| 2004年07月10日(土) |
総出席者数286人。3部屋ぶち抜きの披露宴でした。 |
イトコの結婚式でございます。しかも1つ年下の男の。
なんか言われるよなー。絶対親戚連中から何か言われるよなー。面倒だなー。
と、思いつつ準備。このためにはるばる四国はA媛県からやって来たみなと一家と会場で合流。やぁみなと、久しぶり。←2カ月ぶり(笑)
受付を済ませ、席次表をもらって広げて驚愕。なんだこの人数は!?多いとは聞いてたが、予想以上。おそらく今まで出席したなかで最多ですよ。
中に入れるまでその辺で立ち話。あぁやっぱり出ましたよ。 「咲良ちゃん、先越されちゃったじゃないの〜!もうそろそろ決めないの?来年あたりどうよ?」 ははははは。
・・・・・・なんか、適当にごまかすのが面倒になってきたな。親にいつ言おうか迷ってたとこでもあるし、この際ここで言ってしまえ。というわけで爆弾発言。
「うん、いい機会だから言っとくわ。来年(結婚)するつもりだから」
私のこの言葉に1番ビックリしてたのはうちの母でした(笑)叔母×2は 「あら、そうなの!?まぁおめでと〜」 ぐらいだったんですが、母親は 「え!?本当に!?マジメな話!?・・・・・・するの!?いや〜しないつもりなのかと思ってたわ〜!」 だと。そりゃ確かに、そういう話が出る度に 「まだいいよ」 と言ってましたけどね。っつーか本気で『まだいいや』と思ってたし。
叔母×2に 「何そんなに驚いてるのよ」 と言われ 「だって、彼氏がいる事は知ってたけど、全然結婚なんて考えてなさそうに見えてたんだもーん!」 と言い訳するおかーさま。えぇ、事実ですよ、それ(苦笑)
そうこうしてるうちに会場内へ。うわ、ひっろ〜。
イトコが消防署員なんだけど、先輩・同僚の皆さんによる余興がかなりおもしろかったです。海パンビキニ(しかもTバック)にサングラスでユーロビートに合わせて踊る姿はさながらウォーターボーイズ(笑)どうやら職員の結婚式の度にやってるらしく、かなり揃ってました。
最後にはイトコも壇上に呼ばれ、後ろで肩車をしてる同僚が上から垂らしたかけじく(のような物)にはでかでかと 『○子』(←奥さんの名前) そしてその前でイトコが体文字(TIMのアレですね)で 『命』!
・・・・・・バカだな〜消防署員て(爆)
さらには、なんと物真似タレントまで登場。野口吾郎(のそっくりさん)、松田聖子(のそっくりさん)、締めには郷ひろみ(のそっくりさん)。なんでも、花嫁のお父さんが経営するゴルフ練習場に郷ひろみ(のそっくりさん)が練習に来てて知り合いだったんだそうです。で、娘が結婚するから、余興に同じ事務所の物真似タレントを何人か連れて来い・・・・と言ったところそういうラインナップになったらしい。
えぇ、よくテレビの物真似番組に出てるあの人達ですよ。ちなみにマネダ聖子さんの時が一番盛り上がってました(^^; 野口吾郎(のそっくりさん)の時が一番サムかった(‐‐;
余興盛り沢山の披露宴、終ってみたらなんと3時間半もたってました。いや、料理もおいしかったし、まぁそれなりに楽しくもあったんですが・・・・・やっぱとんでもない規模だったなぁ。
終了後は親戚のみの集まりにちょっと顔を出し、久しぶりに会うイトコ達とおしゃべりで盛り上がる。私より上のイトコはもう全員結婚してるので、その子供達がそりゃー賑やか。しかし披露宴でかなりお腹いっぱい食べてるのに、さらに鉢盛りとか出されても(汗)
叔母夫婦はそのままおばーちゃんちに、みなとと、その弟つかさはうちに泊まるため妹の車で一緒に帰ってきました。いやはや、とにかく賑やかな1日だった。
自分達の結婚式もどうやら200人規模になりそうなのでちょっと参考になるかな〜とか思いながら行ったんだけど、デカすぎましたわ(笑)
あ、ちなみに、お父さんには披露宴の途中でつかまえて報告しました。 「来年あたり結婚しようかって話してるから」 と言ったら、お父さんの最初の言葉は 「・・・・お前がか!?」 でした。
他に誰の話をするんだよ(苦笑)
実は一昨日の事なんですけど。だから日付を7月7日に設定して書こうかなとも思ったんですけど。まぁいいや。
