|
V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
ある業績好調の工務店が、CADの販売会社と組んで工務店向けのセミナーを始めた。CAD会社から見れば、優秀なお客に講師になってもらい、自社商品の拡販につなげようという試みだ。ただし、ストレートに商品販売に繋げるのではなく、その工務店の社長による10社限定10回のシリーズセミナーに参加しませんか、というもの。そこで必要ならCADを買ってくださいという。工務店の社長は「育客戦略」と名付けていた。やる気満々だ。
日差しを避けようと、庭に朝顔を植えたのが2か月前。期待通り葦簀を登って成長してくれたが、なぜだかずっと花が咲かなかった。ところが、最近になって満開でいろんな色の花を付けている。義父はこの現象を「暑すぎたから咲かなかったのだろう。ようやく咲く温度になった」と語った。ということは、今日くらいの温度が、子供の頃の夏の温度だったのか。満開の朝顔の開花に、今年の夏の暑さの異常さを改めて感じた。
クライアントを営業訪問したとき「どうぞ」とお菓子が出た。それは、同社の契約社員さんが創案したもので、凍らせた「蒟蒻畑」だった。いただいて食べてみると、ゼリーを冷やした時特有のモッチリ感とシャリシャリ感があってとても美味しく、大感激!作り方は超簡単!蒟蒻畑を買って冷凍庫に入れるだけ。早速近所のスーパーで買って自宅で試してみたら家族に大好評。以来、わが屋では欠かせない夏菓子になった。
クライアントの近くのお茶屋さんでソフトクリームを食べる。このお店のソフトクリームの原料は約20年前、商社のお客様と一緒に開発したものだ。このお店はその商品採用の一号店。以後クライアントに訪問した帰り道に、必ずと言っていいほど立ち寄ってそのソフトクリームを食べた。既製品と違い、店の個性を活かす仕組みになっている商品なので、ここでしか味わえない味付けになっている。今日も帰りに立ち寄ると、同店内で中学生くらいの息子と母親がソフトクリームを食べていた。こうして20年間ファンを増やしていただいていたかと思うと、とても幸せだと感じた。
クライアントの社長が緊急入院することになった。定期訪問日の今日、さぞかし社員は動揺しているだろうと心配したが、社員の皆さんにお会いして安心した。皆さん、経営計画書とアクションプランがあるからだろう。「やることはわかっている」という雰囲気だった。中には入社3年目の若い担当者がいて、彼は社長の代わりに客先でプレゼンする役目を担っているが、そんな彼も十分落ち着いていた。社長が承認したアクションプランがあることは、現場の強い味方なのだ。
専門商社の常務から秋以降の人財育成の要望を頂いた。よく勉強している会社で、ひとり一人のスキルは高い。そんな会社からの依頼の趣旨は「人間力を高めたい」。そのため、いろんな提案をしたが、どれも「研修時間のねん出」がボトルネックになってしまった。そこで提案したのが「5S」をやってみないかと提案した。5Sには時間短縮効果も人間力向上効果も期待できるからだ。商社には加工場がないのでやり方は工夫しなければいけないが、そこもまた楽しそうだ。
「24時間TV」を何気に見ていたら、重度の障害を持ちながらも普通学校に通う中学1年生の倫太郎君の特集をやっていた。彼は、ハンディキャップを持っている人を「可哀想でも何でもない」といい、それは「個性です」と言い切った。そして、槇原敬之の『どんなときも』の中の「どんなときも僕が僕らしくある限り、好きなものは好きと言える気持ち抱きしめていたい」という歌詞が素晴らしい、と伝えていた。さらに彼は番組の最後にこんなメッセージを残した。「自分の命を大切にして下さい。他の人の命も大切にする事が出来ます」。感動して涙が止まらなかった。すでに彼に教えを乞いたい気持ちさが、将来はぜひ、乙武さんのように世界的に影響力のある人になってほしいと思う。
夏休みということもあり、いつになく「TVを観ていたら」という日記が多くなった。以前習った時間の使い方セミナーでは、「ボーッとする時間」は、仕事に集中する時間の反動で、どうしても必要だとう。だから、時間を有効に使いたい人は、「休む時間」を削ってはいけないのだと。では、どうしたら使えるが増えるかというと、何よりも「緊急だが重要でない時間」を減らすことだ。私の場合だと、「会合への出席」「魚釣り」がこれに当たる。そこで今日は思い切って、魚釣りを辞めてみた。そして、「緊急でないが重要なことをする時間」に宛てた。具体的には机の周りの5Sを行い、日記を書き、秋以降のプログラムの企画書を作成した。それらが終わると、秋以降の夢が広がった感じだ。魚が釣れる楽しみも大事だが、未来へのワクワク感はもっと大事だ。両立が望ましいがそれができない場合は、どちらかを捨てる。思い切ってそれを実行して良かったと思う。
クライアントで新商品開発のファシリテートを行った。商品開発のテーマは「家族」だった。家族と言えば一般的に「親と子」「三世代」である。しかし、今、三世代で住んでいるサザエさんのような家がどれだけあるのだろうか?また、サザエさんと圧倒的に違うのは奥さんが…サザエさんとフネが働き、その収入があってようやく成り立っているという事実だ。そういう変化をとらえると、「家族」をテーマにした商品開発には親子だけでなく「夫婦」の絆を深めたり、サポートし合うのを支援するも重要なKey Wordでないかと思う。その辺を見落としていた自分にハッとした。
夏の甲子園が終わった。今大会は、1年生の清宮選手やオコエ選手、小笠原選手など、前評判が高かった選手がその実力を如何なく発揮した大会だった。大舞台で実力を如何なく発揮できるのは凄いと思う。が、自分もTVの毎週の生放送のニューズ番組に3年間コメンテータで出演したり、1500人のビジネスマンの前で毎年パネルディスカッションのコーディネータを務めた経験からすると、その場で集中し、楽しんでしまえばできると思う。彼らが実力を発揮できたのは、指導者によって育まれた集中力と楽しむ気持ちの賜物だろう。
|