V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2016年06月30日(木) 幸之助翁曰く「若鮎のような心境で人生に臨みたい」

松下幸之助が、なんと鮎のことを語っていた。感動したのでここに記しておく。「鮎という魚は、激流ほど「泳ぎ甲斐」を感じる。若鮎のような心境で人生に臨みたい。鮎という魚はご承知のように、静流を好み、淀んだところには棲まないものです。殊に瀬の早いところを喜び、流れが激しければ激しいほど、彼らは元気に跳躍し、力いっぱい泳ぎまわります。まるで激流に泳ぎ甲斐を感じ、生き甲斐を感じているように思われますね。私たちも、こんな若鮎のような心境で人生に臨めば、どんな困難なことでも打ち克っていけるのではないかと思います」。幸之助翁がそう思ったように、鮎のように全力を出せる場所を求めて生きたいものだ。


2016年06月29日(水) IKEAで実感!物流を制する者はビジネスを制する

名古屋港にあるイケアの物理倉庫を見学した。日本のイケアのディストリビューションセンターはここだけで、全店の1/3の在庫があると言います。余りのスケールの大きさにびっくり!大変に整理整頓された倉庫に、日本一棚卸しがやりやすい倉庫ではないかと感じた。回転期間の短さも、ストック品で1か月以内と驚異的!アマゾンやしまむらの隆盛をみてもそうだが、これからの時代は、スピードとコスト、トレサビリティなどの観点から物流を制するものがマーケティングを制する、と改めて感じた。


2016年06月28日(火) 新商品のアイデアを提案したらいきなり入れ食い?!

私が新商品のアイデア開発を指導している精密機械ユニットメーカー。前回までに残ったアイデアは3つ。そこで担当者の皆さんに、この1か月間に実際にチョイスした見込み客に提案してもらうようお願いしていた。この提案の反応次第では、アイデアが全滅になるリスクがあり、今日を迎えるまでハラハラだった。が、開けてみたらビックリ。そのうちの1つのアイデアは、こちらの仮説通りにお客様の問題解決に見事に貢献する「入れ食い」状態だった。「犬も歩けば…」ではないが、動いてみたら道は開けることを痛感した。


2016年06月27日(月) 「究極の商品開発」〜挑んだ人だけが知る発想法

「電気で動くが当たり前の機械を、電気がなくても動くようにはできないか?」。某メーカーの新商品開発のミーティングでこんな提案が出た。そこで思い出したのが14年前に、三洋電機の洗濯機工場を見学した時の記憶。このとき三洋電機は「洗剤を使わない洗濯機」を開発して話題になった。そのとき聞いた新商品の発想法がユニークで、「洗濯機は電気、モーター、水、洗剤の4つを絶対に使う。このうち一つを使用しない洗濯機ができたらそれが究極の洗濯機ではないか」。そして洗剤を使わない洗濯機を作ったという。今、目の前で「究極の商品」作りに、クライアントが挑もうとしている。その姿をとても頼もしいと思った。


2016年06月26日(日) 英国のEU離脱�2氾填罰Δ伴�動車業界

イギリスの選挙の結果で「EU離脱」となった第一報を、たまたま私は顧問先の電機部品メーカーで聞いた。顧問先の社員たちは「これで家電屋が蘇る。反面、車屋さんは困るだろうな」と言った。円高に振れるから、「海外生産→国内消費」がメインの家電メーカーには好都合なのだ。一方、自動車業界は現地生産化が進んだ上に「国内生産→海外消費」の傾向が色濃く残る。このビジネスモデルでは円高は不利なのだ。円高に触れたら、インバウンドも減ってしまうだろう。彼らのこのぼそっとしたつぶやきに、今後の日本の景気が垣間見えた気がした。


2016年06月25日(土) 英国のEU離脱�∧�離独立できる国の条件

イギリスの選挙の結果を受けて、「我が国も離脱を」の意見が各国で噴出しているらしい。より難しい問題を解決するために統合・融合という流れが生まれたのに、分離・独立の方向への転換点にならないか心配だ。そもそも「分離」した状態では解決できない問題が多発したから「統合」の方向に動いたはずである。エネルギーや食糧、あるいは画期的なテクノロジーを分け合わないとやっていけない『分け合う時代』に、「あいつはあいつ、俺は俺」という考え方で21世紀を営んだら、奪い合う・自国だけが富をガメルことが横行するのではないか。この影響で自立できるものとできない者の国家間格差はさらに広がるだろう。


2016年06月24日(金) 英国のEU離脱�ゞ郎垢任療衂爾飽穗卒�

イギリスの国民投票でEUからの離脱が決まった。抱いた感想…この僅差で投票をしてはいけないと思う。これでは「負けた」方には、屈辱しか残らないであろう。51:49の差は、勝った負けたではなく「もっと話し合え」の合図ではないだろうか?民主主義のルールとはいえ、拮抗する両者にサッカー決勝でのPK戦のように無理やり勝敗を付けるのが民主主義の本意ではあるまい。サッカーにだってPKの前には延長戦がある。もっと議論できたのではないか。今後、あらゆるところで「対立するなら選挙で勝負だ!」という、Win-WinよりWin-Loseばかりを目的とした対立が生じないか心配だ。


2016年06月23日(木) 今年も名古屋市『BATON!』の専任講師を務めます

今年も名古屋市の事業で事業承継を支援する『BATON!』がスタートした。第1回のゲストは新栄で純喫茶『ライオン』を継いだ若夫婦だった。街の資産の純喫茶を継ぐのは良いが、不易流行で何かを新しいものに変えて行かねば若い人は見向きもしないろう。それには第一に顧問税理士や会計士など等を年齢が近い人に変えること。古い感覚の人と付き合っていても店を変えるプランは出ないであろう。もう一つは、夫婦の同級生を招いて、イベントを開きながら気づいた改善点を教えてもらうことだ。若い人の洗礼を受けない限り、古いだけのものには未来はない。かつてのヒット曲が今風にアレンジされてヒットするように、古くて新しいものにしないといけないのだ。


2016年06月22日(水) 黒字と黒字体質、黒字基調は全く違う

業績が悪けりゃ自分の給料を下げればいい。さらにそのことで厳しい攻めを負うのなら、自分が引責辞任すればいいだけだ」と、恥ずかしながら前職の時はそのように考えていたことがある。しかし、それは組織の長にしては随分と身勝手で理想の姿だと気が付いた。黒字と黒字体質は違う。組織の長は、今期黒字ではなく、黒字体質を求めないといけないのだ。強い組織をつくるミッションに対し、人件費だけで帳尻を合わせるなど先のことを考えていない証。遅まきながら自分のために猛省したい。


2016年06月21日(火) 某社社長が語る工場長に任命できる人の条件

某社の社長が工場長の資格について語った。「工場長は社員に技術的指導ができて初めて工場長だ」。それを聞きながら、本田宗一郎が語ったという「ホンダは世界で一番速い車を創るために興した会社だ。だから車を来るれない奴(文系社員)は社長にはなれないのだ」と、自分の右腕だった藤沢武夫に語ったエピソードを思い出した。何かになるための必要最低条件を設けることは、人を強くする。人に教える技能がなければ今から身に着ければいいのだ。


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