髪を飾る 雪の粒 溶けずにそのまま 凍ればいい 爪先から 全て
足で踏みつぶす 薄氷 真綿で 締め付けられるより 少しは まし
私を 砂糖漬けの瓶に詰めて アナタが貪るのは 別のモノ
其の瞳に映る 景色まで 手に入れたい 傲慢な夜
したたかに酔って 火を付けるタバコ したたかにね 難しいけどさ
煙は上に吐いてね コレお約束 顔にかかるなんて 以ての外
好きな人のコトとか 余計だな 心が此処にない人 相手にするのはもう沢山
会話にも酔わせて 唇にそっと触れる そういうコト 得意だったよあの人は とかね
全てチャラに出来る気がする あの曲が終わったら ね
彼女は 気付いてるよ 全部
甘いお酒を舐める 私の声が 掠れていると いいのに。 氷が 冷たい。
話そうよ ちゃんと。 わかんない 後いつ 逢えるかなんて。
出来るなら 痛くない方法で。 誰も 傷まない方法で。
彼女が 私を愛したように 私は 彼を憎まずに済めばいい。
2002年11月05日(火) |
今年は炬燵が欲しいと言う |
息をしているモノと 一緒に暮らす 言葉に反応してくれるモノが 側に居る
とても 嬉しいコト
二人で一つ一つ 作ってきた 二人だけの ルール 誰にも解らない ルール
私が貴方を 失ったら 同じ様なモノを 求めるだろうか
貴方と違うモノに 貴方を求め 貴方と同じモノに 違和感を覚えて
とても 正気で居られるとは 思えない
あの夏を過ごし 其の冬を越えられるかを いつも不安に 思っていた
貴方にキツク あたりそうな時は そんなコトを 思い出してみる
今年は炬燵が欲しいと言う とぼけた顔をするよ 私
ベランダから 雨を見ていた 部屋に漂う苛立ちを 見ないように
逃げでは無く それを口にして 不安がどんどん 充満するのが嫌で
身体の熱が 心を 傷ませているだけ 錠剤を口に含んで 病人の出来上がり
でも 誰も其の痛みは 解らないわ 触れられない 適度な距離感で
一つの理由を 付けたら 少し 楽になる気がするし
あの曲を聴こう ちょっと 散歩に行こう
自分を惨めには したくない
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