V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2020年09月28日(月) 核となる課題の見つけ方

社内に潜む「核となる課題」を見つけるには、記録を取るのが一番だ。記録を取るとその課題が何度も出てくるので、それこそが核となる課題だとわかる。私の核となる課題は…準備不足である。自分のやり方を体系化できていないので、いつも後手に回るのだ。ここにメスを入れないと、永遠に楽ができない。「核となる課題」は影響力の大きさと発生頻度で見出す。シンプルだが重要な方法だと思う。


2020年09月27日(日) コロナに負けたというけれど…

コロナに負けましたという張り紙をして閉店したお店がある。この中でお客さんが来なくなってしまったことが直接的な原因だと思うが、その看板を見ながらクライアントの社長が幹部社員に伝えた言葉思い出した。「潰れない会社というのは、お客様がこの会社を存続させたいと思うかどうかだ。そう思われる会社になれば絶対に潰れない」。確かにその通りでそのような事例を私はいくつも知っている。 今自分たちがそれだけの愛され方をしている会社かどうか、本質はそこにある。コロナはきっかけだったにすぎない。


2020年09月26日(土) 希望を与える「繋ぐ競技」の強さ

陸上や水泳において日本はリレー種目が強い。単純に個人の合計タイムを足すと他国の方が上回っていることがしばしばだが、リレーになると日本の方が強い。1+1は2ではないということをこの事実は証明している。そしてその証明が多くの社員に自分たちに「ひょっとしたら何ができるのではないか」という可能性を教えてくれる。つないでいくうちにレベルがどんどん上がってくる。つなぎ方ひとつでレベルグングン上げていくことができるのだ。


2020年09月25日(金) リトルワールドで子供たちに学ぶ

家族全員でリトルワールドへ。実は生まれて初めて。広告などから予想していたのとは、ずいぶん違う雰囲気だった。広告は「食べ物」に偏っていて、食べ物以外の特徴がないように感じていたのだ。しかしながら、屋外施設より、屋内の博物館に圧倒された。実は仕事でちょっと関係することになり、今日はその下調べ。学芸員資格を持っている息子とマーケティング研究中の娘からヒントを多くいただいた。老いては子に従えだ。


2020年09月24日(木) リトルワールドを支持する層は誰か

リトルワードを訪ねたことを Facebook にあげたら、「リトルワールドはいいところだ」という前向きなコメントをいくつも頂いた。意外とファンが多くて驚いた。その多くは子供の頃に一度訪れ、今は孫と来園しているいる世代。確かに空間が広く、あっちにもこっちにもいかなくちゃ!という焦りのようなもののない、のんびり穏やかに過ごせる施設だ。じいちゃん、ばあちゃんが孫と行きたがるのもわかる気がする。


2020年09月23日(水) 類人猿の五感とリアルの価値

ゴリラの研究で有名な京大の山際総長は類人猿のコミュニケーションは視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚のすべてで行うと親しくなれるという。同じ空間で雰囲気を味わったり、食事を一緒をして、美味しいねと言いあったり、いつもいつも頑張っているね!とポンと肩をたたいたりすると親しさが増す。しかしながら、オンラインで共有できるのは残念ながら視覚と聴覚のみ。よって、旧知の仲のコミュニケーションには便利ですが、「はじめて」の人とはなかなか繋がれない。そういうことで、リアルがやはり好まる。最近はリアルな研修と講演会が続いている。ありがたいことだと思う。


2020年09月22日(火) ビジョン開発を指導した会社のその後

昨年、ビジョン開発を指導したメンバーがオンライン上で集まり、進捗を報告しあった。衰退産業の業界ではあるが、各社自分たちの強みを発揮すべく、新たなことに取り組んでいた。お客様とつながる方法の多様性、提供する商材の多様性、回収方法の多様性など従来肯定的に行ってきてやり方を変更していた。社員教育に力を入れている会社もあった。誰も止まってはいない皆前を向いて歩み出している姿に勇気づけられた。


2020年09月21日(月) 不動産会社社長が51歳で事業承継

大変ユニークな新規ビジネスをやっている不動産屋の、新規ビジネスに関する記事を書くために連絡を取った。すると52歳の社長が会長になっていてびっくりした。41才のプロパー社員に事業承継したという、あまりにも早い事業承継の理由は、「不動産業は旬の経営力が欠かせない。それを発揮するためにはトップが若い方が良い」というのがその理由。確かに若い社員が多いのは不動産業の特徴だが、その決断実行力に超驚いた。


2020年09月20日(日) 連邦経営を進める会社に欠かせない「所有と経営の分離」

この不動産業の取材を進める過程で新社長にもお会いした。会長がおっしゃるように大変魅力的な青年で、会長が事業承継を進めた理由が分かる気がした。小さな会社でも複数の事業を多角的に進める必要がある時代だ。するといくつもの専門性を持った人材を社内に多く雇うことになる。それを同時並行的に進められる人材は社内の叩き上げでは限界がある。逆に各新事業マネジメントできる人材をヘッドハンティングしてくるのが容易な時代だ。海外ではこうした経営と所有の分離は当たり前に行われている。我が国でも徐々に広がるかもしれない。


2020年09月19日(土) 業績が思わしくない社員をV字回復させたプログラム

業績が思わしくない社員を動機づける研修を行った。スキルを専門に教える先生がいて、その先生のおかげもあってこの社員たちのモチベーションは3ヶ月間の間に著しく向上した。何よりも今までの自分はできていなかったという現状否認がしっかり出来ていた。その上で何をどう変えればいいのかをしっかり認識していた。できない社員をできるようにするためのステップは、これ以外にない。


酒井英之 |MAILHomePage

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