V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2020年06月27日(土) コロナ禍に考えたこと88・発展の秘訣

大手靴チェーン店の社長からの質問をいただいた。単刀直入に、ズバッと。「靴屋がやらなきゃいけないことを3つ教えてください」。この手の質問をする社長にはいつも脱帽する。
立派な企業の創業者がどうしてそんなに素直に、こんな若造に聞けるのか。(彼から見たら、私などはなたれ小僧みたいなものだ)成長企業のマーチャンダイジングを題材にいろんな話をしたが、発展の秘訣は細かい施策にあらず。社長の誰からでも学ぼうとする、この貪欲さと素直さにある。


2020年06月26日(金) コロナ禍に考えたこと87・大きな人とは

小説『宮本武蔵』の中で、沢庵和尚が、商いで成功した武蔵の友人・又八にこう喝破します。「商売がうまく行ったからといっ人間が大きくなったように思うなよ。小さいものを大切にする心が人間を大きくするのだ」。これを読んだ瞬間、和尚の言葉の重さに圧倒されて思わず仰け反ってしまいました。家族、困っている人、小さな約束、小さな夢…こうしたものを大切にしている人は確かに強い。大きい。30代の頃、利益の拡大こそ使命としてきた若手コンサルタントとしては頭にガツンと一撃喰らった思いでした。以来、規模の大きさを誇示するのをやめました。さて、ドラマ『半沢直樹』はビジネスの大きさばかりを競っていますね…頭取のひと言にも小ささを感じてしまいます。どんな人物が大きな人として描かれるのか興味津々です。


2020年06月25日(木) コロナ禍に考えたこと86・何のためのプロ野球?(後)

以下は、震災直後の嶋選手スピーチの書き起こしです。「開幕5日前、初めて選手みんなで仙台に戻ってきました。変わり果てたこの東北の地を目と心にしっかりと刻み、「遅くなって申し訳ない」と言う気持ちで避難所を訪問したところ、皆さんから「おかえりなさい」、「私たちも負けないから頑張って」と声を掛けていただき、涙を流しました。その時に何のために僕たちは闘うのか、ハッキリしました。この1カ月半でわかったことがあります。それは誰かのために戦える人間は強いということです。東北の皆さん、絶対に乗り越えましょうこの時を。絶対に勝ち抜きましょうこの時を。今この時を乗り越えた先には、もっと強い自分と未来が待っているはずです。絶対に見せましょう、東北の底力を。本日はありがとうございました」今、映像を見返して、私も拍手してしましました。「何のために」。当事者は常にそれを問い続けることが大事ですね。


2020年06月24日(水) コロナ禍で考えたこと85・何のためのプロ野球?(前)

NHKがナゴヤドームでの中日VS広島を中継しました。試合終了後、中日の選手会長の京田選手がホームベースの位置から観客の皆さんへスピーチしました。それは、お客様の前で試合ができる喜びと、最前線でコロナと戦っている医療・介護関係の皆さんへの謝辞でした。それを観ながら、東日本大震災当時、楽天の主将だった嶋選手の、開幕試合でのスピーチを思い出しました。この年の開幕は4月29日。場所は宮城スタジアムです。震災当時、楽天は神戸でオープン戦を戦っていて、交通網の関係で長らく東北に戻ってくることができなかったのです。是非、VTR見てください。「何のための野球」が、色濃く出ています。


2020年06月23日(火) コロナ禍に考えたこと84・初めて4番に座った部下への言葉

今のプロ野球の最年長はタイガースの福留選手。99年に入団した彼がドラゴンズで初めて4番を打った2003年、たまたま私は地元のTVの仕事で当時の山田久志監督にインタビューする機会を得ました。そこでこんなことを尋ねました。「福留選手を初めて4番にするとき、何か動機づけるようなことをおっしゃったのですか?すると監督は「打順を気にせずに」と言ったといいます。そして、その後でこう付け足しました。「孝介は、4番が似合っている」これを聞いて、この言葉は彼には宝だろうと思いました。「○○がよく似合う…」という言葉は誰に言われても不思議と長くその人の心に残るもの。社員は、上司の何気ない一言に育てられるものですね。ピンチの時こそ思い出したい言葉のひとつです。


2020年06月22日(月) コロナ禍に考えたこと83・ワクワクを生み出すちょっとしたこと(2)

CSを高める方法は、おもてなしばかりが正解ではありません。「顧客に何かひとつ仕事を与える」こともそのひとつ。顧客が仕事をすることで、「自分が主人公」の意識が生まれ、それが思い出になるからです。コンサルの現場でも、クライアント自身に調査や分析をしてもらうと参画意識がグン!と高まります。あるセミナーでこの話をしたら、受講生したある葬儀屋の社長は「喪主に祭壇の花を飾らせたい」。工務店の社長は「施主に壁塗りを手伝わせる」。と発表してくれました。ちょっとしたことが、ワクワクをつくりますね。


2020年06月21日(日) コロナ禍に考えたこと82・ワクワクを生み出すちょっとしたこと(1)

夏休みになると思いだす、三重県の「モクモクファーム」の宿泊施設「おかえりビレッジ」。家族で何度も宿泊しました。ここでは、宿泊者に「朝のひと仕事」を義務付けています。同施設に泊まると、朝6時半から「馬小屋の掃除」「牛の乳搾り」「しいたけ狩り」「ブルーベリー狩り」など、なにかひとつを選んでしないといけないのですそこで、家族揃って朝から馬小屋を掃除するわけです。しかも、同社の社員さんとおしゃべりしながら。さらに、その社員さんと一緒に朝食のバイキングをいただきます。話が弾んで、子供たちは大喜び。ブルーベリー狩りをしたときは、その日、自分たちが摘んだブリーベリーをそのまま朝食でいただいて、感激でした。


2020年06月20日(土) コロナ禍に考えたこと81・運の良い人の正体(2)

もし、あの時断っていたら、その後のことは発生していません。だから、頼まれたことは、有無を言わさずYESで返す。チャンスに恵まれたい人は、何よりも自分の引き受け力を磨きましょう。無理なくそう言うには、自分のためでなく他人のために働くことに喜びを感じる「他喜力(たきりょく)」を磨くこと。仕事をいただいたことに感謝すること。それさえできたら、疲れも苦労も吹っ飛んで、人生とても楽しくなります。


2020年06月19日(金) コロナ禍に考えたこと80・運の良い人の正体(1)

世の中には運の良い人がいます。が、その人の運の良さはほとんど必然だと思います。その源は「引き受け力」。人から無理難題を言われたときに、「ハイッ!」と引き受ける力のこと。自分がどれだけ忙しくても、睡眠時間を削ってやり切ります。依頼した人はその努力に感心し「あいつはなかなか使えるな」と認めます。すると、次の重要な仕事の時に「ちょっとあいつに頼んでみようか」と声がかかります。それを成し遂げると、「彼はあの重要な仕事に携わった人」となり、グンッ!と信用が増すのです。この信用が次の仕事を呼びこみます。それを人は「あの仕事に携わった運の良い人」と言うわけです。


2020年06月18日(木) コロナ禍に考えたこと79・挑戦する風土をつくるには(2)

経営者に失敗を許してもらうと、その社員の経営者に対するロイヤルティは高まります。それが、モチベーションを高めます。「倍にして返してみぃ」と言われて本気になる人もいます。モチベーションの高い人財は、ごまかしません。手抜きをしません。セカンドチャンスをものにした物語の多い会社からは失敗を恐れる風土はなくなります。そして、挑戦する組織に変わっていきます。


酒井英之 |MAILHomePage

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