V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2019年10月01日(火) 鍋屋バイテック工場見学記�Ш澹砲�無駄になる会社・ならない会社

鍋屋バイテック会社は、ある時期トヨタ生産方式を導入した。トヨタ生産方式では、在庫は持たない方がいいという考え方だ。が、同社がそれを実施したところ、欠品が相次ぎ、利益が減少する事態に陥ってしまった。そこで「本当に在庫を持つことは無駄なのか」を検証した。在庫が無駄になるには、�\澤彿儿垢任修虜澹砲�使われなくなる �∋�間とともに商品が減耗し使い物にならなくなる ��在庫を置く場所代がかかる。これらが在庫を抱えるリスクだ。が、同社にとってこれら� 銑�のリスクは発生しない。そこで思い切って在庫を増やした。すると欠品がなくなり、お客さんの満足度が向上。結果的に利益も増える好循環が起きた。同社のこの経験は、「在庫は無駄だ」という考え方は絶対的なものではなく、業種によって異なることを教えてくれた。


2019年09月30日(月) 鍋屋バイテック工場見学記��寿司バーコンセプト

鍋屋バイテック会社は自分たちの生産方式を「寿司バーコンセプト」と読んでいる。寿司屋は、カウンターで注文を受けて、ネタとシャリを組み合わせて握って商品をつくり、出す。同じように同社は、オーダーが入ってくる→複数のパーツを組み合わせてその商品を作る→1個から出荷する体制を築いている。プーリーは 直径1 mm 単位で指定でき、受注から5日以内に納品をしている。また、穴のないプーリーを在庫しておき、お客様の軸受の穴の大きさに合わせた穴を開けるサービスも実施。こちらは受注してから2日後には納品している。こうした加工システムは同社内でも当初は無理だと言われていたものを、試行錯誤の結果編み出したのだ。


2019年09月29日(日) 鍋屋バイテック工場見学記�ザチ菫蠎蠅反燭淡�勝負

鍋屋バイテック会社は、中国にも工場がある。中国に進出し理由は、同社の商品のコピー品が、中国市場に出回り始め、日本にも入ってきたからだ。そのため競争相手と正面から戦う必要が出てきた。これからは中国が主戦場になる。戦場で真っ向勝負してNBKブランドを広げる。仮に今使っているモノが同じであっても、開発力や、短納期、カスタマイズサービスなどでは差をつけることができる。そのために中国に進出した。この強気の姿勢は日本企業が見習うべき点だ。


2019年09月28日(土) 鍋屋バイテック工場見学記�ぜ�社ブランドは機能提供から

鍋屋バイテックのドメインは、回る力を伝えるものである。元々はプーリーのナンバーワンメーカーであった。が、プーリーが「回して締めるツール」であることから、現在は鋳物素材に限らず、ネジのように「回して締める」特殊ネジが主流になった。その商品アイテム数は12万点に及ぶ。元々の鍋・釜は自社ブランド品であったため、今でも下請けはせず、「自社ブランド品を自社のネットワークで売る」ことにこだわっている。同社がもし自社のことを、素材や加工を中心とした鋳物メーカーと言っていたら下請けになったかもしれない。「回して締めるツールを作る会社」をドメイン化したことで、自社ブランドにこだわり続けることができたのだろう。何をドメインとするかはとても大事だ。


2019年09月27日(金) 鍋屋バイテック工場見学記�A篭�450年、長寿の秘訣

鍋屋バイテックの「鍋屋」は鍋や釜を作っているという屋号だ。バイテックは「発明の技術」という意味だが、450年を超える伝統技術と、鋳物以外の様々な加工技術の2つの技術を融合するという意味だ。社是は「どんどん変えよう、素早く化わろう」。「変化」という言葉をもじって作ったという。創業450年を超える会社が、こういう社是を掲げること自体が、長寿経営の本質がどういうことかを物語っている。


2019年09月26日(木) 鍋屋バイテック工場見学記��美のファウンドリー

鍋屋バイテック会社は、創業が1560年と言う超老舗企業だ。3K職場の代表である鋳物の工場(ファウンドリー)だが、それゆえにどこまで快適な環境で工場経営ができるか、挑戦している会社でもある。最初に見学した関工園は、樹木より背の低い工場群だ。樹木より背が低い建物の中に入ると、人は穏やかにていられると船井幸雄さんの本で読んだことがある。美術館やプールも配したこの工園は、歩いていて実に気持ちが良い。最近作った新工場は鋳物工場の特有の臭いをなくし、煤をなくし、なおかつ湯を運ぶ危険な作業も全部自動化している。同社は自社工場を美のファウンドリーと読んでいるが、まさにその名にふさわしい工場である。


2019年09月25日(水) 鍋屋バイテック工場見学記�_馗后�社長が受付する会社

無敵経営研究会で岐阜県関市の鍋屋バイテック会社を訪問した。最初に驚いたのは、この会社、受付がない。そこで入り口のドアを開け、おずおずとオフィスの中に入っていき、右側のデスクに座っていた人に「見学の予約をしている無敵経営研究会と申します」と挨拶した。するとその方は「私が社長です」と、言われたので大変驚いた。そうだった!この会社は玄関から会長・社長という風に並んで座っている。そして来訪された方に真っ先に挨拶する構造になっていたのだと、前回来た時に教えられた。それをすっかり忘れていた。メンバー全員「偉い人は一番奥にいるもの」という既成概念をたちまちのうちに壊された。


2019年09月24日(火) 南生協病院見学記��図書室とスポーツジムの隣接

病院の中には患者図書室があった。患者は自分で病気について色々調べたくなるものだ。そこで、病気のことを自分で調べたり、図書ボランティアが病室まで本を届けたりしている。また、スポーツジムもある。そこにはスポーツジム健康運動実践指導士なる人がいて、様々なアドバイスをしてくれる。平日の昼であるにも関わらずスポーツジムは満員だった。病院とスポーツジムの隣接は今まで考えたことも聞いたこともなかったが、今後普及するかもしれない。


2019年09月23日(月) 南生協病院見学記�┝�分で自分を検査するイベント

病理診断室の前で、最近の取り組みを聞いた。一般に検査は、�ヾ擬圓�病院に来る��検査を依頼する�8’△篋侶譴�行われる�じ〆嵯覯未鯤垢�に来る のスタイルで行われる。ところがこの病院では、�\萓犬�地域に出ていく��公民館集まった人たちに検尿他検査の仕方を教える��自分で検査する�ぜ�分の結果を確かめてみる イベントを実施している。この日は、「明日は血管年齢の測定のために地域に出かける」準備をしていた。自分の健康診断を自分で行うとは、実に面白い地域貢献のあり方だ。


2019年09月22日(日) 南生協病院見学記�Ш匈音�を想定した広い廊下

南生協病院の廊下は、広い。災害時に、患者はベッドで移動する。車椅子も移動する。ベッドだけで廊下が塞がってしまったら、車椅子は移動できない。よってベッド1台とその両脇を車椅子が通行できる広さに設計されている。また、廊下の壁の中に酸素ボンベが仕舞われていて、災害時にその酸素ボンベを持ち出して、患者さんを救うこともできる。医師が参加して、安全に配慮して設計された建物ということがとてもよくわかった。


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