君の手のひらで 踊らされているなら
私は 落ちないように しがみつくだけ
無理の利かない 半端な躰
浸るなら 不健全な快楽
四角い氷に ちょっと驚いたりして
2001年08月04日(土) |
前髪が風で 揺れたので |
前髪が風で 揺れたので
何とかなるような 気がしてる
鈍い痛みを抱えて ふらふらで歩いても
向こう側に渡れなくて
悔しくて泣いた事も
懐かしい歌を 口ずさんで
本当に辛い時は 微笑んだりして
前髪が風で 揺れたので
何とかなるような 気がしてる
目が腫れているのは
眠れなかったから ではなくて
泣きすぎたから でもなくて
ただ モノモライという名の 疲れだった
みんな あんなに 必死なんだから
誰か見ていて 抱きしめてあげれば いいのに
「頑張ったね」って 頭を ぽんぽん
それだけで 少し 楽になれるのに
それだけで 少し 強くなれる気がするのに
2001年07月29日(日) |
君の嫌いな 香りを纏って |
君の嫌いな 香りを纏って 部屋を出た
風が汗をさらってく 外気が 優しい
大切な人が 分からなくなったら
一人で 出掛けるといいよ 遠くまで
どこまでも 追いかけてくる 会話と
君が隣に 居ないという 違和感
帰ったら 素直に謝ろう
だって 手には 君の好きな夏の果物
風が飛ばしてくれる 香りと怒り
2001年07月21日(土) |
「なんで、そうしてくれないの?」 |
「なんで、そうしてくれないの?」
「別の人間だからさ」
「じゃあ・・・同じモノ喰べて 同じモノ呑んで、同じ空気吸ったら 私と同じになる?」
「そう言う訳にはいかないでしょ」
「じゃぁ、じゃあ例えば・・・」
「君の思った通りにはならないよ」
結局のトコロ、君がしたいのは 押しつけという行為。
[好き]にリボンをつけて。 自己主張の暴走。
君はきみ。僕はぼくだ。
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