Howdy from Australia
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2005年09月18日(日) ten points if you hit it!

風は強かったけれど、今日は朝から素晴らしいお天気。今日もレッスンの前に韓国人Mと練習をする約束をしていたので、足取り軽やかにテニスコートに向かう。ついつい早歩きになってしまったせいか、待ち合わせの15分前に着いてしまった。コート横の椅子に座って待っていたら、同じようにコートの脇で待っている男性と目が合い、挨拶をしているうちに何故だか話し込んでしまった。

テニスという共通の話題がなかったらなかなか知らない人と話をすることもないだろうけど、「先週も来てたよね?」とか言われて、そういえばボールがそちらのコートに何度もお邪魔してご迷惑をかけたような…。お友達が来るまで相手になってあげようか?と親切に誘ってもらうも、いやぁ、私と練習したら下手になること間違いなし、間髪入れずお断りする。

それにしてもいつも時間に正確なMが今日はどうしたんだろうと、ふと周囲を見渡すとちょうど建物の陰に隠れて見えない位置にあった椅子にMの姿が!背後から声をかけたら、彼女は約束の10分前に着いていたらしく、自分の方が先に着いたものだとばかり思っていたらしい。どたキャンだったらどうしようって一瞬でも疑ってごめん。

テニス教室も早いもので来週が最後のレッスン。振り返ってみると、第一回目のコーチがTで、二回目からはB、途中からAになり、先週はR、今日はまた元に戻ってBだった。全く、ころころと変わりすぎ!

Bは金髪で男前で運動神経がよくて、私の勝手な思い込み(←モテる男=性格難あり)かもしれないけれど、ちょっと気取った感じで、第一印象はあまりよくなかった。

それが、やはり何回も顔を合わせると彼の指導方法にも慣れるというか、親しみを覚えるようになった。今日はとくにボールを打つ時に手首を使ってしまう生徒Aに「今日は絶対にそれを直してみせる〜!」と断言し、使命感に燃えて徹底指導をしていたので、当の生徒Aは「は?何で私ばっかり?」という感じだったけれど、なかなか指導熱心でいいやつなのかもしれないと思えた。

しかも、クラスの最後にサーブの練習をしていたときのこと。白い巨大オウムがギョエーと鳴きながら飛んできて、コートの周囲を囲っているフェンスにとまったのだけど、かわいいなぁ〜と目を奪われていたら、コーチが一言。

「あの鳥に当てたら、10点!」

自分の番なのに可笑しすぎて上手くサーブが出来なかった。あと、意外に多い偽金髪かと疑って、コーチの生え際部分にやけに注目してごめん。


2005年09月17日(土) nothing goes according to plan

Mさんからメールで、シドニー北地区で月に一度催されるという食料品の市場に行きませんかと誘われた。実は私の勤める病院でも月に一度市場が開かれる。そこで売りに出されているナッツ(くるみ、マカダミア、カシュー、ブラジルナッツ、ピーナツなど)は本当に味がよくて、ついついまとめ買いして、まとめ食いしてしまう有様。

それで、手頃感を前面に出した病院の市場と同じような感じなのだろうと想像していたら、全く違うお洒落な雰囲気で圧倒されてしまった。洗練された食材が揃っていて、決して安くはないのだけれど、味と品質は確かという感じ。オーストラリアでこんな美味しいクロワッサンやデニッシュが食べられるなんて感動的!

ナッツとドライフルーツがごろごろと入った食パンやりんご(1キロ)、スモークハムなどを購入して思わずにんまり。この市場を教えてくれたMさんに本当に感謝。

市場で買い物をした後は、Mさん宅で少し休憩。その後、当初の予定には入っていなかったのだけど、近くに湾内を見渡すことの出来る展望台があるというので、散歩に出かけることに。展望台がある場所は公園のようになっていて、BBQの施設なども揃っている。シドニータワーやハーバーブリッジが絵葉書のように目の前に広がり、デジカメを持っていなかったのが悔やまれるほど、素晴らしい景色だった。それからまたMさん宅で休憩。前回に引き続きバイオリンの演奏を聞かせてもらい、外も暗くなってきたし、そろそろおいとましなくてはと思っていたら、「もしよかったら、ビールでも飲みに行きません?」と、誘われて、かなり嬉しかった。

午前中市場で食料を買出しして軽くブランチの予定が、展望台まで散歩をし、それから今度はラウンジバーに行ってビール(←ビールはビールでも普段飲んでるパブのビールとはちょっと違う…)を飲んで、結局家に帰り着いたのは23時。Mさんの付き合いのよさといったら!

ちなみに、翌日Mから電話があったとき、私の声があまりにも明るいので驚いている様子だった。あんなに遠距離が辛いと嘆いていたというのに、ちょっと単純すぎるほど女友達効果が作用したようだ。


2005年09月11日(日) practice makes perfect

職業柄日本人と知り合う機会があまりないこともあって、今年はシドニー在住の日本人の集まりに二つも参加。しかし、すでに連絡が途絶えてしまった会が一つ。幹事さんの独断と偏見により参加者が選定されるので、気に入ってもらえなかった場合はその後の連絡が入らないらしい…とは聞いていたけれど、う〜ん、初回ですでに音信普通になってしまうとは、ある意味ものすごいことかも!

そして、もう一つの会はというと、友達が企画していることもあって長続きしている。この会を通じて知り合ったMさんは、偶然にも私のテニス友達韓国人Mとも親しかったので、会合の場以外でも連絡を取り合うようになった。

大雨でテニス教室が中止になった先週の日曜日、Mさんのお宅に招待されていたので、バスで向かう。騒々しい大通りから一本路地に入っただけで、緑豊かで落ち着いた住宅街が広がる。一人暮らしをされているお住まいはきれいに片付いていて、花や植物とは無縁の生活を送っている私とは違って、居間には観葉植物が飾ってあった。サンドイッチやお菓子をご馳走になり、何杯お茶を飲んだか覚えていないほど長居してしまった。帰り際に、現在習っているというバイオリンを演奏してもらった。

そして、何と「ちょっと試してみる?」と、バイオリンを持たせてくれたのだ。危なげな持ち方ながらも、おそるおそる音を出してみる。お化け屋敷のからくり扉のような不快な音がしたけれど、何しろ初めてなので感動の方が強い。これから生涯かけて自分がどこまで上達できるのか楽しみなのと、バイオリンへの熱い思いを語ってくれたMさん、実は今年から始めたばかり。それでもう曲が弾けるようになるなんて…。やってみたいと思うことはやってみないと損だとつくづく思う。

今年から始めたといえば、テニス。現在通っている初心者教室も残す所あと2回。次回開講まで少し間が空いてしまうので、違う学校のテニス教室に早速申し込みをしてしまった。つまり、10月からは週二回テニスが出来ることになる。最初はお金がかかるけれど、基礎をしっかりと身に着けたいので仕方がない。最近は教室でも練習の一環としてダブルスもどきのようなことをするようになり、自分の中の負けず嫌いな部分がむくむくと刺激され、ネット際に落とされたボールにも執着して走りこんだり、相手のいない場所にボールを打ち返したり、自分でもそこまでやるかって感じ。とはいえ、所詮初心者なので安定性もないし、サーブも入らない。まだまだ課題は多いけれど、試合へのあこがれが増してきた。


yumiko |mail

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