V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2018年11月03日(土) 環境を利用して他喜力を発揮しよう

どんな会社の理念も必ず「他人を喜ばして自分も喜ぶ」という他喜力(たきりょく)でできている、だから毎日理念を思い出し、理念で仕事をすると「お客様を喜ばす。社会のことを考える」ようになる。一方で「自社を伸ばす」という発想は薄れていく。私は5年前、安定した企業のポジションを捨てた。固定費の少ない経営をしているのだから、「お客様を喜ばす。社会のことを考える」に集中できる。この時間を「お客様を喜ばす。社会のことを考える」に投資しないと、その甲斐がなくなってしまう。


2018年11月02日(金) 主体性を引き出すコツは「聴く」こと

「主体性はどうしたら引き出せるのか」に悩まない上司はいない。しかしそれは案外簡単なことだ。「聴けばいい」。聴く耳を持って、丁寧にじっくり話を聴けばいい。相手は悩んでいること、思っていることをどんどん話す。それを聴きながら「**なんだね」「どうしたいの…?」「どうしたら良いと思う…?」「なぜしないの…?」こうして引き出しいくうちに「やります!」を引き出すことができる。あとは切っ掛けを作ってあげて、早期実現をサポートすればいい。難しく考えすぎるから出てこない。


2018年11月01日(木) リーダーが夢を語る時の語尾でついてくる人の数が違う

リーダーが夢を語る時、その語尾はポイントだ。もし「私はこうする!」と断定的に語ると、それを信じついていく社員が多数生まれる。しかし、その社員たちはリーダーに依存する。この語尾を「私はこうしたい!」に変える。すると、中国古典の梁山泊のように協力したい人が集まってくる。項羽と劉邦の違いかもしれない。「今はできないが、いずれこうしたい」を語ることが人を集める秘訣だ。


2018年10月31日(水) 経営危機はお客様の話を聴かない慢心から生まれる

業績が悪くなる。原因は多岐にわたるだろうが、根本は、社会から何が求められているのかがわかっていないからだ。その一番はお客様の話を謙虚に聴かないことにある。都合の悪い話を聴かず、耳障りの良い話ばかりを求める。今まで上手くっていたのだからこれからも上手く行く、そういう勘違いが油断や慢心が経営危機を招く。これを防ぐには常に理念を思い出し、理念に照らし、そこにズレがないかを確認する。私の場合は、やはり「今日は誰かの光を作ったか」を振り返ることで、ズレを確認できる。


2018年10月30日(火) 理念経営は毎日理念を思い出して理念で仕事をする経営

理念経営というが、理念経営とは毎日理念を思い出して理念で仕事をする経営だ。私の理念は「暗夜の一灯をつくる」である。闇の中に頼りになる光を作るというもの。私は自分が光になって他人を照らす才能はない。これは幼少の頃からを振り返って明らかだ。が、他人の光を探したり作ったりするお手伝いはできる。自分は今日は、どんな人の光を探すお手伝いができるのか。毎日それに挑戦していきたい。


2018年10月29日(月) キリンに学ぶNo.1の危機��岩盤にひびが入る瞬間

キリンが復活した過程で、社内の一体感が高まった事件が3つあった。それがこのシリーズの�い防舛い森眞里僚�性の「社長は卑怯だ」。そして��の「ぐっさんの営業部訪問」、��「一週間前倒し出荷」である。どれも図って行ったことではなく、偶発的に生まれたものだ。強い危機意識が蠢いているときに、岩盤にひびが入るような行動が行われると、そこに一気に水が流れ込んで台地が砕けていく。そんな風にして組織は変わるのだとイメージできた。


2018年10月28日(日) キリンに学ぶNo.1の危機��社長は理念の番人

確か『ビジョナリーカンパニー2』だったと思うが、社長には上司はいないが、社長は「理念」に仕える身であると書いてあって得心したことがある。昨今、不祥事の多いわが国だが、「利益」に仕えるとそうなる。そうではなく、常に理念に照らして今やろとしていることが正しいか否かを考えるのが社長の仕事だ。最高裁判所の判事を法の番人と呼ぶのならば、社長は理念の番人になり。自分の会社を裁かねばならない。


2018年10月27日(土) キリンに学ぶNo.1の危機��キリン復活のカギは理念

キリンの敗北から復活の話を聴きながら、キリン復活のカギは理念だと思った。キリンは「お客様本位」「品質本位」を理念にしているが、「お客様」は誰かの定義は相当社内で議論したという。そしてエンドユーザーを「お客様」といい、「流通」をパートナーと呼ぶことにした。アサヒに追われるまでキリンは「流通に〇ケース買ってください」と売上げを割り当てしていた。これは配給であり、メーカー都合しか存在しない売り方だ。そんな殿様商売をやめ、消費者の声をしっかり聴いた新商品を創った。常に「お客様本位か?」を問い続ける経営が、キリンを復活させた。


2018年10月26日(金) キリンに学ぶNo.1の危機��一週間早く出荷する

2005年に「のどごし生」を発売するとき、ライバル会社も同じ日に新商品を出す、という情報が飛び込んできたという。もし同じ日に出すと、試飲会などの場所を取られてしまい、お客様に試飲していただくこともできなくなる。1日でも3日でも早く出せないか、ということで生産本部、物流本部、営業本部は出荷の前倒しを検討する。24時間稼働の工場の生産物流計画の組み換えは、手配する資材なども異なるから容易ではない。が、各本部はチカラを合わせ、ついにそれをやり切り、1週間早く市場投入することができた。この時の一体感は半端なかった、と元常務は振り返った。


2018年10月25日(木) キリンに学ぶNo.1の危機��ぐっさんの突然の営業部訪問

キリンは、「新キリン宣言」後、2つの事件で一体感を取り戻したという。第一はのどごし生のCMを担当をしたぐっさんは、キリンに知らせず、自分でキリン宣伝担当の名刺を作り、お馴染みの黄色いユニホームを着て近所のスーパーなどに宣伝に行っていたという。それが本社に伝わりある日本社を訪問することに。するとぐっさんは、最初に社長室には行かず、「営業部」に行ったという。そして営業部の皆さんを激励したという。この行動に営業部門はがぜん盛り上がり、「のどごし生売るぞ!」で団結できたのだ。


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