Howdy from Australia
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2005年08月13日(土) |
living and working overseas |
テニスを通じて知り合った韓国人Mをうちに招待した。外食も好きだけれど、家の方が落ち着くし、ゆっくりできる。
彼女が時間通りにうちまで遊びに来てくれた時、私はというとまだ台所でばたばたとしていて、何とりんごのタルトに詰めるりんごをぐつぐつと煮ている状態であった。それから、冷蔵庫で寝かしておいたタルト生地を伸ばして型に敷き、ラム酒で味付けしたりんごの煮たものをつめ、さらにその上に薄切りにしたりんごを敷き詰め、バターと砂糖をちらしてやっとオーブンに投げ入れる。待たせてしまって申し訳なかったけれど、台所で料理をしながら立ち話をするのもこれまた楽しかった。
用意したものは、野菜もお肉も同時に取れてしかも準備の簡単な鶏のつくね鍋。大根、白菜、えのき、しいたけ、にんじん、さといも、豆腐、ねぎ。海外にいるとは思えないほど、材料も一通り揃う。だしの味だけでは韓国人の彼女には薄味すぎるのではないかと、コチュジャンも用意しておいた。
実は、ベトナムレストランで牛肉麺の透明なスープが真っ赤に染まるほどチリソースを入れている韓国人女性を見て、度肝を抜かれた記憶があったのだ。まぁ、私の心配は無用だったようで、コチュジャンの出番はなかったのだけれど。
食事をしながら、シドニーでの生活や仕事のこと、結婚とか将来のことなど、色々なことについて話をした。途中から首相の靖国参拝のことや終戦記念日のこと、さらには反日教育から領土問題にまで話題が発展して、なかなか有意義だった。口論になったりしなかったのは、お互い海外生活が長いからかもしれない。実際に海外に身を置いて初めて分かることもあるし、彼女自身、韓国にいる時は日本人の友達なんて絶対に作らないと思っていたそうだから。
そして今度はテニスの練習を一緒にする約束をした。週に一回では物足りなくなってきたし、初心者教室の参加者はコートの利用が無料なので、練習しない手はない。また、私と韓国人Mの共通の友人である、日本人Mも誘って今度仕事の帰りに三人で夕食でもしようということになった。近いうちに実現させなくては!
2005年08月07日(日) |
comfort zone |
今日で三回目となるテニスの初心者教室。毎回一週間が待ち切れないほど楽しみで、昨晩は23時35分開始の生放送のラグビーの試合(南ア対NZ)すらタイマー録画にして、テニスに備え早めに寝てしまったほど。
三週連続申し分のないお天気が続き、今日も冬とはいえ半袖でも大丈夫なくらいの暖かさ。今日はボレーを中心に指導を受け、あっという間に時間が過ぎた。いつも私のパートナーとなってくれる韓国人Mとも帰る方向が一緒なので話をするようになり、今日は初めてクラスが終わってから一緒にお茶をした。
話してみると、年齢も住んでいる場所も職場も近く、共通の友人までいることが判明。10年以上前に韓国語を勉強したことがあるのだと打ち明けたら、何と彼女も現在日本語を習っているのだという。さらに彼女、かなりお酒が強いらしい!思わず韓国焼酎の話で盛り上がる。
別れ際に次に会う約束まで決め、やや興奮気味。共通の趣味を持つ貴重な友達に出会えたのも、自分の快適で安全な場所(comfort zone)から抜け出したからこそ。昔から友達と呼べる存在が自分には少ないという自覚はあったけれど、遠距離恋愛にならなかったらここまで自分で行動範囲を広げる努力はしていなかったはず。そう考えると、人との縁って本当におもしろい。
2005年08月05日(金) |
commitment phobia |
元上司は例の名前の一件から薄々勘付いた通り、最近日本人女性と会っているらしい。で、思わず、フィットネスインストラクターのオーストラリア人女性とはどうなったの?と聞いてみたら、彼女とも続いているよ〜とのこと。元上司は40も過ぎ結構な年齢なのだが、家庭を持って落ち着く気は微塵もないらしく、「母親にもあきらめたわよって言われるんだ」と笑っていた。
元上司は話題も豊富だし、海外生活も長いので異国の文化にも寛容、時間にも正確で、細かい気配りができ、自分の仕事にも誇りを持っている。だが、ひとたび恋愛の話になるといい男気取りというか、「女には困ってない」という態度をちらつかせる非常に嫌なタイプ。
一人の女性と長続きしない理由も「次の女性が難なく見つかるから」というのが根底にあるような気がしてならない。余程結婚の枠組みに縛られたくないのだろう、結婚には何の夢も希望も抱いていない様子。複数の女性と交際して自由に楽しみたいなんて虫がよすぎるというか無責任すぎるように思えるが、お互い割り切っているのなら問題もないのだろうか。私にはよく理解できない。
仕事が終わって元上司のそんな話に付き合っていたら、どうしようもなくMと話がしたくなったので、予定していたバーベル運動のクラスには行かずそのまま帰宅。今から出かける所というMをぎりぎり捕まえ、「ちょっと、聞いてよ〜」と半ば一方的に話を聞いてもらい、気分すっきり。
大学院時代の友人K(ヨルダン出身)は私とMが遠距離恋愛をしていることを知って、「いい仕事なんてどこでも見つかるけれど、いい男となるとオーストラリアにはいないよ。」と、きつい一撃。男性の目から見てもそうなのだろうか。
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