V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2018年05月27日(日) 「西郷どん」に見る羨望は嫉妬よりも怖い

大河ドラマの「西郷どん」を観ながら、権威ある親子の確執のむごたらしさを感じた。鹿賀丈士演じる斉興は息子の斉彬の存在を徹底的に否定する。「嫉妬より羨望は厄介だ」というが、斉彬の発想と行動力が斉興の羨望を生んだのだろう。対して斉彬はロシアンルーレットで藩主の座を譲るように迫る。そのくらいの切り合いをしないと、親子の嫉妬羨望地獄から抜け出せない。武田信玄親子も斉藤道三親子もそうだった。親子ではないが、秀吉と利休もこのような関係だったのだろう。つくづく凡人で良かったと思う。


2018年05月26日(土) 熱心な二世経営者がセミナーに求めた意外なもの

ある若手の二世経営者に、半年に及ぶセミナーへの参加を提案した。すると、彼は他のメンバーの顔触れを聴いてきた。そして「自分より優秀な人財ばかりなら刺激になるから参加を検討したい」とおっしゃった。その質問に、学ぶ意欲が旺盛な人は「何を学ぶか」「誰から学ぶか」と同じくらい「誰と学ぶか」を大事にするものだと気が付いた。学ぶ意欲が高い人ほど、その傾向は強いのは自分の経験でもわかる。今回はその期待に応えられる企画ではなかったが、今後はそこに配慮した企画を進めたいと思う。


2018年05月25日(金) 松下資料館訪問記��「計画立てられるものはすべて経営」

経営とは「正しいことを営むこと」だと理念経営協会の窪田理事長は言う。幸之助翁は、旅行でも人生でも「計画立てられるものはすべて経営」だという。それは「正しいことを行いなさい」という意味だ。臥龍先生は、小中学校の子供たちに「皆さんは人生経営の社長」という言い方で自分の未来計画を立てさせる立志プロジェクトを行っている。今まで「人生経営の社長」という表現になんかしっくり来ていなかったけど、「計画立てられるものはすべて経営」という表現にハッとした。これからはそんな思いで計画を立案しようと思う


2018年05月24日(木) 松下資料館訪問記��「パナソニックショップは元気」

幸之助翁の言葉に「商品は嫁いだ娘だと思え」がある。かわいい娘が嫁ぎ先で可愛がられているかどうか気になるのが親。だから嫁ぎ先(客先)に出向き「うちの娘(商品)どうですか?皆さんに可愛がられていますか(よく使われていますか)?」と声を掛けろという。こうしたPUSH型のアプローチは、ひとり暮らしのお年寄りには大変ありがたいワンストップの相談窓口となる。これはPULL型の量販店よりも強く、パナソニックショップが残り、量販店が撤退したエリアもあるという。こうした事例は地域密着型企業にまだまだ希望を与えるだろう。


2018年05月23日(水) 松下資料館訪問記�─崛把召平瓦呂△覆燭鯀鑢世砲靴泙后�

松下幸之助翁は毎日「素直な心」でいることを求めている。素直な心とは「私心なく、曇りない心」のこと。人は常に色のついたガラス越しに世の中を見ている。そのため、本物の色が見えなくなってしまう。誰かと喧嘩してしまうのは、相手の言うことをありのままを受け容れず、「偏った考え方」で見てしまうからだ。黒田長政は、腹心の部下と「腹立てずの会」を催していた。何を言われても腹を立てない会ことを約束したミーティングをすると、衆知が集まる。衆知が集まる環境では、人はリラックスできる。幸之助翁は、「衆知を集め、リラックスし、正しい断を下すために素直な心であり続けよう」としたのだろう。会場のアナウンス「素直な心はあなたを聡明にします」が少し理解できた気がした。


2018年05月22日(火) 松下資料館訪問記�А峽弍勅圓了纏�は断を下すだけ」

幸之助翁は社長の仕事は「断を下すだけ」だという。社長が東に行けと言ったら社員は皆、東に行く。西に行く人なんかいない。だから成果が上がらないときは断を下した社長一人の責任。その時は深くお詫びせよという。そして、断を下すにはタイミングを測る必要がある。歴史上の失敗を見ても、「出るときに出ていない」「退くときに退いていない」ことが原因。これが狂うのは利害にとらわれて、「損したらどうしよう…失いたくない」と迷うから。大切なのは「利害にとらわれない出処進退の見極め」だ。


2018年05月21日(月) 松下資料館訪問記�Α峇覿隼般燭了箸づ咫�

松下幸之助翁は数字を重視した。黒字は企業使命達成の報酬であり、赤字はその逆でお客様に喜ばれていない=お役に立っていない証だと考えた。そして次のように、社員に求めた。「困ったときこそチャレンジしないといけません。そのときは原点である企業使命に戻ってください。企業使命は一人一人の行動を測るものさしです。それに照らして自分を励ましてください」。企業使命は飾りではない。苦しい時ほど自分に「企業使命通りできているのか」と問いかけて自分を励ます。これこそが企業使命の正しい使い途である。


2018年05月20日(日) 松下資料館訪問記�ァ崘い擦毒い擦此�

社員稼業で経営意識が高くなった社員には、仕事を任せる。が、本質は「任せて任せず」だ。まずは「なぜこの仕事が大切か」「この大切な仕事をなぜ君に任せたのか」で動機づける。次に、あれしろこれしろと指示せず「君ならどうする?」と質問する。質問をすれば人は考えて答えを用意するようになり、以下の3つの効果が得られる。�ヾ覿隼般燭謀�う答えを求めるから、企業使命も考えるようになる。�⊃�字を尋ねてくるから、数字を用意するようになる。�9�之助に「君、よくやったな」と喜んでもらいために頑張る。


2018年05月19日(土) 松下資料館訪問記�ぁ崋勸�稼業」

幸之助翁が「社員稼業」という言葉を創ったエピソードを聴いた。社員稼業とは、役者が自分のビジネスを「役者稼業」というように、社員には社員としてやるべきことを主体的に考え行動することを言う。「自分の仕事だと思えば、看板のキズや汚れに気付く」「自分の金だと思えばもっと大事に使う」など、自分ごと化して考えるように仕向ける。「社員稼業に励んでくれ」はそれを意識づける言葉だ。


2018年05月18日(金) 松下資料館訪問記��「なぜなら大衆の要望だからだ

松下幸之助の生涯VTRの中で、壮大な5か年計画を立案し、発表するシーンが出てくる。この時彼は言う。「この計画は絶対達成する。なぜならばこれは大衆の要望だからだ」。また、幸之助翁は別の機会に、「松下電器はどこまで大きくなるのですか?」と銀行から質問されて「わからない。会社の大きさを決めるのは大衆だ」と応えている。「世の中に生かされている」=「感謝報恩」の意識が強くないと言えない言葉だろう。逆に言えば、明日の売上げを心配するのは「お客様に感謝して、何かお返しをしよう」の気持ちが少ないから。心配する暇があったら、もっとお客様の「喜びづくり」を考えればいいのだ。


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