| 2004年07月20日(火) |
胎児をゴミ扱い・・・ |
とんでもないニュースだなぁ。本来なら火葬して埋葬しなきゃいけない妊娠12週以降の胎児を、その手続きが面倒だからってハサミで切り刻んで普通のゴミと一緒に捨ててたんだって。
私は幸いにも今のところ『望まない妊娠→中絶』という状況になった事はない。でも友達には何人かいる。彼女達はみんな一様に傷ついていた。もちろん、産めないのだったら少しでも確実に避妊するべきだっていうのは事実なんだけど、それはこの際とりあえず置いておいて。
今回、問題になった病院で中絶した人達は、自分の子供もそうやって処分されたのかと思う事で2度傷つくんだろう。自分の意思でその子どもを殺そうと決めて手術を受けたのだろうけど、それでもやっぱり”産んであげられなかった子供”がそんなふうに処分されたと知ったら傷つくんだろう。
避妊を怠って望まない妊娠をして中絶したくせに、ハサミで切り刻んで捨てられたと知ったら傷つくなんて甘えてる、と言う人もいるかもしれませんが。
今そう思ったあなた、男でしょ?あるいは女でも、自分はもちろん、友達とかにもそういう目にあった事ある人が1人もいないでしょ?
自分がそういう経験があったら。
あるいは
友達とか彼女とか、自分の身近な人にそういう経験があったら。
そんな事絶対言えないと思うよ。
避妊をちゃんとしなかった人ばかりじゃないかもしれないしさ。避妊してたけど出来ちゃったとか(コンドームの避妊率は80〜90%だ。100%にしようと思ったらパイプカットでもしてもらうしかない)、強姦されたとか、避妊に関して本人の意志が及ばない所で授かってしまった命だったかもしれないじゃないか。
12週未満の胎児はゴミと同じ扱いでいいのかっつー疑問も残るけど。
何件も中絶を扱ってるうちに感覚が麻痺しちゃったんだろうか。実際その『切り刻む』という行為をしてた看護師は 『心の中で謝りながらやってました』 『何度やっても慣れるという事はなかった』 と言ってたらしい。
指示してた医師は、自分でその行為をしてなかったから平気だったのかもね。
その医師の家族も気の毒だよねぇ。結婚してたのかな?その人。結構特徴ある名字だったよね。奥さんとか子供とかいたら、離婚でもして姓を変えないと日本中どこに行っても生きにくいんじゃないかなぁ。
ちょっと話は逸れるけど連想したので書いておこう。
先日、『性同一性障害特例法』というのが施行された。性同一性障害の人が、いくつかの条件付きではあるけど戸籍上の性も変更できるとしたもの。その”いくつかの条件”の中に『子供がいない』というのがあった。
委員会側は、『親の性が変わる事で、子供の成長に与える影響が大きいと判断した為』という考え方らしいけど、反対意見もあるらしい。
正直なとこ、どっちがいいのか私にはわからない。お父さんが急に女の人になっちゃった・・・とかあるいはその逆とか(あ、いや、そういう女性は結婚・出産とかしないだろうから、お母さん→男に!?ってパターンは少ないかな)、それは確かに子供にとってはショックだろうけど、当人達(その場合やはり配偶者がいるわけだから”当人達”)が判断すればいい事なんじゃないのかなぁという気もする。
あと『生殖機能がない』という条件もあった。最初意味がわからなかったけど、『持って生まれた体の生殖機能を既に失ってる』つまりは『性転換手術が済んでる』と解釈すればいいのかな。
でも手術によって外科的にペニスや膣を作る事も可能なんじゃなかったっけ?・・・・って一瞬思ったけど、それは『性器ができた』というだけの事であって、子孫を残す機能という意味での『生殖機能』ではないんだよね。
