Howdy from Australia
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2005年01月04日(火) 就職活動再開

お正月はさすがに日本が恋しくなった。一年前の今頃は両親とお墓参りに行き、その後近くの神社に初詣に行って、出産を控えた姉に安産のお守りを買ったんだったと思い出す。お正月とはいえ、今年はおせち料理もお雑煮もなく、特別なことは何一つ無い普段と変わらない三日間だった。

ただ、休みの間に次の職に向けて書類を仕上げることができたのは収穫だった。今回応募したのは、博士課程修了者を対象とした二年契約の研究職の仕事。給与や年金手当ても充実しているし、大学に属し、州政府の政策に影響を与えるような肥満研究に携るというのだから、かなりやりがいのある仕事。求められる資格や経験、技能といったものもかなり高度であるけれど、挑戦してみないと分らない。前回の就職活動同様に、お世話になった三人の指導教授に連絡を入れ、推薦人(身元保証人、照会先)になってもらうようにお願いすると、快い返事がすぐに来たので、とても有難くそして心強く思う。

肥満研究に生涯捧げることが出来たらこれ以上のことはないのだけれど、しょせん狭き門。夢を語るより前に生活を支える術を見つけるのが先。


2004年12月31日(金) 花火

大晦日恒例のシドニー花火大会に誘われた。実は2005年3月で豪州生活9年目を迎えるというのに、実際に花火を見るのはこれが初めて。毎年この時期は日本で過ごしていたということもあるけれど、通りに溢れる酔っ払い、どこもかしこも大混雑、公衆トイレは長蛇の列、どこからともなく始まる喧嘩…みたいなイメージしかなくて、わざわざ行かなくてもいいやと思っていた。

それが、友人の誘いを受け、試しに一度くらいは行ってみてもいいかなと考え直す。2004年最後の日、タウンホールで午後四時に待ち合わせて友人たちと合流。ダーリングハーバーの穴場とも言えるような場所に敷物を広げ、おしゃべりをしながら、まるでピクニックのように持ち寄った食べ物をつまんでいると、のんびりとしたいい気分になってきた。周囲を見渡せば家族連ればかり。持参した布製のクーラーバッグにはビールも冷えていて、何とも幸せ。

夜空に打ち上げられた花火も迫力があって綺麗だった。なかでも、ハーバーブリッジに沿って打ち上げられた花火が美しかった。デジカメで上手く取れなかったのが何とも残念。

帰りの電車も思ったより混んでいなくてよかったのだが、家に帰り着いた頃にはもう心身ともに疲れ果てていて、「年越しの花火は二度と行かない」というのが新年早々の誓いになるのであった。


2004年12月30日(木) 郵送

日本の大学に申請していた書類が届いたので、移民コンサルタントにその日のうちに郵送する。年末年始をはさんでいるため、実際に書類が移民局の方に提出されるのは年明けだろうが、それでもまだ締め切りまでに余裕がある。これもひとえに姉のお陰。「使用言語 日本語」と明記されているので、多分問題はないと思う。これで一件落着と思いたい。


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