うなり。
日々 うなったりしてます。

2002年01月04日(金) 真っ白なセーターで

真っ白なセーターで  雪を 受け止めた

暖かいのが 好きね  特別でも 無いのに


大事にしているモノは 壊したくないと思うでしょ

雪の粒が 手のひらで 溶けて消えてしまう


アクセサリーも 洋服も 雑貨も

手放したくないのよ 無くしたくないの


私が 選んだ 全てに [Special]の ラベルを付ける 


私が愛した 貴方でさえ 壊れやすいのに



2001年12月31日(月) 日常になるコトを 畏れて

日常になるコトを 畏れて

人混みの中 出掛けたね


色とりどりの 電飾の元

群がる人々は 夜光虫みたい


背伸びして光を捉える 私の精一杯を

助けてくれる 大きな手


本当は 二人 

見上げた空の月の方が 綺麗なの知ってた



2001年12月29日(土) ただ それだけのコト。

ただ それだけのコト。

それまで存在していた人が 消えるだけのコト。

いろんな話をした人が ある時からモノを言わなくなるコト。


もう 逢えないコト。


引き留めようとした。 繋ぎ止めようとした。

でもそれは ただの ぶつけ合う エゴイズム。


僕達は ただ 黙って。

煙草に火を付ける タイミングを待った。


今日は 熱い涙 でも 明日は 違う未来。 



2001年12月26日(水) 黒いコートに 映える

黒いコートに 映える
赤茶けた 私の髪

昔遊んだ 人形の其れに 似てる


其処に あったものは
いつの間にか 遠くて


人形の 細い指も 長い脚も 夢のよう


髪をバッサリ 切り落として 泣いた
意気地の無さは そのままに

あなたの 黒いコートが滲む



2001年12月21日(金) [好き]とか 言わなければ

[好き]とか 言わなければ いいのに。

そんな言葉で 描いてしまう [これから] が 嫌い。

絶対の 約束なんて 無いもの。


そうかな。 一つ位は あっても いいよ。

曖昧さと思いやりを 繰り返すのは、嫌い?


・・・何にも 分かっちゃ 居ないのよ。


[お気に入り]位に 留めておけば。

いいじゃない その距離感。


[絶対]が 欲しかった訳じゃない。

傷ついたフリばかり 楽しく無いよ。


・・・何にも 分かっちゃ 居ないのよ。




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