|
V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
アクションパワーは創業当時から「笑顔を届けるお掃除会社」というキャッチフレーズだ。それゆえにやらないと決めていることがある。それは「笑顔に繋がらない依頼」または「笑顔を見ることができない依頼」は受けないということだ。「笑顔に繋がらない依頼」とは社員が危険を感じるような依頼。「笑顔を見ることができない依頼」は大手ビルメンテナンス会社の下請け仕事だ。これだとお客様と直接接することができないからだ。 こうしたポリシーに忠実な姿勢は、時に大型受注を逸することにつながる。しかしそれでもブレずにいることは、そこに絶対のアイデンティティがあるわけで、その姿勢は多くの人の共感を呼び、結果的に同社のファンを増やしている。
アクションパワーの大津たまみ会長はシングルマザーだ。就職先を探した時に、「子供がいる」ということで 全く採用されなかった。仕方なく、自分でお掃除の請負会社を起業した。その子供(息子)は今、アメリカでプロの eSports の選手になっている。講演会の冒頭でアクションパワーの会社紹介の VTR が流れたが、これを編纂したのはその息子さんだ。自分を生んだ頃の母の姿、アパートの一室で起業した時の母の姿、これらの一連のストーリーがアクションパワーの創業の精神となっていることをこの VTRは教えてくれた。母の命がけの日々を息子が編纂して多くの人に伝える。それだけでとてもドラマチックだなと思う。
お盆休みに息子と一緒に鮎釣りに出かけた。息子は鮎釣りを教えて欲しいと言ったからだ。残念ながらお盆休みまでは雨が少なく、川のコンディションは最悪。それでも何とか釣れるところはないかと釣り場を何箇所か転々としたが、残念ながら水中メガネ覗いてみてもここぞと言う場所が見つからない。最後に半ばやけくそで以前成果が出なかった場所に行ってみたら、そこには鮎はしっかりいた。そしてほんの数匹ではあるが、念願の鮎を釣り上げることができた。が、釣果より何よりマイナスイオンにまみれて、とても幸せな気分になった。来年も息子とこんな時間が持てたらいいなと思う。
私のセミナーでは、「人生理念と経営理念はどう違うのか?」という質問を受けた。私は経営理念を考えたい社長には、先に人生理念を考えて、それを明確にした上で経営理念を考えるように指導している。人生理念はその人の内面的な生きる目的である。一方、経営理念は仲間と共有するものだ。経営理念を語って自分がワクワクする毎日口にして幸せにを感じるだけではなく、仲間も同じようにその言葉を聞いてワクワクする文言にする必要がある。
私のメルマガに、ビジョン実現コンサルタントの受講生である win-win 育成協会の上野恭子先生のコーチング講座の募集案内を載せたところ、私と縁の合った社長が3人が受講したいと言って申し込んだ。受講時間帯は平日の昼間。彼らは、自分の「伝える力」あるいは 部下の潜在能力を引き出すために、自らのコミュニケーション能力を磨くことを課題に感じていたのだ。そんな問題意識の高い社長さんたちが来てくれたことがとても嬉しい。
今年は本当にビジョンや理念について教える機会が多い。そこでこんな問いを投げる。� 屬△覆燭歪拘�ビジョンは必要だと考えていますか?」もし YES なら�◆屬△覆燭縫咼献腑鵑呂△蠅泙垢�?」もし yes なら��「ビジョンは全社員に共有化されていますか?」それもyesなら�ぁ屬修亮存修鯡椹悗糠�いを持った集団になっていますか?」。特に���い�課題という方は、作り方はから見直したほうがいい。社長は自分一人が作って伝えようとするが、一方的にビジョンを語ってもうまくいかないのがビジョンの難しいところだ。みんなで作れば自ずと定着する。多様性の時代とはそういう時代だ。
若い4代目の社長に次のような質問をしてみた。社長になるには何歳ぐらいがいいでしょうか?するとこの社長は「社長にならない限りこんな会社にしたいとは誰も考えない。だからできるだけ早く社長になった方がいい」と答えた。社著は普段から「どんな会社にしたいのか」を真剣に考えないといけない。それには社長にしてしまうのは一番である。確かにもし社長という人が他にいて指図を受ける立場なら、自分は社長の言うことを聞いていればいいと考えるであろう。が、それだといつまでたっても社長の器にはなれない。社長になるんだったら早く社長にしてそしてこんな会社にしたいということを考え続ける癖をつけさせるそれが。社長には大切なことなのだ。
某社の営業部長と話す。営業部長は自分の仕事を問い合わせを作ることだと言う。同社は複数の営業マンが取引先を回り、注文をとってくるのが当たり前のスタイルだ しかしこのスタイルをもう限界だという。人件費が高くつき費用対効果が低くホワイトカラーの生産性が伸びない一要因にもなっている。今日的なテーマはWeb 営業に切り替えていくことだ。Web 営業に持ち込むにはネット上で情報発信し、試作品づくりを受注し、その試作品を評価していただく必要がある。どんな情報を発信したら試作品へのオーダーが来るのか、試作品はいくらなら受けても良いのか。この辺りのノウハウを持っている会社がこれから B2B市場 で強い会社だ。
カープファンに「今年はまだ優勝できますかね?」と問いかけてみたところ、「まだまだ諦めていませんよ」という返事だった。同じくベイスターズファンに「今年は優勝できますかね?」と尋ねてみたら、「ひょっとするとひょっとするかもよ」という返事だった。ジャイアンツと5ゲーム差もあって、実際には難しいところなんだろうけど、ここ数年、結果を残している自信が「まだまだいけるぞ俺たちは」の自信になっているのだろう。勝った経験・記憶は人を強くする。だからリーダーは、必ず目標達成できるチームを作らないといけないんだ。
中日ドラゴンズは相変わらず冴えない。ここ数年は4位にすらなっていない。5・6位を低迷している。すでに地元のファンも、優勝するなんて思ってないし、来年は優勝するかなんて話をしても、「無理無理無理」と言って諦める始末だ。これが弱い組織の典型である。鼻から「勝てっこない」と思い込んでいるのだ。会社でも同じだ。目標達成を部下に経験させないと、部下は「目標なんか達成出来っこない」と最初から弱気で考え諦めてしまう。そのような負け癖を避けるためにも、前より少しでも良い結果を求め、組織に自信をつけていくのがリーダーの務めである。
|