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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
SONY系の会社の仕事をすることになった。そこでSONYのことを知ろうと、NHKプロジェクトXの『町工場、世界へ翔ぶ』を観た。日本製品をドイツやアメリカに売り込む苦心惨憺たる営業姿勢に感心した。特に、ドイツではどこの電気屋でも断られた商品を、ピアノなどを売る高級品店で販売。サクラを使って売れる事実を作った後に、高級品店の店主の顔を並べて「クリスマスにはSONYを贈ろう」の広告を打つ。そうしたところ注文が殺到し市民権を得た話だった。販売チャネルを持たないから、他社と違う市場に入ることができる。「持たないことは、見方を変えれば強みになるという、持たざる者の強さ」を感じたドラマだった。
2日の部長の失敗談��ベンチャーの投資担当になり、本社に「魅力的な企業がある、投資しましょう!」と答申し、投資を引き出す担当になったときのこと。ある会社を強く推すと、本社からは「なぜ成功すると言える?」「成功事例がないからダメだ」と却下されることが相次いだ。このとき部長は「ベンチャーだから前例なんてあるはずがない。あったらそれは二番煎じだから魅力がないじゃないか」と考えた。が、そんなことを主張しても埒は空かない。そこで、ミニマムプロダクト方式を採用した。実験的に小さくスタートして小さく成功する。これを重ねて最終的に大きな承認をもらうやり方だ。相手を納得させることは難しいが、納得してもらうには階段を踏む手続きが必要だ。これを聴いた、受講生からは「本当に伝わっているか」「伝わっていないんじゃないか」と、確認を取りながら進めていくことが大切だ」との意見が出た。
一昨日の部長の失敗談�▲繊璽爛蝓璽澄爾砲覆蝓⊃�場で皆を引っ張ろうと考えた。そこで「各職場で目標を立てて頑張ろう!」と主張したが、誰も乗ってこなかった。各職場のメンバーは「そりゃそうだけど…はあ」という感じだ。メンバーが求めているものと、リーダーの自分が求めているものが全然違うから起きた現象だ。この失敗で部長は「あるべき論を振りかざしてもダメ。メンバーの心がどこを向いているの?今、何を求めているの?」を知り、それにことから始めるようにしたという。この失敗談を聴いた受講生は「きっとこうだろうと自分の思い込みだけで話してはいけない」「自分で考えてもらうことが必要」という意見が出た。リーダーが冒しがちの失敗だけによい気づきになった。
昨日の部長の失敗談�ー磴け超肇泪鵑世辰燭海蹇△�客様の作られた仕様通りにシステムを設計して納品した。出来上がったシステムは動かなかった。仕様が原因だった。このときお客様から「あなたもプロなんだから、仕様が間違っていたら指摘してくれないと」と文句を言われた。この体験で部長は、言われたとおりに開発をするのは仕事ではなく、望む効果のあるものを納めるのが仕事だと気付いたという。この話を聴いた幹部は「お客様のやりたいことをちゃんとわかっていないから、いうことを全部聞いてしまったんやね。要望を聞き出す質問力とこちらから導いてあげることが大切」との意見が出た。
某大手の支店で幹部研修を実施した。研修の最初に部長に失敗体験を語っていただいた。幹部の皆さんに「部長だって失敗する→失敗から多くを学べる(何も失わない)→自分も失敗を恐れない→良いと思うことに挑戦する」を意識して仕事をしてほしいからだ。部長の失敗体験だが20分程度。その後、この失敗談から気づいたこと、今の自分の仕事に応用して注意すべきことを意見交換していただいた。非常に良い意見が出てこのセッションだけで60分を費やした。失敗談を題材に学ぶことの重要性を痛感した。
岐阜のモネの池を母と家族で訪ねた。日本の清流ならではの池の美しさに感動した。もともとの名称は「名もなき池」で、その名の通り辺鄙な所だ。SNSがなければ決してヒットすることもなかっただろう。池には「ハート」「V字」と呼ばれる、その模様の錦鯉がいる。この2匹を探すのも池の鑑賞の楽しみだが、鯉のいる池でこんな楽しみ方をしたことがない。それを可能にするのもSNSならではの、魅力だ。
20時まで残業が当たり前だった某問屋。ところが今は1830には全員が退社するようになったという。そこで「なぜそれが出来たのか?」秘訣を尋ねすると、その一つが終礼になった。それまでは「仕事が終わってから終礼」をやっていた。すると、終わった人は終わっていない人が終わるまでボーッと待つことになる。この時間は無駄だ。そこで1800に終わっていようがいまいが終礼をすることにした。そしてその時点で終わっている人は、終わっていない人の存在を確認し終わるように助けるようにしたという。終礼の開始時間ひとつで帰る時間が変わる。会社とは、本当に不思議なものだと思った。
昨日の社長が、経理部門志望の女性に入社前、物流部門でアルバイトをさせたのは労働力の提供が目的ではない。現場で毎日働いていれば、さまざまなミスが発生する。「伝票のミスひとつが現場にどんな混乱を起こすのか、それを学んできて欲しい」という親心だ。凄い親心だと思った。
某社の社長の採用体験談を聞いた。会長は面接のとき、部屋の外にゴミ箱を置く。その近くにわざとティッシュを落とす。拾うかどうかを見ているのだ。30人受験して、拾った人は経理志望の女性1人だった。社長は彼女にこう言った。「うちに入りたいなら、親に言いなさい。友達にも聞きなさい。そしてアルバイトに来なさい。3か月物流部門に入って梱包を手伝ってください。それから業務の手伝いをして下さい。それで良いかどうか考えて月曜の17時までに返事ください」。その女性は即返事してきた。「入社希望します」。それから半年後、彼女は同社の正社員になった。そして、今では「経理課長を目指せ」と言われ、頑張っている。
昨日の社長は、自社の若手社員に対し、「会社に若手社員がいないとできない3つのことを語った」。�ヽ萓�化 �∪�長 ��会社をトレンドに乗せる。これらはOJTからだけでは生まれない。OJTにできることは現状維持だけ。イノベーションを起こすには、社員が自主的に動く機会を創っていく。そのための機会提供こそ、今の経営に根本的に必要なことだ。
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