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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
ひと言で業績の回復と言っても、原因の一つにコロナによる需要の減退がある。それを克服するのは並大抵ではない。しかし、必ずその方法はある。それを皆で考える機会がないだけだ。過去のV字回復案件も皆、そうだった。今回の議論は、そのようなミーティングの場を定期的に開催することで結した。その一連の雰囲気から、言いたいことを言いたい相手に明言できる風土を持ったこの会社は、絶対に良くなると確信した。
昨日の修羅場の続き。私は彼らの反発をずっと聞いていた。そして、過去の経験を総動員しながら、 最優先事項は何か冷静に判断した。V 字回復の優先順位としては、まずは一体感醸成ではなく、危機突破が優先だ。それを回復する。回復すると、達成感と誇りのようなものが組織内にできる。それを大きなエネルギーにするために、一体感を高める。ここは、名にはなくても業績の回復を優先しないといけない。
久しぶりに修羅場に遭遇した。幹部社員が社長に対し、優先順位が違うのではないかとクレームをつけたのだ。社長がやろうとしたのは一体感を高める施策である。私はその依頼を受けてやることを説明したが、その時に猛反発を食らったのだ。同社は昨今の企業業績が思わしくなく、幹部社員たちは業績の立て直しこそが急務であると訴えたのだ。彼らは反発する時に、「酒井さんには申し訳ないが」と前置きして話をした。熱くなりながらも、そのような前置きができる冷静さに感心した。
昨日のメンバーに「なぜ、今、新規事業に取り組む必要があるか?」を尋ねた。以下はその内容。「本業は3年経ったらなくなるかもしれない」「同社は受注型産業である。コロナ禍のような環境下では弱い。見込み型産業も担うべき」「最近社内のモチベーションが落ち気味だった。新規事業があることが社員の希望につながる」「今の市場は右肩下がり。今と違う業界に進出するべき」などの意見が出た。こうした危機認識こそが新規事業の発想力の源だ。
某社の新商品開発プロジェクトがスタートした。メンバーは総勢8人。ベテラン社員から若手社員までまんべんなくいる。パートから正社員に昇格した、意欲のある女性も選ばれている。営業系及び技術系からも均等になるように選ばれている。経営者がよく考えて選んだことがわかる布陣だ。この8人でアイデアを出し合い良い、アイデアを絞り込んでいく。しっかりと成果を出さないといけない。
通販ビジネスを考える時にはAKB がヒントになると教えてくれた。AKB は「誰々からこう思われたい」というブランドイメージが明確だ。親しみやすくて、応援に行って会いたくなる。会うことができる。でも、アイドルだから武道館でコンサートもする。意図的に、継続的に、一貫性をもって情報を発信していくことが、成功した秘訣である。コンサルティング分野も、今どきは通販ビジネスにシフトしている。もっとAKB的に高度化してやること考えないといけない。
通販ビジネスのプロフェッショナルに、通販のビジネスで成功するポイントを聞いた。その答えは、モノを売らずにコトを売ることだった。「ベッドを売るのではなく、快適な睡眠屋として何が出きるかを考える」ことで、これはリアルの時と一緒だ。また、店舗のコンセプト快適な睡眠屋とすると、アロマとかスポーツ用のマットレスなど、ユニークな品揃えができる。通販だからといって、商品を売ることばかり見ていたら失敗すると気付いた。
大学時代の友人が60歳を迎えて定年退職になった。この後の身の振り方は知らないが、よほど部下たちに慕われていたようで、部下たちからデジカメで撮り、アルバムにしたてあげた贈り物をもらったようだ。こうした記念品は嬉しいものだ。パナソニックグループで中国子会社の社長まで務めた男だ。人脈も豊富だから、次の途に迷うことなんてないだろう。こちらも悔いのない人生を送るのに一生懸命だ。彼にも第二の人生を謳歌してほしい。
私がコンサルタント志望者に提供できるとはビジョンづくりのノウハウ。クレドづくりのノウハウ。評価制度設計のノウハウ。主体性を引き出す社員研修のノウハウ。新規事業のアイデア出しと開発までのノウハウ。5S指導のノウハウ。目標達成チームの育成ノウハウである。足りないのは「採用」のノウハウくらいだ。これらの商品のテキストを作り、動画の教材にeBook を加えることができれば、力のあるコンサルタントを育てられえるかもしれない。
自分の会社のビジョンを考える機会があった。コンサルタントが巷に溢れてくる中で、彼らと競争や敵対するのではなく、彼らに対して何を提供できるか、それを考えていこうと思う。これからコンサルタントになる人は、あまり経験のない人が多い。そういう人に私が武器を与えていくことができれば、結果的にその先にいる中小企業は、どんどん良くなっていくのではないかなと思う。そうしたコンサルタント育成に力を入れていきたい。
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