覚えてる人いるかな〜。5月16日の日記で 『次郎くんが爆弾発言。詳細はちゃんと確定してから書きます』 てな事を書いてるんですよ、私。
確定しました。ので、書きます。
7月7日、正式にプロポーズされました。
実は5月16日に、 『まだ今は敢えてハッキリ言わないけど、俺としてはそろそろちゃんとしたいと思ってるから、一応そういうつもりでいて』 と言われてたのですね。まぁいわば仮予約(笑)
で、一昨日、「仮」ではなくて本当に予約されてしまいました。
ある程度の心の準備はしてたものの、実際言われるとビックリするもんだな〜・・・・・・ってのが正直な感想(^^; あんまりビックリして1回返事し損ねましたからね、私(苦笑)
次郎くんの仕事の都合があるから、実際に親に紹介したりとか具体的に動き始めるのは夏以降になると思うんだけど、一応来年の春を目標に準備しよう、という事になりました。
6日の日記に書いてた”私の結婚に対する考え方”はちゃんと話しました。それについては次郎くんもある程度のところで同意してくれて。 「家に入ってくれ、とかいう発想は俺にもないよ。そりゃ家事をほったらかして遊びにばっかり行かれたら困るけど、俺だって時々は飲みに行くのに、お前だけ遊ぶなとは言えないでしょ」 との事。
多分マリッジブルーとかになるんだろうから、独身のうちに気が済むまで遊んでおけ、と言われました(笑)やっぱいくらなんでも、結婚してからも 『友達とカラオケ行って、その後ファミレス(またはモス)でお茶しておしゃべりしてたら朝になっちゃった☆』 てのはマズイらしいです(苦笑) 「・・・・俺が寝てる間に帰ってくればいいかな?」 とか呟いてましたが(爆)次郎くんは単身赴任とかないだろうからな〜。
指輪とかはそのうち一緒に買いに行こう、って事で。それはかなり楽しみ。←ただの宝石好き。
そんなわけで、いきなり(でもないか?)結婚する事になりました。・・・・・・・・・・・・・・・とりあえずブライダル雑誌でも買って研究します(^^;
| 2004年07月06日(火) |
『結婚』という制度自体がもう限界なんじゃないか?(男性必読) |
なんでか私は昔っから『結婚』というものに対して警戒心が強かったような気がする。別に両親が不仲なわけじゃないし(むしろ、今だにたまに一緒にお風呂に入るような仲良し夫婦だ)、周りの友達が結婚してみんな不幸になったわけでもないし。なのになんでこんなに『結婚』に対して身構えてしまうのだろう?
ついこないだ、友達Rが里帰りする・しないで旦那さんともめたらしい。その辺の詳細はRの日記『とっとっとの日記』を見て頂くとして、そもそも彼女は、旦那さんの地元に嫁ぐ予定じゃなかったのだ。結婚準備の時点では確かに旦那さんは地元にいたが、結婚に伴い彼も熊本に戻ってくる・・・という計画だった。でもいろいろ予想外の事態が起こって、結果として、旦那さんの地元に行くしかなくなった、という感じ。だから最初の話では 「いつでも実家に遊びに帰っていいから」 というような事も言われていたはずなんだけど。
今回お義父さんの用事に便乗して里帰りしようとした時に反対されたやり取りの中で、旦那さんに 「お嫁に来たんだから」 と言われたらしい。 「8月のお盆にも里帰りするつもりなんだろ?7月も8月も実家に帰るなんて、周りに変に思われるじゃないか」 と。
お嫁に来たんだから・・・・・何?だからそんなにしょっちゅう実家に帰っちゃいけないの?予定通り熊本で新婚生活してたら、実家に帰るのだって友達と会うのだってもっと気軽に出来た事のはずだったのに・・・・と思ったら我慢してたものが一気にあふれ出したらしく、旦那さんの前で号泣してしまったのだそうだ。
知らない土地で、しかもそこは最初から行く事を覚悟してたわけでもないのに行かなきゃいけなくなった場所で、親しい人もいない、働いてないから人との接触もない、下手すると旦那さんとしかしゃべらない日がほとんど・・・・なんて状態で、帰りたくならない人間なんていないだろうよ。
思うのだ。 『お嫁に来たんだから』 『○○家に入ったんだから』 という表現をよく聞く。その『〜だから』の続きは何なの?
