|
V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
松下幸之助翁と言う人は、商品開発者としてもすぐれていたのだと思う。彼が、部下にアイロンを開発するよう指示したエピソードに唸った。「今、アイロンというものを二、三の会社がつくっているが、使ってみると非常に便利である。しかし、残念ながら価格が高く、せっかく便利なのに多くの人に使ってもらうことができない。そこで、わしは合理的な設計と量産よって、できるだけ安いアイロンをつくり、その恩恵にだれでもが浴せるようにしたい。今、師範学校を出て、小学校に勤めた先生は給料が安く、たいてい二階借りをして暮らしているが、そのような人でも買える価格にするためには、今四円から五円しているのを三円くらいに下げなければならない。それを松下でぜひやり遂げたいがどうだろうか」。モノ不足の時代ながら、ターゲット像がとても明確なのだ。さらに、国家のために小学校の先生が『かっこよくあること』だ大切だ、と説いているように見える。この天下と自分を連動させる考え方が人を動かす秘訣なのだと思う。
明治大学の学習室は同じ大学院で教えている名古屋大学の教室に比べ、実に快適であった。何より清潔感があり、見晴らしがよく、開放的だった。さらに掲示板がデジタル化されていてアップデートされている。逆に言えば、見晴らしの悪さ、重い机、清潔感に欠ける空間、古い掲示物は、学習意欲を損なう一因でもある。名古屋大学がそうだと言わないが、職場の中からこれらを追放しないと学習する企業にはならないであろう。
昨晩のビジネススクールでの講義の開始は18時55分。90分のうち、一番伝えたいことを最初の10分に持ってきた。ところが、生徒はその後から次々入ってくる。仕事を終えてから参加するためだ。そのため、後の方の解説部分は聞けても、なぜその解説をしているのかはきっとわからず仕舞いであっただろう。夜、遅れる人がいることを想定した講義では、進行を工夫しないといけないと悟った。こういうことはやってみないとわからない。
明治大学ビジネススクールでの講義をした。テーマは「ファミリビジネスアントレプレナーシップ」。ファミリー=同族、ビジネス=経営、アントレプレナー=社内起業・新規事業というべきもので、長期持続的な経営には欠かせない革新のこと。この革新のうち、同族経営だからこそ欠かせないのが「創業の精神」の遵守である。その多くは経営理念に凝縮されているので、理念に自己観照し、そこから発想して新事業戦略を立案することが肝心だ。受講者には二世経営者が多かったが、自己観照する前に分析法ばかり研究していた。二世なら、まずはそこを改め、自分が引き継ぐ理念と誰よりも向き合う必要があるだろう。
昨日は、当社設立3周年記念セミナー『生産性向上体験ゲーム研修』を開催しました。最近お世話になった方30人とメルマガで申し込みをいただいた方にご参加いただいたのですが…こんなに楽しくていいのっ?!って思うくらい、楽しい時間でした。知らない者同士3人が一組になり、同じゲームを繰り返しやるうちに、だんだんスピードアップし、ついに驚異の時間短縮を体験していただきます。そこにいくつもの生産性向上のヒントが隠れています。それに気が付いた時の皆さんの驚きと当事者意識が、場の空気をとても熱いものしてくれました。研修の最後には、4年目を迎えた当社の新しいサービスも発表。言った以上はやらなきゃと、これから気合入れて頑張ります。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!!来られなかった方、追加開催検討しています。その時は、よろしくお願いします!
松下幸之助さんは海外の責任者が報告に来ると真っ先に「儲かっているか?」ではなく「その国の政府に喜んでいただいているか?」「お客様に喜んでいただいているか?」と尋ねたという。なぜなら、同社の海外進出の目的は、「その国の人件費が安いから」ではなく「その国を豊かにするため」だったから。目的の違いは、こんな小さな違いになって現れる。そうした思想をしっかりと学びたいと思う。
窪田貞三先生の、松下幸之助塾に参加。今回は経営理念の定義を学んだ。松下幸之助翁曰く、「経営理念とはこの会社は何のために存在しているのか?この会社はどんなやり方で経営を行っていくべきか?」を表したもの。ゆえに「正しい人生観、社会観、世界観に根差した自然の理に適ったものでなくてはならないという。そこで早速「何のため」から「どんなやり方で」までを書き改めてみた。しっくりくるものが出来て良かった。
NHKのドキュメントで『ミアタリ』を観た。指名手配犯を探す刑事が、犯人の写真を見て、顔を覚え、街で歩きながら指名手配犯を発見、逮捕するという手法。顔は変装などできるが目は変わらないから目つきだけを覚えるという。毎朝、手帳に貼った指名手配犯の写真を見て覚えるのだそうだ。手帳に夢を書き、毎日眺めると夢は適う、というが、こんな操作方法があるくらい、毎日目標を見て頭に刷り込むことは効果的なのだろう。それを知っていながらもやってこなかった自分を反省した。明日からやろうと思う。
超久しぶりに始めたゴルフ。多少打てるようになったと思っていたら、途端に打てなくなった。振れば振るほど深みにハマり、ついにシャンクまで出るようになった。練習場で泣きたい気持ちになった。が、なんとか気を取り直して室内練習場へ。ここで、プロのスイングと自分のスイングを一打一打比較しながら、何がいけないのか検証した。自分の悪さ加減は一目瞭然。特に左膝の使い方が全然なっていなかった。それを直したら、ショットが安定し始めた。一流をベンチマークしながら自己観照し、成長することの大切さを実感した。
噂には聴いていたが、北海道新幹線のお弁当が凄い。「商品を磨く」という言葉があるが、弁当のコンセプト、味、色合い、包装、ネーミング、価格、陳列方法…磨き抜いたその美しさにグッと惹きつけられた。鮭のオレンジ、いくらの赤、卵の黄色、烏賊の白、これに数の子の金やそぼろの茶色を巧みに組み合わせている。どれだけ施策を繰り返したのだろうか。価格設定も魅力で、列車旅のときは是非味わいたいものだ。
|