なんかいろいろややこしいな〜とは思うけど、当事者にとっては大きな一歩なのかもしれないな。既に戸籍変更の届出を出した人もいるらしいしね。
友達にFTMの子がいるけど、彼(生まれ持った体の性は女なんだけど、メンタリティは男らしいので『彼』)は 「体に手を加える気はない」 と言っていた。 「男性ホルモンの注射とか考えた事もあるけど、いろいろ考えてしない事にした」 と。私にとってはその人が男でも女でも友達である事に変わりはないのだけど、本人はやっぱり相当考えたんだろうな〜と思う。自分がどう生きるかだけじゃなくて、家族の事とかも考えた・・・というような事を言ってたような気がする。
彼の場合だと、前述の条件にひっかかって戸籍までは変更できないわけだ。まぁそれはそれで『体は女性なのに精神と戸籍が男』なんて複雑な事態になってしまうわけだから、それを防いでいると思えば合理的ではあるか。
私自身はまったく気にならない事なんだけど、世間にはそういった『体と心の性が違う人』を受け入れられない人が多いみたいだ。うちのお父さんなんてテレビでKABA.ちゃん見ても何か一言言うからねぇ。なんでかなぁ、本人が一番生きやすいスタイルでいられるのがいいと思うんだけど。
しかし問題が複雑すぎて、考えがまとまらない(そして文章もまとまってない・・・ごめんなさい)。なんにせよ、どんな人でも生きやすい世の中になればいいなぁと思う。まぁ胎児を切り刻んで捨てろと指示した人までが生きやすくなくていいんですけどね。
| 2004年07月19日(月) |
いわゆる『負け犬』・・・・・てか? |
今日はM里の家に遊びに行く予定。準備しててふと思い出した。
明日(20日)はM里の誕生日だわ。
せっかく誕生日前日に会うんだから何か持っていこうと思い、ベタだけど花とケーキを買っていく事にしました。近くにお手頃な値段でセンスの良い花屋さんがあるのでそこで白・青・グリーンを中心にした涼しげなアレンジを作ってもらい、ちょうど行く途中にある美味しいケーキ屋さんで何種類か買って。
玄関で 「1日早いけど誕生日おめでとう」 と花とケーキを渡したら予想以上に喜んでくれて私も嬉しかった(^^)持って行ったケーキを一緒に食べて、あれこれとおしゃべり。
こないだ電話で話した時に、タイミング良く(いいのか悪いのか ^^;) 「咲良ちゃん達は結婚の話出ないの?」 と聞かれたので 「ん〜・・・いや、実は出てる」 と話してたんですね。そうしたら、ちょっと意外な話が出てきたんですよ。
先月の大学の友達の結婚式の時に、同じく大学の同期であるK賀ちゃんが 「実は私も10月に結婚する事にしたんで・・・皆、来てね」 と予告したんですね。私はその話は事前に聞いてたんで、落ち着いてみんなの驚き振りを見てたんですが(笑)
M里がこないだK美ちゃん(この人も大学の同期)と会って久々に食事したそうなんですが、その時に 「(K賀ちゃんが結婚の話をした時)・・・・A嬢、すっごい微妙な顔してたよね」 という話になったんだそうです。
先月結婚したK子ちゃん、M里、K美ちゃん、M和、M美ちゃん、KNちゃん、今度結婚するK賀ちゃん、そして私とA嬢。このメンバーが大学の時によく遊んだり一緒に旅行に行ったりしてたメンバーでした。
そして、今度K賀ちゃんが結婚したら、あと独身なのは私とA嬢だけになるんですよ。その点については、私は全然気にしてませんでした。でも、M里が言うには(そしてK美ちゃんもそう感じたらしい)その話を聞いてA嬢は『すっごい微妙な顔をした』と。
これは・・・・・・・・
どう解釈したらいいのだろう?
