V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2017年12月22日(金) できることは素直に「できる」と伝えよう

今まで日本は「謙遜=美徳」だったが、国際色が豊かになる中で、「私はあなたのために何ができる」を正しく伝える言葉と表現力が必要になってきている。そこで、そのことの大切さを説いた『こうすれば人は必ず動く』の中の言葉をここに記す。
「自分に与えられている仕事を遂行するあなたの脳力を決して疑われないこと。実際にトライしてみれば自分が思っている以上のことができる(P72)」
「取引しようと思うなら、相手の問題が何であるかを発見し、相手がそれを解決できるよう、援助を提供すること(P101)」
「世の中に何かを与えよう、そのためにはどうしたらいいのかを見つけ出そうと試みてください。自分の中になにか他の人が求めるものはないか、それを発見してその他の人の求めるものに誰よりもよくこたえていこうとして見てください。それこそがビジネスに成功する秘訣、そのすべてなのです(P174)」
つまり、自分にできることをちゃんと伝えることが大切。できることをできない、と言ったり、自分のことを過小評価して表現することマイナスにしかならない。自分を卑下して受けを狙う姿勢は百害あって一利なしだ。


2017年12月21日(木) ロジカルシンキングを学んだ社員からの質問

若手社員にロジカルシンキングを教えるセミナーを開催。その中で「ロジックチャートって完璧だと思うのですが、限界があるとしたらどんな問題でしょうか?」という質問をいただいた。面白い質問だが、回答して2種類あると思った。第1は、問題の前提を捉え違いしていて、分析した問題が本当の問題ではないとわかったとき。第2は、ロジックツリーは正しくてもそこで得た解を実行するのは難しい、というとき。おそらく後者のケースはとても多いがそれが人間という生き物だ。それにしても良い質問する若者だ。


2017年12月20日(水) 今年3度目の訪問「たこまん」での学び��ニュースの中身

「たこまん」のデイリーニュースを拝見した。こんなことが書かれていた。現場「お孫様のために『背負い袋』を頼みにご来店されたご夫婦が、ケーキは別のお店で頼んであるから背負い袋は単品で…」とおっしゃられました。私は少し悔しかったです。なぜたこまんのケーキが選ばれなかったのかを考えると、お声がけ不足やたこまんならではの特徴をお伝えしきれていなかった…など考えてしまいましたが選ぶ権利はお客様にありますので選んでいただけるようにする工夫は自分たちでできるので皆で工夫し伸ばしていきたいです」。これに対し本社の幹部は次のように回答していた。「『〇〇ならココ』と私たちもそうしているようにお客様は目的や用途によって店を使い分けています。『お客様にとって良いこと、美味しいこと、便利なこと』をもっと追求して選ばれる店・商品づくりにもっと努力が必要ですね」。こういう気付きの交換が、たこまんの品質を高めていると思う。やっている会社とそうでない会社は長い年月を重ねるうちに圧倒的な差ができるだろう。


2017年12月19日(火) 今年3度目の訪問「たこまん」での学び�▲妊ぅ蝓璽縫紂璽�

今回気が付いた「たこまん」の魅力の第二は、毎日のデイリーニュースだ。デイリーニュースは同社の幹部社員が各出先、部門から送られてきた日報にコメントを付けてそれを一覧にしてフィードバックするもの。このやり方は私がUFJ〜MURC時代にマネジメントしていた時と同じやり方で、サトーHDの三行提報にも酷似した、「毎日の気づき(改善提案)の送付→トップのFB」の仕組み。これにより、トップは現場のことを感覚で感じることができるし、適切なタイミングでジャッジメントができる。現場はFBを貰うことによって成長できる。やはりこのやり方が一番なんだ…たこまんの仕組みを聴いて改めて確信した。


