですよ(‐‐;
花火は文句ナシにキレイでした。去年は別の花火大会を見に行ったんだけど、その時より打ち上げ場所に近い所で見れたのできっちり全体が見えたの。ちょっと離れた場所になると、仕掛け花火が見えなかったりするじゃない?でも今日は打ち上げてる所の真っ正面からみてたからバッチリ!満喫しました♪
帰りにまたあれこれしゃべってて、今度は子供の話し。できれば2〜3人欲しいね、なんて話してて(次郎くんは自分が3人兄弟で育って楽しかったから3人欲しいと言う。私は自分が2人姉妹で育って楽しかったので2人でいいと思う。どっちもどっちか) 「でもまぁ、うちもお前んちも、かわいがってくれそうだから助かるよな」 なんて事を言ってて。 「・・・・でも、あんまり楽しみにされるのもプレッシャーだよな」 と次郎くんが呟いたのでちょっと安心。よかった、不安なのは私だけじゃなかったんだ。
夕飯に何を食べたい?と聞かれて 「ん〜・・なんかアッサリしたもんでいいな」 と答えたら 「アッサリしたものねぇ・・・カレー?」 と言われて驚愕(笑)なんで『アッサリしたもの』でカレー!? 「いや、今カレーが食べたいなぁと思ったから」 ・・・・・結局自分が食べたい物じゃん(苦笑)
まぁそんなわけでカレーを食べて帰りました。次に会うのは明後日・・・・・・・私が次郎くんのご両親に挨拶に行く日です(><)しかも、なぜか結婚して家を出ているお兄さんまでその日は帰ってくるらしい。ご両親・妹さん・その子ども2人・お兄さん、家族総出でお待ちだそうで・・・・(汗)うわ〜ん(><)
| 2004年08月14日(土) |
「帯ギュ」で柔道のルールを覚えたんだけど(笑) |
午後から美容室へ。髪の根元が大分黒くなっちゃってプリンになりつつあったのでキレイにしてきました。・・・・・・・・・・と言いつつ、実は火曜日の『次郎くんのご両親にご挨拶』に備えて少しでも身綺麗にしておこうという悪あがきなのは内緒です。 ←こんなとこでバラしといて内緒も何もあるかい。
かれこれ7〜8年お世話になり続けている美容師Y下さん。こないだ妹が髪を切りに行った時にメールしてきたんですよ。 「今日、髪を切ってきたよ。えっらいサラサラのツヤツヤにしてくれたvで、ついでに姉ちゃんの結婚話もばらしてきた(ニヤリ)すっごいビックリしてたよ」 ばらしたんかい!!
近いうちに行って自分で話そうと思ってたのに〜・・・。
っつーわけで、行ったらまず最初に 「おめでとう♪」 と言われました(^^;
今回のカラーはチェリーピンク。室内で見ると普通にちょっと赤っぽい焦げ茶色ぐらいなんだけど、お日様の下で見るとそりゃーもうあからさまにピンクっぽい赤。でもどうせすぐこのピンクっぽい色は抜けて、普通の茶色になっちゃうんですけどね。
Y下さんも式には呼ぶつもりなので、そう伝えたらすごく喜んでくれました。どうやらY下さんも近々そうなるかも・・・・という状況らしく、これまたビックリ。まだ今の彼と付き合い出して2ヶ月ぐらいなんだけど、いずれは・・・というつもりで親に紹介したりしてるらしいです。
美容室が終わったら近くのショッピングモールへ。次郎くんちに行く時に手土産に何を持っていこうかと散々悩んだ結果、果物にしようと思いまして。その下見に行ったわけです。見てみたら、桃とか梨とか、何種類かの果物の詰め合わせが2000〜3000円であったのでそれにしようかな。あと子供用にケーキをいくつか買っていけばいいだろう。(妹さんとその子供2人が同居してるので)
そして、今日初めて、ネイルサロンに行ってみました!そのショッピングモールの中に出来てたのを思い出して、カラーリングが意外と安く済んでうれしかったのでその分贅沢してみちゃおうかな〜と(^^)
と言っても、手の込んだネイルアートとかしても月曜には会社行くために落とさなきゃいけなくてもったいないので、ごく基本のコース。ファイリング(やすりで爪の形を整える)→甘皮処理→カラーリングで3150円というお手頃コース。本当はカラーリングの前にバッフィングと言って爪の表面を磨いて艶を出す行程もあるんだけど、私はどうやら人より爪が薄いらしくあまりしないほうがいいとの事だったので省きました。
選んだ色は薄いピンクベージュ。本当は、明日浴衣を着るからそれに合わせてブルー系にしようかな〜・・・とも思ったんですが。それだとやっぱり日曜の夜には落とさなきゃいけなくなっちゃうんだもん。せっかくプロにやってもらうのに1日で落とすのはもったいない・・・・なので会社に行っても問題ない色で。
担当してくれたのはまだ21歳だという佐藤さん。新人さんなのかなーと思いましたが、作業は慣れた感じで、楽しくおしゃべりしながらキレイに仕上げてもらいましたvやっぱりプロにやってもらうと全然違う〜。
ウキウキしながら家に帰ってお母さんに見せたら、まず最初の言葉が 「じゃぁ1週間はお茶碗洗ってもらえないわねぇ」 ・・・・・・・・・・えぇ、申し訳ないですけど、お断りです(苦笑)
夜は、家族でオリンピック見てました。谷選手も野村選手もすごかったな〜。谷選手の方が注目度は高いけど、野村選手もとんでもなくすごいよね。だってオリンピック3連覇だよ!?
