2004年03月16日(火) |
あの時 私が黙り込んだのは |
あの時 私が黙り込んだのは
貴方があんまりにも あんまりにも らしくない言葉を 言い放ったせい
そんな一面を 知った事への喜びと そんな一面を 知りたくなかったという落胆
微笑むことすら 出来なかったよ
屈折した 私の愛は
ねじ曲がった貴方に 丁度良い
空っぽの私を抱いて
「大丈夫」と貴方が繰り返す
でも 一体何が 大丈夫なんだろう
貴方の嘘に 騙されたフリで笑う
そんな毎日を 続けたくは ないのに
アタシの躰を試して
証明してあげる
そんな虚構の世界が いかにくだらないかを
アタシの躰を試して
教えてあげる
今まで知らなかった様な すごくいい世界を
アタシの躰で試して
ねぇ
2003年09月05日(金) |
あの約束は もう無効なの |
君が吐いた その言葉を 呑み込んで 起こす消化不良
優しい言葉だけ 口に出来ればいいね
秘密を打ち明けたら 楽になる? 受け渡した秘密が 一人歩きしてく
誰かがソレを 持て余してるよ
君は気づかないフリで そのまま 僕は立ち止まって 右往左往
ポストの前では 宛先を確かめてね カレンダーに書けない 君に逢える日
あの約束は もう無効なの
ベランダに 出て 空に 向かって 手を 伸ばす 遠くへ
都会の空は いつも ほんのり白く 厭な夢を 見る気がして
遠くの窓の 灯りに 誰かが 動くのが見える
右側には ランプの点滅 チカチカ
私の 大切な人は 今何処で 誰と 居るのだろう
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