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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
松下幸之助の経営哲学を学んだ。経営道「正しい経営」は以下の9点。�―庵里鮟犬瓩秦完�経営 �▲�ラス張り経営 ��ダム経営(蓄えて余裕がある)�づ�正経営(経営はバランスが大事。何が出来ていて何が出来ていないのかを考える)�ゼ�主責任経営(経営者は自責で)�Ρ�が降れば傘をさす経営(当たり前のことを当たり前にやる凡事徹底)��日々新たな経営(昨日のことは忘れて日々新たに。朝と昼と夜は違う)�╋β原Ρ鼻焚饉劼麓匆颪慮�器。社会のことを念頭においてから考える) ��適材適所の経営 こういう考えはとても大事だと思う。
ある経営者から「ネット通販よりリアル店舗が優れている点はどこでしょうか?」という質問をいただいた。私の回答は「ユーザー同士のコミュニティができること」。よってマニアックな専門店ほど、リアル店舗での成長の可能性を秘めている。大衆相手の大型店で量を売ろうとするのなら、常に大手との価格競争にさらされるし、その傾向はネット通販でより強くなる。これからは今まで以上にマニアックな専門店向けの商品こそ、B2B2CでWin-win-winを実現できるのではないかと思う。
花房先生のグループ経営論も拝聴した。中小企業のグループ経営は、各社が自分で考えて自分で行動する主体の総和であるべきだという。大企業のグループ経営には、各社の主体がない。本社がガチャガチャ意思決定に横やりを入れて来るので常に本社の顔色を窺った経営をしている。それよりも、各社を勝手に伸ばしていくべき。その代わり、酷い経営の場合は店じまいさせることも躊躇しない。それこそ中小企業固有のダイナミズムが生きると思う。
花房先生の「経営進化論」は、進化する人の継承である。代替わりして確実に進化することだ。そのために�‖綢悗錣蠅忘櫃靴突�念がぶれないこと。後継者は自らのモチベ―ションを維持するために�⊆�分にしかできないこと、新しいこと(something new)をやること ��お客様に喜ばれる、認められることをやる ことが大切だという。さらに危機に対する気付きを早くするため、結果よりプロセスを重視する経営を実践せよという。プロセスを重視する経営は、観察とコミュニケーションと勘を大切にする経営。現場の状況を常に観察できる「三行提報」のような仕組みが有効だ。
花房先生の「経営行為論」は、経営の目的的行為を指す。その最初は理念である。ところが理念はどこの会社も似ている。そこで理念をかみ砕いた行動指針を作る。先生が経営していた日立キャピタルの場合は �ー詑侶从僂領�付けのあるクレジットに徹する(やらないことを決める) �▲機璽咼垢寮�度化(同業他社ではやれないこと) ��リスク管理に徹する の3つであった。これは行動指針と言うよりも「経営基本方針」かもしれない。先生は理念は同じでも行動指針が同じ会社はまずないという。そしてこの行動指針に基づいてビジョンの設定、戦略立案、長期短期の経営計画が生まれPDCAが回るという。理念とビジョンの間の行動指針。ドメインの設定を含む基本方針の大切さを理解した。
花房先生の「経営存在論」は、欧米は経営を利害関係者集団と捉えること。欧米では「株主あっての会社」と株主中心主義で考える。が、日本は「会社を支える利害関係者には『お客様・仕入先・従業員・地域社会・株主』があり、そこには重要度の序列がある。近年は従業員第一主義という会社があるが、それは従業員との「協調」のためであって、本質は顧客第一主義であろう。また、地位貢献は当たり前で「地域の恩恵にあずかっている。地域に自由に活動できる。地域で働かせていただいている」と思うべきだという。地域清掃をするのは当たり前で、日々そのような行動になっていないのは問題だという。誠にごもっともであり、聴きながら胸の奥底で燻っていたものが氷解していく思いだった。
花房先生は、経営の原理原則を3つの切り口で紹介していた。�〃弍賃減瀟澄峽弍弔呂い�なる存在か?」��経営行為論「経営は何を成すべきか」�7弍朕焚熟澄峽弍弔呂い�に進化するべきか?」。このように3分割して考えたことがなかったので、この切り口はとても斬新だった。
元日立キャピタル社長の花房先生の講義を受けた。これが3回目。先生は「今大切なのは哲学、理念、倫理観を持ったしっかりとした生きざま」だという。つまり、社会の要請にしっかり応える経営をせよ、決して自利のための経営をするな、とおっしゃる。当たり前のことだが、この当たり前のことをとてつもないレベルでやれとおっしゃっているようで、ズドンと胸に響いた。
ある寝具メーカーの下請けの現場を見学した。親会社は同じ仕事を5つの会社に発注していた。親会社の管理は大変厳しく、異物混入などのクレームが発生すると、30%仕事が減るルールになっていた。ピーク時には他部門に応援要請するが、応援に来る人にもその作業場で働けるという資格認定証を発行。認定登録者しか作業に参加できない体制になっていた。さらにオンラインカメラが設置されていて。いつでも親会社が現場作業を監視できるようになっていた。今どきは親会社がここまで管理するのかと聞いていて驚いた。
名古屋場所後、友人たちと大鳴門親方と一緒に会食した。元大関の親方は、「自分はよく半殺しにあった。半殺しにされるから限界を超えて越えて、成長し続けることが出来た」と語った。しかし、今は様々な規制で弟子へゲンコツや竹刀は禁止。だから自分の壁を越えられない力士が増えている。人の底力は「もうだめだ」と思っても、そこから逃げられず、やむなくもう一度立ち上がる時に生まれる。今のリーダーにはそのようなとき動機づける熱情と言葉が必要だ。それは「君ならできる、俺は信じる」だ。
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