でも、谷選手の試合はドキドキした。だってあの両手。テーピングだらけだったじゃん。足だってまだ完治してなかったって言うし、それであんなに気迫あふれる試合が出来たってすごいなぁ。
野村選手も、決勝戦以外は全て1本勝ち。1分以内っつー試合もあって、相手だってその国の代表で来てる人なのに、まるで練習試合のように気持ちよく決めて勝つんだもん。本当にすごい。
両選手ともご両親とか奥さんとか旦那さんとか(まぁ谷選手の場合は旦那さんも選手なんだけどさ)、見てる家族の人達もすごく嬉しそうで、いいなぁと思った。他の階級の選手も楽しみだね。
それにしても、時代と共にルールもちょっとずつ変わって行ってるんだねぇ。青い柔道着って今だに見慣れないけどね(^^;
| 2004年08月13日(金) |
人生いろいろ。悲喜交々な1日。 |
『ひきこもごも』って感じで書くとこう↑なんですね。『悲喜』はともかく『こもごも』は知らなかった。
朝から、通勤の車の少なさに 「あ〜世間はお盆休みなのね・・・」 と実感した今日。
仕事が終ってから、近くのスーパーの駐車場でK賀ちゃんとM里と待ち合わせ。入院された大学時代の先生のお見舞いです。
仕事中に、こそっとネットで調べてみました。
悪性リンパ腫。すごーく大雑把に言えば、『血液の癌』みたいなもの・・・・と思えばいいのかな。でも癌や血液疾患の中では数少ない『抗ガン剤がよく効く病気』らしくて、発症の過程や発見された時点での病気の進行具合にもよるけど、平均すると半数近くの人が完治する病気なんだそうです。
待ち合わせて、私の車1台に乗り合わせて大学病院へ。病室へ向かってみたら・・・・・なんと『特別病棟』。病棟に入る前に手を消毒して、マスクをしてからじゃないと入れません。
話ながら手の消毒をしていたら、なぜか中からA嬢が出てきた。あれ?明日の午後行くって言ってなかったっけ?どうやら、土曜に一緒に行く予定だった人とは別の友達とたまたま連絡がついて、その人が 「行きたいけど、行くなら金曜の夕方しか時間がない」 と言ったのでそれに付き合って来たらしい。
一緒にM先生の奥様も出て来られたのでご挨拶。またこの奥様が美人なんだ。話を聞いたら、もう放射線治療は始まってて、来週からは抗ガン剤の投与も始まるらしい。落ち着いて会えるのは今週いっぱいだろう・・・との事。
A嬢が帰り、奥様も病室へ。少し遅れてくるはずだったK賀ちゃんの彼氏・元ちゃん(10月に結婚するんだから婚約者と言っても差し支えないな)から 「あと5〜10分で着く」 と連絡があったので、じゃぁ元ちゃんが来てから一緒に中に入ろう・・・と話ながら待ってたら。
あれ?先生!?
・・・・・・・・M先生本人が病棟から出てきた(@@;
「いやぁ、かみさんが”まだ表に誰か来てたよ”って言うけど誰も入って来ないから見に来た」 って・・・そんな気軽に出歩いていいんですか!?