『お嫁に来たんだから、そんなにしょっちゅう実家に帰りたがっちゃいけません』? 『○○家に入ったんだから、○○家の方が優先です』?
何 そ れ ?
”恋人同志”は対等な関係だと私は思ってる。もちろん、実際にはその2人ならではの微妙な力関係なんかもあるだろうけど(笑)でも基本的には対等なはずだ。
なのに、なんで結婚して名字が変わっただけでそれが上下関係になってしまうのだ?『嫁をもらった』人の言う事の方が優先なのか?
少なくとも、私の中にはそういう概念はない。 『この人と結婚する』 というのはわかる。でも 『嫁に行く』 『彼の家に入る』 という感覚は私の中にはまったくないのだ。
『お嫁に来たんだから』、友達に会いたくても我慢しなきゃいけないの?『○○家の人間になったんだから』自分の家族に会いたがっちゃいけないの?
じゃぁもし婿養子をもらったんなら、その逆もあるわけ?『お婿に来たんだから』そんなに実家に帰りたがらないでよって言っていいのか?『うちの家に入ったんだから』自分の気持ちよりうちの都合を優先してよって言っていいのか?
本当にそんな事言ったら絶対何か批判するくせに。
結婚する事によって姓を変えた人間の方が立場が弱くなるようだ。なんでだ?
別にRの旦那さんを批判してるわけではなくて。(これ重要)
結婚して相手の姓を名乗るようになる事によって、相手に従属したとみなされるようで、それが私は嫌なのだ。
「誰の稼ぎで食ってると思ってるんだ」 と言われるのが絶対に嫌なので、専業主婦にだけはなりたくない。そう思うのもそこから来てるような気がする。
たとえば、結婚した相手に 「どうしても専業主婦になってくれ。俺は奥さんには常に家にいて欲しいんだ。家事や育児に専念して欲しいんだ」 と熱望されて専業主婦になる事はあるかもしれない。でもそうなったら私は多分 『俺が養ってやってるんだ、みたいな偉そうな事は口が裂けても言いません』 というような念書ぐらい書かせるぞ。もしそんな事を言われようものなら、 「あんたが希望するから専業主婦してやってんのに何様だテメェ」 ぐらいの事は言うぞ。
結婚する事によって、それまで対等だった2人の関係が変わってしまうのであれば、私は結婚なんてしたくないと思う。男の人はよく『結婚は人生の墓場』なんて事を言うけど、女にとってもそれはたいして変わらないんじゃないか?
自分がいつか結婚するとしたら、私のそういう考え方を認めてくれる人でないとできないと思う。別に同意してくれなくていい。ただ、私はそういう考え方である事、だからその考え方に基づいて行動するし意見も言う事、そういう私を認めてくれる人じゃないと、自分を押し殺しながら一生を生きる事になりそうで怖いのだ。
一緒に暮らす以上、お互いにある程度の気配りは当然必要だろう。でもそれはあくまでも『お互いに』だよ。『お嫁に来た』人だけが一方的に旦那様に気を遣い続けるなんておかしいよ。
なんだか何が言いたいのかわからなくなってきたけど。
『旦那』だというだけで自分は偉いと勘違いしてる男性諸氏。
そ れ 、間 違 っ て る か ら。
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