あなたに　もらったリングは

一番 したい　指には　大きい。


「合わないねぇ」って 言葉に

「私と　あなたが？」と　言いかけて　やめた。


想い出は　優しくて　痛い。


引出しの奥から　出てきた過去。

気持ちが すれ違う。

行動が くい違う。


大きな 勘違い。

僕の 何気ない一言が　君を怒らせた。


「ふり」を しているんだと思って　

僕がすねたら　君はもっと 怒った。


しまいには　吹き出した 僕だけど

ずっと　君は 下を向いてた。


ずっと　離れて 忘れてた。

あなたが　居ない夜も　平気でいられた。


雨が降ったら　カサをさして

友達とのおしゃべりも　楽しくて好き。


寒い日は　上着をはおって

元気に 歩いていけた。


そしてあの日。

一緒に歩いてて　ふいに２人
口ずさんだ　同じ曲が 嬉しい。

買い物して　好きなモノ 見つけて　
「ほら」って 渡したときの 顔とか。

この頃似てきた　しぐさも
ため息の数が　減ったのも

結構 お気に入り。

とっても嫌いなところは　
全部はダメだけど　半分　許してあげる。

言葉にすると　すごくしらじらしいから
２人　口に出さないね。

今　あなたと居て　大丈夫だって思うよ。

そっぽ向いて眠ってる　横顔見ながら私

大丈夫だって思うよ。