Howdy from Australia
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2005年01月21日(金) 最終日

短い間ではあったけれど、契約最後の日はさすがにしんみりとした気分になった。研究課程を終えたばかりで職業経験も無く、就労可能なビザは持っていても永住権保持者ではなく、面接でも結構四苦八苦してしまったというのに、日本語能力が武器にならない職場で雇ってもらえて本当に運がよかった。新しい環境で仕事にも慣れ、最後の方は同僚意識みたいなものも芽生えたように思う。

毎年8月から1月にかけて大量に契約社員が採用されるので、「戻ってくることがあったら、いつでも大歓迎よ」と言われ、思わず「機会があれば、是非喜んで」なぁ〜んて心にも無いことを答えてしまった。でも、これでオーストラリアで食いはぐれることもない。

休み時間に留守電に残されていた番号に電話をかけ、就職面接の日程を調整する。28日金曜日午後2時半。大本命の肥満研究の職。面接に呼ばれた以上は雇う側も私に少しは興味を持ってくれたということ。同僚に面接の話をしたら、一緒になって喜んでくれて、「you're one step closer to your dream job now! (夢の仕事に一歩近付いたね)」と言われた。頑張らなくては。

しかし、安定した生活とはかけ離れ、常に挑戦する立場に身を置かなくてはならない…というのも結構辛い。


2005年01月19日(水)

契約終了まであと二日。先週末まであんなに忙しかったのが嘘のように、暇になる。あんまり忙しいのも大変だけれど、やることがないのもまた苦痛だよね〜などと、同僚と冗談交じりに話すほど。

今日はうちの部の上司と同僚の計6名が参加して、会社の前のカフェで昼食会兼打ち上げがあった。チキンバーガーを頼んだら、こんなに食べたら午後は絶対に仕事にならない!というぐらいの量で、お皿からはみ出そうなターキッシュブレッドの上には、丁度良く焼き色のついた鳥の胸肉が2枚と、レタス、トマト、もやし、カイワレなどのサラダがどかっと盛られていた。バーガーとはいえ、手で両端を押さえてがぶりといくには大きすぎ、ナイフとフォークでちまちまいただく。

私の前に座った上司からは、「研究分野は何だったの?」「今後はどうするの?」と色々質問されたが、私が就職活動をしていることを知ると上司も自分の就職にまつわる昔話を始めたりして、なかなかおもしろかった。「自分に自信を持つように」と何度も念を押されたけれど、そんなに自信がなさそうに見えたのかな…。自信過剰よりはいいような気がするけれど、自分を売り込まなくてはならない面接ではやっぱり分が悪いか。

駅で電車を待っている間に、仕事中は切ってある携帯の電源を入れたら、留守電が一件入っていた。何と!研究職の面接の案内だった。どうやら、書類審査は突破したらしい…。


2005年01月10日(月) 弱腰

先週は土曜日も出勤し、自分の時間がなかなか取れない。今の会社との契約が終って、朝五時半起きの生活から解放される日を指折り数えて待つ反面、次の仕事が決まっていないので、不安や焦燥感も隠せない。そんな中、研究職に応募した大学から正式に書類を受理したという旨の手紙が届いた。

その手紙によると選考には大体2ヶ月を要するらしい。そんなに悠長に待っていられないのが正直な所。しかも、書類審査を通過したものは学科のスタッフの前で発表させられるらしい。

何だかかなり恐ろしい展開。発表って、つまり準備する時間もなく、いきなり?今まで肥満学会やバイオメディカルサイエンス学科の発表で賞をもらったことがあるが、それは事前に台本を暗記するほど練習し、指導教授と何回もリハーサルを行った結果によるもの。ぶっつけ本番はかなり辛い。というか、無理!英語だって出てこないだろうし、しどろもどろになること間違いなし。(←すでにかなり弱気)

まぁ、面接まで辿りつく前に書類で落とされる可能性も大なので、心配も無用かも?とにかく生きていくために何か仕事を見つけなくては!


yumiko |mail

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