今まで、A嬢と話してて、特に強く結婚願望を感じた事はなかったと思う。もちろん『彼氏がほしい』とか、そういう事はたまに言ってたけど、A嬢も私と同じで『彼氏がいないならいないなりに楽しめばいい』と思ってる・・・・と思ってた。実際そう言ってたし。
でも『すっごい微妙な顔をした』。
え〜とつまり・・・・・・A嬢はそこで 『そうしたら後は私と咲良ちゃんだけじゃん』 見たいな事を考えたって事だろうか。
・・・・・・・・・・・・・こういう話を聞いちゃうと、A嬢に話しにくくなるな。
M里も、 「(私の結婚決まったって聞いたら)A嬢は複雑かもね」 と言った。まぁ確かにA嬢が最後まで残っちゃった、って事になるわけだけど・・・・・・・・。
なんか腑に落ちないながらも、とりあえずせめて日取りが正式に決まるまでA嬢には伏せておく事にしました(‐‐; まぁ基本的にまだあんまり人に話してはいないんですけどね。まずは一番付き合いが長いMママ・主婦K・ナースMに知らせて、あとはRと親(と、成り行きで親戚にも)と、会社で話しておいた方が良さそうな人にちょこっと。で、たまたまタイムリーにその話題を振ってきたM里。これで全部。
っつか、日取りも決まらないうちからべらべらしゃべって回るような事でもないだろう、と。
ちなみに、私はそのA嬢の『すっごい微妙な顔』見てません。
夕方までM里んちでのんびりして、家に帰って夕飯食べた後はRんちへ。RがEにマンガを返したいと言うので出かけたものの、肝心のEと連絡がつかない・・・・・電話しても出ない、メールしても返事がない、という状況のままEの家に着いてしまい、家の前から電話してもやっぱり出ない。これは寝てるか出かけてるかだな、というわけで 『モスで咲良ちゃんとお茶してます。これ見たら連絡下さい』 とRがメールを入れて、近くのモスへ。
R、熊本最後の夜を堪能する(笑)
私の準備の話とか、Rの子供が産まれたら本格的に熊本に移住する計画たてたら、とか、そんな話をしながら3時間ほどそこで過ごし、結局Eからの連絡はないまま本屋に寄って撤収。Rは明日、旦那さんが待つ新居へ帰ります。・・・・・・・・・帰りたくなさそうだけど(苦笑)
ちょっと寄るだけのつもりだった本屋でまたブライダル雑誌を1冊買ってしまった私。情報収集というよりむしろ、単に活字を読むのが好きなだけらしいですわ。そういえばRの準備を手伝ってた時から、Rより熱心にそういうの読んでたよなぁ。
結局、RがEに返したがってたマンガはそのまま私がお預かり。暇つぶしに読んでみようかと思ったものの、かなりエロエロなボーイズラブコミックだったため部屋に持っていく勇気がなく車内に置き去り(笑)うかつに部屋に置いてて親とか妹に見つかったらシャレにならないっす★
| 2004年07月18日(日) |
うまくやれば『私がルールブック』状態だな。 |
朝9時前に目が覚めてしまった・・・・・・なんでだろう。
昨日寝たの3時半なのに。
まぁ不思議とスッキリ目が覚めたんでそのまま起きる。今日は次郎くんと花火を見に行くのだv
昼過ぎに待ち合わせ。え、なんで?だって花火が始まるの夜の8時半だよ?
