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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
「人を大切にする経営学会」の見学会があったので参加した。見学先は段ボール機メーカーのISOWA(春日井市)。前職の時にもご縁があり、磯和社長には社員を大切にする会社の勉強会の講師でお招きしたことがある。社長とはそれ以来の再会だが、この度「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の審査員特別賞を受賞された。先方もよくよく私のことを覚えていてくださり、嬉しく思った。久しぶりに見聞きするISOWAの社内は、想像以上に進化していた。250人社員の一体感が半端なかった。
沢根社長は経営の3大要素である理念、ミッション、ビジョンに次のような定義をしていた。理念=社会に対する根本的な考え方 ミッション=行動、存在理由(同社にとっての時間価値提供) ビジョン=ミッションが実現した時の姿。一般の定義と違うのは、一般には沢根社長のいう理念はミッション、バリューがミッションといい、「ミッション・ビジョン・バリュー」という。しかし、沢根社長が言うように先にバリュー(沢根社長のいうミッション)が来て、その後でビジョンを考えるのは良い発想の順序ではないかと思った。一般も正しいわけではなく自分にしっくりくるのが一番いい。私はミッション(理念)・バリュー・ビジョンがベストな組み合わせではないかと思う。
偶然にも、20歳の誕生日を迎えたその日、息子が海外留学へと出発しました。東京駅から成田行きのバスを見送りました。親としてここまで大きく育ってくれて感無量です。真にやりたいことを見つけてくれたら嬉しいですね。去り行くバスの背中に、大河ドラマ『西郷どん』の最後の西田敏行のナレーションのようにささやきました。「息子よ、チェスト!、気張れ!」
沢根社長の仕事を楽しむ方法。仕事には「決められたことを決めたようにする仕事」と「考える・感じる・反省する・会得する仕事」がある。前者は問題対処行動であり事後の是正処理行動であり、楽しくない。後者は問題解決行動であり、予防処置型行動であり、楽しい。この「問題対処VS問題解決=是正VS予防」の対象表現に、思わずうなった。最近の弊社は是正処理型行動が多く、精神的に大きな負担となっていた。これを「これではいけない」と気づき、そうならない方法を考える創造的な予防処置型行動に変えていかないといけないと感じた。
旅行するときは、誰もが計画を立てる。なぜなら、帰る日が決まっているから。人生も同じ。死ぬ日が決まっていたら、何をやるか計画を立てる。生きている間にあれがしたい、これがしたいが見えないのは、死ぬ日が決まっていないからだ。その視点に立って時間のマトリックスの視点に立つと、左上の第一領域が問題対処行動、第二領域が問題解決行動、第三領域が人気領域(突然の来訪、内容のない会議・電話、無意味な付き合い、移動時間、雑用)、第四領域がストレス解消となる。死ぬ日(納期)が決まっている人は、問題を発見し、他人い振り回される人気領域を捨て、問題解決に時間を充てることができる。
沢根社長は、製造業はサービス業化しないと儲からない。サービス業の「主役は人」「おもてなしの精神が不可欠」。社長曰く、サービスは、誰に対しても同じように行うもので、提供する内容は予め決まっている。対しておもてなしは、その人のために臨機応変に対応する。そのため非効率で情緒的になる。これは「人間力」がないと生まれない。逆に言えば人間力=その人のために臨機応変に対応する力だろう。その基本は「挨拶、笑顔、ありがとう」だ。
「�‖�さの価値を知る �△笋襪戮�ことを徹底的に減らす �4�限を決める ��60〜80点を最短でカタチにする。�ヂ梢佑妨�開する �Ε灰潺絅縫院璽轡腑鵑麓舛茲衫漫´�当たり前を徹底する ��得意な人に任せる」さすが、時間価値提供に特化しているだけによく整理されていて感動した。このように整理している会社は初めて見た。
仕事の楽しみ方改革には何が必要なのか。沢根社長は次のように整理していた。
沢根社長は、会社生存率が5年で14.8%という国税発表の数字を元に、会社を倒産させないよう皆で努力することが大切だという。その倒産の一因になっているのが、日本人がいつの間にか仕事熱心でなくなってしまったことだという。米国ギャラップ社の調査では、熱心な日本人は6%しかいない。原因は、かつてのように経済的幸せでではなく働くことの幸せを感じられなくなっていること。仕事は自分から求めないと楽しくならない。その感覚が弱く、やらされ感が強く支配している。そのために必要なのは働き方改革ではなく仕事の楽しみ方改革だという。確かにそうだ。今必要なのは、仕事の楽しみ方改革だ。
沢根社長は、自社の戦略転換を以下のような式で表現している。
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