突然　降り出した　雨

手を翳して　見上げる　灰色の空

何分か前なら　綺麗に見えたんでしょう


疑われるのは　嫌い　

勘ぐり　冷やかし　噂話　

嘘なんてついてない


どうしてなのかな　空が　低い

幾ら吸い込んでも　満たされない　煙草


大好きな気持ちすら　忘れがち

雨が止んだら　出掛けよう

大事にしているコトが　あって

ちょっと　離れたトコから　眺めたら

それ程　大したモノではなかった　ような。


耳の奥に　響き渡る　ノイズ

あれ程欲しがった　トランキライザー

誰かに触れて居れば　要らないの？


真直ぐに立ち続けるコトは　簡単じゃない。

斜めに捉え続けるコトは　得意かも。


何処に　行くのか　知りたい

何時　行き着くのか　聞きたい


誰に？

慎重に　行動に　移そう

きちんと　眼を見て　話して


そのページを　捲る度

感傷に浸るの　もうやめる


先がみえてる　君の中には　

欠片すら　残らない


泣きながら　追いかける

大好きな　匂い

「涙雨が　降るよ」　誰かが　囁いた。

そんなにも　逢いたい人が　居たのね。


何に　縛られているのか　分からないなら

飛んでみれば　いいのに。


指先の　小さな傷から　流れ出る　欲求。

欲しがりもしないで　待っているだけなんて。


もう　どこにも　戻れない。

がっかり　する前に

期待という　過ちを犯した

自分を　責めるべき。


表情を歪めながら　快楽に浸ってるの

知ってるのよ。