Howdy from Australia
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2004年07月15日(木) 前途多難

希望の研究職が全然ないので、とりあえず病院の事務職に応募してみるも、何の連絡もなかった。同じ研究室の友達に、英語が母国語でないと、電話応対や会議に出席するのにも大変だろうから、事務職ではなく出来れば技術系や研究職に応募した方がいいよと助言される。的を得ているだけにちょっと落ち込む。

指導教授も「私の知り合いにあなたのことを宣伝してあるから。助手的な仕事でもあったら必ず連絡するから。」と、心配してくれているが、コネで就職というのもそう簡単ではなさそう。指導教授と話をしていると、博士課程が生かせる研究職の道に是が非でも進まなくては!という気分になるのに、実際にネットで求人案内を見ていると、自分の資格や経験と見合うものがなかなかないので、打ちのめされる。

「応募資格は国民または永住権保持者のみ」という職が多い中、永住権を持っていない私は門前払い同然。「就労可能なビザ」を持っていても、なかなか前途多難。また、カバーレターなるものを書くのも、英語で履歴書を作るのも初めてなので、一つの職に応募するのに時間がかかって仕方がない。

生きていくためには研究職にこだわってもいられない。まず定職を見つけないと!


2004年07月09日(金) 保険

移民コンサルタント宛てに移民局から申請書類の受領通知が届いたと連絡があった。それにより、オーストラリアの国民健康保険にあたるメディケアに申請できるらしい。これがあれば何とも心強い!まさか、永住ビザが下りる前に申請できるとは知らなかった。

早速、所定の申請用紙に記入し、移民局からの受領通知と領収書、パスポートを持参する。この他にパスポートの使用されている全ページをコピーして持ってくるようにとあったので、指示通りにコピーして持って行く。メディケアはいつも長蛇の列。申請自体は長い説明を求められることもなく問題もなかったのだが、メディケアカードが手元に届くまでに最低でも4週間はかかるとか。気長に待つしかないようで…。


2004年06月22日(火) 申請

申請手続きがどのような状況にあるのか確認のため移民コンサルタントと予約を取ると、ちょうど私の書類を提出する所だった。申請に伴い就労可能なビザに切り替わるので、やっとオーストラリアで就職活動が出来る!学生でも社会人でもないという中途半端な時期があまりにも長く続いたので、ただただ嬉しかった。移民コンサルタントの話では、就労可能なビザとはいえ永住ビザを持っているわけではないから就職先を見つけるのはかなり困難だとのこと。それで、現在のビザの種類や状況を自分で説明するのは難しいだろうからと、親切にも一筆書いてくれた。この手紙を履歴書と共に同封すれば、雇用主も理解を示すかもしれないとのことだった。

これで正式に無職の身となった。とりあえず、前向きに、楽観的に仕事を見つけよう。英語で履歴書を書くのも何もかも初めてのことだから。


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