久しぶりに会うM先生。やっぱり病気のせいで少しやつれてるけど浮腫んでる・・・という感じで輪郭がちょっと変わってました。でも思ったよりはお元気そうで一安心。
最初は、鼻づまりだったらしい。やたら鼻水が出るな〜と思ってたらそれがいつまでたっても治まらないから病院に行ってみたら『鼻炎』と診断された。でもそれも何回病院に通っても治らなくて、おかしいなーと思ってたら今度は腕に皮下出血の赤い斑点が出てきた。耳鼻科の先生は 「鼻炎とその斑点は無関係ですよ」 と言ったので別の皮膚科に行ってみたら、組織検査をして 「ちょっとまずい病気の可能性があるので、大きい病院へ行って下さい」 と言われ、某総合病院へ行って検査をしたら 「悪性リンパ腫の可能性があります。大学病院で検査した方がいいです」 と言われ紹介状を持って大学病院へ。検査の結果、そのまま入院・・・という経緯だったらしい。
福祉関係の専門家の先生だ。医学に関する知識だってちょっとはある。先生は、自分がなんの病気なのかキチンと御存知だった。
話してるうちに元ちゃんも来て、エレベーターを降りた所で先生がいきなりいたからビックリして(笑)さらにしばらくしたら去年の卒業生だっていう女の子3人組も来たりして、結局そこで30分近くしゃべっていた。
「先生、来年の5月までに治って下さいね」 と言ったらすぐにピンと来たらしく 「お、結婚式か?」 となんだか嬉しそうに言われた。 「そうです。先生にも来て頂くつもりなんですから、それまでに治って下さいね?」 「おう、わかった。行く行く。楽しみにしとるよ」 ニコニコしながら言って下さって、泣きたくなった。
ちょっと疲れさせてしまったかもしれないけど、 「こんなに何人も卒業生が来てくれるとは思わなかったなぁ」 と喜んでくださったみたいなので良かった。
早く、元気になって下さい。M先生。
帰りにK賀ちゃんちに寄る。本当はM里も行くはずだったんだけど、家に電話してみたら預けてきた娘がぐずってるからできるだけ早く帰ってきて、と親に言われたらしく断念。こういう時『子持ちって煩わしい』と思ってしまう。
7月に、大学の同期の勇くん(仮名)が結婚したんだけど、元ちゃんがその時のビデオを持ってきてくれてたのだ。見せてもらったら、未だかつてこんなに緊張してる彼を見た事がない・・・ってぐらいに勇くんが緊張してたのでかなりおかしかった(^^; 最後の『花嫁の手紙』の所で、最初の 「お父さん、お母さんへ」 と言っただけで花嫁さんウルウルきちゃったらしく、ちらっと勇くんを見上げたら 「え、もう!?」 と勇くんが素でツッコミいれちゃって(笑)そこでツッコミいれる新郎は初めて見たな〜と大ウケ。
花嫁さんがちょっと意外なタイプだった。なんつーか、勇くんって面食いなイメージがあって。彼が奥さんに選ぶ人は、誰が見ても『わ〜美人〜』って感じの、許容量の深いうーんと年上の人か、よく世間を知らないので無条件にアナタに付いていきますって感じの年下の子じゃないかなーと思ってたのですよ。(つまり、勇くんって人はちょっとクセのある性格なんですね。普通の女の子だったら付き合うのが難しいだろうなって感じの)
でも実際は、美人っつーよりは・・・ん〜なんて言ったらいいのかなぁ、雑誌のモデルさんとかでたまにいるじゃない?特に顔だちがキレイとかじゃないんだけど、愛嬌があるっつーかなんとなくかわいい・・・って雰囲気の人。あんな感じ。で、1つ年上。
でも、見てたら普通にラブラブな感じで、なんかちょっと複雑だったなぁ。
実は勇くんとは何回か寝ちゃった事があるから。
別にだからどうだって事もないんだけど、自惚れを承知で言わせてもらえば、勇くんにとって私はちょっとは特別な存在なんじゃないかと思ってたから。
好きだとか恋愛感情じゃなくて、他の人には見せてない一面を私には見せてくれたと思った瞬間があったんだ。近しい友達の中には 「勇くんって、他の女の子と咲良ちゃんとじゃ少し態度が違う気がする」 と言ってた子もいて。 「基本的に勇くんって男尊女卑・・じゃないけど、なんか女子に対してはちょっと扱いが違う気がするんだよね。女性は弱いものだとかとりあえずは男が折れておけばいいとか、優しさというよりは“自分より格下の生き物なんだからいたわらなきゃ”って思ってる感じがするの。でも咲良ちゃんに対してだけは、授業の内容についても考え方とかに関しても、一目置いてるっていうか・・・・・ちゃんと本気で意見をぶつけ合ったり対等に勝負してるなって気がする。性別に関係なく、対等にやりあえる相手だと認めてるって感じがするの」
