2001年12月17日(月) |
手を引かれて 歩くの |
手を引かれて 歩くの 悪くない
見失わずに 済むような気がするでしょ
『女の子』では 無く 『女』で ありたかった
いつも
手を引かれて 歩くの 悪くない
でも 時々は 振り返ってね
信号も 表情も 気持ちも
変わり易いから
2001年12月12日(水) |
空に 飛んだ 風船を |
空に 飛んだ 風船を 目で追いかけた
木の枝に 引っ掛かるのと
タチの悪いオトコに 引っ掛かるのとでは
痛みが 全然 違うよ
当たり前だけど
遠くまで 飛んでいってね
思い出さない位に 遠くまで
痛んだ心と髪を 愛しく思う
あなたの重みで 擦れたものなら
この痛みを 幸福に感じるのは 束の間
とうに 離れた 躰が
忘れなくてはと 囁く
忘れてしまえ と
言葉の切れ端を 追いかけて
ちょっとしたコトで
傷ついてみたり 喜んでみたり
なんて 単純で 複雑
[頑張り過ぎないで]
でも [アンテナを張りつめて]
言葉の切れ端を 追い詰めて
何処に 行こうとしてるのか
笑ってくれれば それでいいわ
触れたいなら 手を伸ばせばいいと
思っていた けど
触れることで 消えてしまいそうだと
思うことも ある
なのに
触れられないなら 私は
指先から 朽ちていきそうで
そっと貴方に 押しつけてみたりする
冷たい指先を もて余した躰を
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