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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
ブロック研修でのユニークな気づきその2。「目標が分かると、スピードが上がる。目標が分かること、不要なことがなくなる。目標が分かると、良い準備ができる」。ビジネスの世界でも「選択と集中」という有名な言葉がある。選択して、そこに集中する。問題はこの選択を間違わないことが大切だが、ゴールが明確であればそこから逆算して選択できる。適切なものを選べないのは、ゴールが不明確だからだ。無駄な動きが多い人は、自分の後から見直したほうがいいだろう。
年末に名古屋大学大学院で、ブロックを使った生産性向上セミナーを実施した。皆さん熱心に取り組んでくれて、誰もが生産性を60倍高めることができた。その振り返りで気づいたことを話し合って出してもらった。するとしれらは普通のセミナーに比べると随分奥が深く、秀逸な意見が出てきて大変驚いた。さすが、名古屋大学大学院の学生である。例えば、こんな意見が出された。「前提条件が変わるときがチャンス。ここでイニシアチブをとると。他社にその条件を付けることができ、業界をリードすることはできる」。確かにゲームの中でそういう瞬間はあるが、こんな意見を述べた人は今までいなかった。ビジネスの世界に置き換えたら、法規制が変わる瞬間に、デファクトスタンダードを取るようなものだ。大変嬉しい気づきになった。
今年は納得のいく講演ができた年だった。講演で話すことが楽しくてしょうがなかった。話が自分の経験に基づいたもので、かつ自分独自の切り口で編集できたので、それが多くの人のお役に立てる実感が持てた。こうした感覚は、しばらく味わっていなかったように思う。講演会のたびに辛いと感じていた時もあった。講演後の拍手は、いつどこで相手も気持ちよく、喜びもひとしおだった。
5周年の記念イベントを開催した。開催しても人が集まるかどうか不安だったが、やってみて多くの気づきを得ることができた。何より自分のために、これだけ多くの人が集まってくれたことに大変に驚いた。クライアントがそれだけ集まったというのよりも、田舎を割いて仲間がそれだけ集まってくれたという印象である。「今のままでスタイルでいいのだ」ということが、改めて確信できた。本当にありがたい感謝にあふれるイベントだった。
2期目を迎えた当社が主催する2つの講座が好調だった。一つは、目標達成幹部塾である。今回は参加者の成果発表会を開催したが、そこに社長に参加してもらってコメントを頂くという機会を作った。これにより持続感をもって最終回まで受講生を指導することができた。また、ビジョン実現コンサルタント養成講座では、当初の予定に反して経営者の方が2人参加し、これまで以上に賑やかに楽しく、厚みを持って実践することができた。経営者まで参加枠を増やしても上手く行くことがよくわかった。
とにかく今年はビジョンを開発する仕事が多い年だった。全部で50本の会社のビジョンを作った。ビジョンを作るのは簡単ではないが、「こうすればできる」やり方を独自に編み出すことができた。しかも私が作ってもらうのではなく経営者の方に作っていただくのである。そのためとても満足度が高いものになった。このノウハウを自分の中に蓄積できたのは大変な喜びである。来年度以降も、中小企業経営者のために、これを提供していく機会を増やしたいと思う。
DVD を用いたオンライン研修をスタートさせた。一回15分の DVD を見ていただき、学びを実践していただくもので、働き方改革の影響で集合型研修がなかなか難しい時代の、一つの研修手法の提案である。取り組んでいただいた企業には、大変好評だった。実際に、集合型研修よりも効果があるのではないかというような成果が出た。今年はこれまでに12本の DVD を完成させたが、近い将来これを40本にまで広げるつもりだ。
イタリアにファミリービジネスの視察に行った。そこでファミリービジネスにおける衝撃的な事実を三つ見た。一つ目はイタリア企業の理念がことごとく「サスティナビリティ」だったことだ。持続可能性である。どの会社も持続ということを大事に経営していた。第2は持続させる手段のひとつとして、プロ経営者を雇っていたことだ。グローバルな時代にビジネス展開で成果を上げていくには、身内だけでは足りないのだ。第3は、こうしたことを伝える報告会を開いたところ、多くの方に参加して頂けたことだ。ファミリービジネスに高い興味のあることが分かった。この反応に、ファミリービジネスを応援してくのがわがライフワークだと気がついた。
ベビースターラーメンのサラダトッピングは、出川哲朗と栗子を使ったYouTube で普及した。YouTube は、誰にでも手軽に使える映像メディアのように思えるが、素人がやるのとプロが作るのではずいぶん違いが出ると聞いたことがある。このベビースターラーメンの YouTube を見て、その違いがよくわかった。ドンドン引き込まれていくし、なるほど楽しい作りになっていて、なおかつ宣伝臭くない。これからこういったプロモーションがテレビコマーシャルを凌いで普及していくのだろう。
ポテトチップスに対抗しても勝てないベビースターラーメンは、V 字回復のための新境地を料理へと広げた。ベビースターラーメンを、サラダのトッピング材料のひとつとして提案したのだ。通常、完成品であるお菓子を材料として提案することは思いつかない。完成品メーカーは、完成品が売れなくなったら別の完成品を考えるのが普通である。材料にすることで応用範囲はサラダだけでなくスープや粉ものなど、今後ますます広がる。完成品から材料へ。この発想の転換は素晴らしい。
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