うん、それは私も感じた事がある。もっと言うなら、普段はなんでも自分1人でやろうとして 「勇はもうちょっと周りの人をあてにしてもいいんじゃないか?」 とかよく言われてた勇くんが、いろんな事で煮詰まって精神的に弱ってた時に 「ごめん、ちょっとだけ」 と言って私を抱きしめた事もあるの。私を抱いた後に 「なんで?」 と聞いたら、 「咲良ちゃんだったら、甘えても大丈夫かなって気がした。・・・・結局俺がまだ弱いって事だからなんか申し訳ないけど」 と言われた。
疲れて、弱ってた時に、私を求めてくれた・・・と思うとちょっと嬉しかった。普段そんなふうに人に頼ったりとか弱いとこ見せる人じゃないってわかってるだけに、私になら見せてもいいって思ってくれたのか〜・・・と思うと嬉しかった。
そこから恋愛に発展するような事はなかったんだけど、それもお互いがそう望まなかったからだと思う。でも、他のただの女友達よりは少し彼に近い位置にいるような気がしてたんだ。
だから、勇くんの結婚式に呼ばれなかった事は、正直言ってちょっとショックだった。あれ?って思った。でも、結婚式のビデオを見せてもらったら、なんかちょっとわかった気がする。
多分、勇くんは『本物』に出会ったんだ。対等にぶつかり合えて、必要なら抱きしめてもらう事もできて、ちゃんと愛情をも抱ける人を、ちゃんと見付けたんだ。だからその人と結婚しようと決めたんだろうし、その門出の日に『仮』だった私は必要なかった。そういう事だと思う。
私は自分の式に勇くんも呼ぶつもり。多分10月のK賀ちゃんと元ちゃんの式に勇くんも来てるだろうから、その時にでも話せたらな〜と思ってる。
さて、今日一番のビックリした事。
K賀ちゃんちにいる間に、会社の北九州支社ののんちゃん(仮名)から電話がかかってきた。おや久しぶり〜と思いながら電話に出たら 「実は、咲良姐さんに報告がありまして・・・」 なんだその『姐さん』っつーのは(笑) でも前に会って話した時に彼氏の事とかいろいろ聞いてて、その後少し距離を置く事にした・・・とか言ってたから、多分その彼とケジメつけて別れたか、ヨリがもどったか、どっちかの報告かな・・・なんて思ってたんですが。
「実は、こないだ入籍しました」
・・・・・・・・・はい!?
「え〜と・・・・・・もう1回言った方がいいですか?」 「うん、できればもう1回言って」
「こないだ、入籍しました」
「・・・・・・・・・・念のため聞くけど、誰と?」 「こないだ姐さんに相談に乗ってもらった『奴』とです。あの後いろいろ話してしばらく距離を置いたりしてみたんですけど」 「うん、そこまでは聞いた覚えがある」 「はい、で、最近になってちゃんと話をして、ヨリを戻す事にして、じゃぁお互いの気持ちも決まった事だし、とりあえず籍を入れようかって事になりまして・・・・」
いや〜、思わず笑っちゃいましたね。なんでヨリが戻っていきなり“とりあえず”籍を入れる事になるのか(苦笑)
でものんちゃんは福岡市在住で北九州市勤務、彼は熊本県八代市在住の八代市勤務。どうするの?と聞いてみたら、なんとしばらくは別居婚なんだって。のんちゃんは転勤とかまずないだろうし、彼も異動は可能かもしれないけどいきなり申し出ても受理されるとは思えないし。
のんちゃんも、仕事を半端なまま自分の都合だけで辞めるような事はしたくないらしく、せめて今年度が終るまでは続けるつもりなんだって。いずれは彼の地元(つまり八代市)に行くんだろうけど、その時期についてはこれから考える、って。
つまり、一緒に暮らすとかそういう予定は一切ないんだけど、結婚しよう!と2人の気持ちが固まったから“とりあえず”籍だけ先に入れたんだってさ。
ビックリしましたよ〜。こっちがのんきに式場押さえようとか準備してる間にぽーんと入籍されちゃったら(笑)しかものんちゃんってまだ21とか22ですよ。
ついでなので私も結婚するよ〜と話す。お互いに驚かせあってますが(苦笑) 結婚しても仕事は辞めないつもりだけど、妊娠したら出産に合わせて辞めるかもしれないから、そしたら入れ代わりでのんちゃんが熊本に異動願い出してみたら?・・・なんて話して笑う。それはともかく、いずれは熊本に住むらしいから、そしたらまた遊ぼうね〜と約束して電話を切りました。
来月、ちょっとした会議で会える予定なので、その時が楽しみだ(^^)
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