2017年12月18日(月) 今年3度目の訪問「たこまん」での学び�〜篭箸寮鎖�

中部マーケティング協会の商品研究部会で「たこまん」を訪ねた。同社にお伺いするのは今年3度目だが、またしても多くを学ぶ機会を得た。その第一は、創業の精神をストーリーで語ることのインパクトだ。同社の「たこまん」の名前の由来は、創業者が修業時代に食べた蛸酢が途方もなく美味しくて、「同じ作るならこんな美味しい菓子を創りたい」と思ったことに由来する。理念を作るなら、そうした切っ掛けになった瞬間を忘れないような理念にしたいものだ。


2017年12月17日(日) 「ショコりゃあて」を使った親子クリスマスケーキ作り体験

クライアントが開発した名古屋の新たなガトーショコラのお土産「ショコりゃあて」。17日は名古屋の「千種グリル」に20人の子供と親御さんに参加していただいて、ショコりゃあてをクリスマスケーキにするイベントを開催した。どんなケーキになるかワクワクでしたが、仕上がりの高度さにビックリ‼️「モノを売る前に体験を売れ」と言うが、子どもたちと親御さんの表情を見ながら売るよりも「お客様と一緒に楽しんじゃう」。それがとっても大切なことなんだ、と学ばせていただいた。


2017年12月16日(土) 名古屋大学経済学部社会人大学院(MBA)で講義

名古屋大学社会人大学院(MBA)で今年も講義全部で15コマ4日間。今日のテーマは、「いかに理念を現場に浸透させるか」。1030〜1800まで。驚いたのはその出席率と、出足の速さ。歳末の土曜日だというのに、80パーセント以上。さらに開講の20分前には約半数が来て解錠を待っていた。このモチベーションの高さはどこから来るのかな?穏やかで向学心が強く、表面的な解で満足しない皆さんとのディスカッションは刺激的。居残って質問してくれる人もいて、感謝感謝です。


2017年12月14日(木) 全ての価値はアイデアではなく実行にある

「やめられない、止まらないかっぱえびせん」というCMのコピーを書いたという人が、カルビーを訴えたという。訴状によると、自分が書いたことが認められず社員が作ったことになっているらしい。しかし、その記事を読みながらつくづく腹が立った。コピーライターは黒子。コンサルタントも黒子。自分がやった、と言っちゃいけない。実際にコンサルタントなんて何もしていないのだから。コピーライターだって、書いただけでは何もならない。案を選んで「やる」と決めたクライアントのトップ、やるしかないと覚悟を決めてやり切ったクライアント様の従業員ひとり一人が何より凄い、素晴らしい。「すべての価値はアイデアではなく、実行にある」と私は思う。


2017年12月13日(水) 「あなたは成績だけの人」と突き放す上司

個人技に優れている社員。彼女には「結果は出しているから文句あるの?」と周囲を見下すようなところがあった。ところがある時体調不良で3週間ほど休み、その後復帰した。すると手元には仕掛在庫が何もなく、その後成績が奮わなくなった。そして焦って苛立つようになり、愚痴ばかりが増えた。そしてある日、上司に「辞めてやる」と申し出た。すると上司は「あなたは成績だけの人。この仕事がチームワークだとわかっていない人。周囲の支えが見えていない人」と彼女を突き放し、「これは良い機会。今から変わりましょう」と説得した。この言葉に彼女は大泣きし、以来周囲を見ながら仕事をすることができるようになった。


2017年12月12日(火) 「わが社は出る杭は絶対に打たない」という確信

ある会社の上司が、社内組織再編で落ち込む部下を励ました。この部下は個人的にすごく高いスキルを持っていたが、上司から「あなたのような人を大勢育てて全体を底上げしたが、どうしたらよいか?」と聞かれた。そこで彼女は、そのためにはDBを創る必要があると上申し、異動。DBを創り上げて期待通り全体の生産性を上げた。が、その後組織再編で、その仕事が本社に移管されてしまい、全く別の部署に異動することになった。ガッカリする彼女に、上司は次のように言ったという。「この会社は、出る杭は絶対に打たない。会社は当てになる人を重視する。あなたたちは私達の誇りです」。この「わが社は出る杭は絶対に打たない」という確信は、挑戦心を持った社員を勇気づけるだろう。


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