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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
逆算思考が、市場の見方を変える…昨日の社長の考え方を変えたのは、この春に実施した私のブロックゲームだった。このゲームの最中には「逆算」で考えると生産性が飛躍的に上がると気づくセッションがある。それを早速経営計画に応用したのだ。社員は当初戸惑っていたが、今はやるしかない、と開き直っていた。この気づきをすぐに自分の経営に置き換える置き換え力に感動した。
20億の会社を5年で100億にできるのか…?社長が本気になれば、それも可能ではないかと昨日出会った社長と話していて感じた。この社長の頭の中には、「積み上げ」はない。あるのは逆算だ。先に100億があり、そこから逆算をして「何をすれば100億になるのか」を考えるように現場に指示している。そのため、現場の社員は、今の客に押し込むよりも新しい市場を見つけることに躍起になっている。これが120%を目指したら、押し込むだけで終わりかもしれない。今どきこんな高い目標を目指す社長がいることに驚いたが、行く末が楽しみだ。
日本の輸出品の多くは完成品ではない…確かに、日本の家電製品などアジア企業製品に押されつつあるが、その中のロームや京セラ、村田製作所などの半導体部品は全世界に採用されるほど好調である。そのことを先日訪問したVセラックスの高山社長は「出口産業が強いから材料も強くなる」「材料を制する者は世界を制する」「材料があるからものづくりができる。材料が変わればモノづくりが変わる」と教えてくれた。改めて、わが国の材料メーカーの強さを感じた。
なぜ結婚ができないのか…そのヒントが人は幸せだから笑うのではない、笑うから幸せになるのだ…だからまず、訳もなく笑いましょう…という笑いヨガの考え方にあると思う。これを応用しれば、幸せだから結婚する人もいるが、結婚するから幸せになる人もいるのではないか。かつて、見合い結婚全盛の時代は、そのような考え方が存在した。条件面が揃わないことを嘆いている人が多いが、条件を全部揃うのを待っているより、まず一緒になってそれから徐々に幸せになる方法を探す。そんな挑戦的な生き方もカッコいいと思う。
放課後の子供たちはどうあるのが理想なのだろう…?先日、見た光景がひとつの理想像だと思った。名古屋市郊外のある会社を訪問した。その会社の前には公園があり、そこで子供たちが10人くらいでドッチボールをしていた。大学生くらいのお兄さんとお姉さんが指導していたようだった。これが所謂学童なのかと思うが、このような環境で子供たちは体を鍛え、友達と遊ぶことを覚える。子供が学校から帰るとひたすらゲームばかりしていると悩んでいる親御さんは、近所にこんな場所がないか探してみるといいかもしれない。
最近、街を歩いていて妊婦さんを多く見かけるが、なぜかな…と思う。妊婦さんが結構年配なので、医学が進歩したのはひとつの理由だろう。また、以前、少子化の原因が「将来の展望が描けないこと」にあると聞いたことがある。だとしたらそのような絶望感が少しずつでも薄れているのかもしれない。特にサービス残業がなくなり、残業代が満額支払われていることや、働き方改革の推進で残業制約に推移したことが影響しているのではないかと思う。これまで幾多も少子化対策が練られてきたが、それが実を結びつつあるのは嬉しいことだ。
毎週のようにアユ釣りに行く。9月にこんなに釣れるのは初めてだ。私が好んでいく場所は、ロープを握って谷を下って行くようなところで、とても人に「一緒に行こう」と言えるようなところではない。が、自分は腕の良い他の釣り師と競って次々釣り上げるような達人ではない。もともと山間の深い谷で、人にないところで釣りの楽しみを覚えた人間。だからこそ、釣れるかどうかより、渓流に誰もいないことが重要なのだ。だからこそ癒される。その上で釣れるのならなお最高だ。今日も非常に良い想いをさせていただいた。神様に感謝したい。
経営者視点とマネージャの視点は何が違うのか…最近、役員以上の人にはそれを意識するように指導している。そのひとつが経営者は問題解決を行う場合、ヒト・モノ・カネ・情報・時間などぶち込むことで解決する視点を持つことだ。課長クラスまでは今与えられている資源で目標達成に向け解決していけばいい。が、部次長クラスは人が足りなければ人を入れ、モノが足りなければ稟議を書いて申請する。そしてそれ以上になると、どこかと提携したり合併したり、事業再編することや、システムを導入するなどの手段で問題の抜本解決を図る。自分はその視点をもっと指導できる人にならねばいけないと思う。
会社が新事業に挑戦し、そこで悪戦苦闘した記録は、企業にどのような形で残っているべきだろうか?もし、それが一冊の本のようにまとめられていたら、その事業が成功した時はその成功要因は何か振り返ることができる。また失敗したときには、同じように失敗要因は何かを分析することができる。今日、中部マーケティング協会の商品企画研究部会で訪問した会社はこの記録を残し、それをベースに自らの挑戦の物語を語ってくれた。聴きながらその記録が同社の財産であると感じた。
脱下請けへの挑戦は双刃の剣である。下手をすると不良在庫を抱えたり、資金を使いつくして倒産を早めてしまうことにもなるからやる以上は慎重にやらねばならない。最大のポイントは流通。作った商品をどのように売るのか、それを確立してから売る。それには最初から流通と一緒に作ることだ。流通の担当者の意見を組みながら、売り場を想定して、その売り場で売りやすい商品にして売る。私が見てきた成功事例の多くがこのパターン。今指導している会社にもこのことを徹底したい。
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