・・・・と一瞬思ったものの、よく考えたら休日の昼間に会えるの久しぶりじゃん!てわけでちょっと浮かれて支度(笑)夜から会うんだったら浴衣着ようと思ってたんだけど、昼から夜までず〜っと浴衣でうろつくのもちょっとマヌケかなぁ・・・と思ったので洋服で。浴衣はまたの機会に。
会って、まずはお昼ご飯。朝が遅かったからあんまりお腹空いてはなかったんだけど、ゆっくり食べながら昨日のY川さんの話を伝える。少しでも早く会場探しにかかった方がいい、という話には次郎くんもちょっと驚き。それに付随して『いつうちに挨拶に来るか』とかの話も具体的になる。 「なんか、こういう事が決まっていくと、ちょっとずつ実感出てくるよな〜」 うん、それはそうなんだけど。
結婚しようと言い出した側のアナタがそう言う事言わないで下さい(笑)それはこっちのセリフだっつの。
花火があるのは、福岡との県境にある荒尾市のとある遊園地。でも中に入っちゃうと確実に人が多くて疲れるので、隣にあるパチンコ屋の駐車場から見ます(苦笑)
実は一昨年もそうやって外から見たんですね。確かその時はこの辺から見て、あそこの建物が邪魔で一部見えなかったら・・・と相談して、前回とは違う場所に車を停める。始まるまで大分時間があったので、結局パチンコでヒマをつぶす事に(‐‐;
っつーか私はパチンコしないんだってば。しばらく一緒にいたけどすぐ飽きたので、台を探してうろつく次郎くんに 『あそこ(休憩所みたいな感じで、マンガが置いてあって読み放題のスペースがあった)でマンガ読んでるから』 と身振り手振りで伝え(笑)別行動。
1時間程経った所で次郎くん帰還。おや、早いじゃないか。・・・・・・さては負けたね?
更にしばらくそうやって時間をつぶし、8時ちょっと前に車に戻る。参考資料として見せようと思って持って行ってたブライダル雑誌を見せたりしながらあれこれおしゃべりしてるうちに、花火が始まりました。
あ、去年邪魔になったあの建物はここからなら大丈夫。わーいキレイに見えるー♪・・・・・と喜んだのも束の間。すぐに新たな問題点に気付いてしまう私達。
今度は観覧車が邪魔 Σ( ̄□ ̄;!!
ちょっと移動するとジェットコースターが邪魔。結局車を降りて、少し歩いた所から見ました・・・・・・。来年は逆方向から見るのにチャレンジです。
帰りに駐車場を出る所で大混雑。付近の道路の混雑を避ける為だったのかもしれないけど、駐車場の出口を1ヶ所に限定されてしまい、その結果駐車場内が大渋滞。なんと駐車場を出るまでに1時間半!!ありえねぇ・・・・・。
最初のうちは 「動かないね〜」 なんて言いながら式の準備の話なんてしてたんですが、さすがに1時間も経つ頃にはあまりの動かなさにウンザリしてきちゃって。もともと渋滞が嫌いな次郎くん、不機嫌になりかけた頃にようやく進み出して一安心≡3 「・・・・来年はここには来ない」 「は?」 「来年はここにはもう来ない!」 「・・・・そんな事言ってたらどこの花火も見に行けなくなっちゃうよ?」 「・・・・それもそうだな」 「来年は、違う場所を探してみようよ。ここの花火は見に来るけど、違う場所から見るって事で。ね(^^)」
次郎くんのなだめ方が最近わかってきたぞ(笑)
帰りに軽くご飯食べて、待ち合わせた駐車場でバイバイ。今日は残念ながらちゅーだけで(笑)
予想外のペースで事態が進み出したので次郎くんがちょっと戸惑い気味です。急に私が乗り気になったように感じるのかなぁ。別に違うんだけどね。正直なとこ、今でも『結婚したいか』と聞かれたら『どうでもいいよ?』って感じだもん。ただ、私と次郎くんだったらどう考えても私の方がこういう企画力は上だし、時間が取れるのも私だから必然的に私が準備のメインになるってだけの事で。
っつーか、結婚する為にこれだけ面倒な準備があるって事を、実感としてわかってなかったんでしょうね。やり始めてみて 「お?意外と面倒だぞ?」 って感じなんじゃないかなぁ。なんせ結納ナシで食事会だけで済ませるにしても、結納金だけはその時に用意するものだって知らなかったらしいですから。婚約指輪が結納品目の1つだって知らなかったらしいですから。・・・・・・・男の人の結婚準備に関する知識ってそんなもん?
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