V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2015年07月16日(木) コンサルタントが自分の引退を決めた理由

コンサルタントの大先輩で心の師匠が、自分は70歳を超えた。脳の中にある知識がタイミングよく出て来なくなった…と言って、2年後に第一線から退く決意をした。コンサルタントが現役を退くときを想起したことがなかっただけに、そういうときに引退を決めるのと驚いた。師匠はこの10年間、経営者数十人を集めた塾の塾長を務めてきた。私は何度もゲスト講師で呼んでいただいたが、最後の2年間は自分自身が塾生に伝えたい8つのことを直接講義するという。花道を自分で作る生き方をかっこいいと思った。

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2015年07月15日(水) 新入社員の学ぶ→即実践の素直さに感動する

某小売チェーン某社の新入社員研修を行っている。22人の新人が配属された自店の特定商品売り場の目標達成率を2か月かけて競う研修だ。この間2回の中間報告会があり、お互いの店の販売方法、創意工夫を交換した。「今一番売れています」「当店のNO.1」「今、箱買うがお得」などのPOPを貼ったら即効果があった、レイアウト変更して見えやすい位置に置いたら効果があった、レジ前で声がけをしたら売れた…など、一回目の中間報告会で知った仲間の実践事例や私からもらったアドバイスを素直に実践した発表が相次いだ。その素直な行動力に感動した。

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2015年07月14日(火) 「やり方はオーソドックス」は現場では褒め言葉だ

前職で部長だったときに専務だった人から電話をいただいた。元専務は、現在は某大手企業の顧問になっている。その元専務から研修企画会社の社長をご紹介いただいた。元専務は私のことを「やり方は大変オーソドックスな人だ。それゆえに応用範囲が大変に広い。やっているテーマがバラバラなようで実は一本で繋がっている。だから付き合いの長い会社が多い…」紹介してくれた。やり方はオーソドックスは新しいもの好きなマスコミ受けはしないが、成果を求める現場ではとても信用される言葉。大変光栄な紹介のされ方に、身が引き締まる思いだった。

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2015年07月13日(月) 「セカイノオワリ」の歌詞に学ぶ世界を終わらせない方法

子供が車の中で世界の終りの『RPG』という曲をかけたので何気なく聞いていたら、そこにはこんな歌詞があって驚いた。「方法という悪魔にとりつかれないで、目的という大事なものを思いだして」。「世間という悪魔に惑わされないで。自分だけが決めた答を思い出して」。私たち大人がいつも直面している問題がここに集約されているように思った。そこに気づかせてくれるとても良い歌だと思う。

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2015年07月12日(日) 「任せれば人は楽しみ動き出す」を肌で感じる瞬間

某社の現場の営業マンを集めてV字成長のための計画立案研修を実施した。未達成続きでモチベーションの状態が心配されたが、皆、希望に満ちた明るい雰囲気だった。半月前に現状分析をしたときは厳しい表情の人もいたが、竹やぶ戦略を学び、自分たちの竹やぶがどこかを自分たちで探し、それを見つけたら途端に表情が明るくなった。「任せれば人は楽しみ動き出す」はNHKの『プロフェッショナル』第1回星野佳路さんの時に出たプロの心得だが、まさにそれによる空気感の変化を感じた。

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2015年07月11日(土) 向上心に火が付いた人からの嬉しいメール

営業力強化を指導している某クライアントのある支店の現場リーダーから次のようなメールが届いた。「本日会議ありがとうございました。今回は様々な支店の見解を楽しみにしていました。すべての支店のアクションプランを確認しましたが、自分のなかではまだまだだなぁと思っています。酒井先生の見解を改めてお聞きしたいと思ってメールさせていただきました。長くなって申し訳ございませんが、今後ともアドバイスよろしくお願いいたします」。通常は自支店へのアドバイスだけで満足するところ、より良いものを見て学ぼうとする姿勢は素晴らしい!メールを貰ったこっちが感動した。

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2015年07月10日(金) 帝京大学ラグビー部岩出監督に学ぶ小さな組織論

『ようこそ先輩!課外授業』で帝京大学ラグビー部の岩出監督の授業をやっていた。その中で、ラグビー部内には「ボール係」や「会計係」「夜食係」などの係があるが、どの係も3人一組になっていて、何かあれば3人で相談して決めると紹介されていた。今日、某社のミーティングでそのことを思い出し試してみた。最初はペアでミーティングさせた。あまり会話は活発にならなかった。その後、3人でミーティングしてもらった。今度は活発な意見交換がなされた。3人集まれば社会ができる、というが改めて2人と3人の違いを感じた。

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2015年07月09日(木) ベンチマーク先を見学したからこそ見えてきたビジョン

某社でビジョンを考える合宿研修を行った。ビジョン開発に先立って全員でベンチマークする企業を3社見学をしてからの合宿なので、彼らの描いたあるべき姿は、実に具体的で「こうなりたい」がはっきりしたものになった。見学先が描かれた書籍を読んでも、DVDを見てもこれほど精緻な未来図は描けなかったと思う。双方向で質疑応答をしているからこそ得られた情報もあるし、プロジェクトメンバー皆で話し合っているからこそ得た気づきや深まった理解がある。同社で生まれるビジョンがますます楽しみになってきた。

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2015年07月08日(水) 請求書を送付して感謝のメールをいただく

某大手企業で監督職昇進研修の講師を務めた。研修終了後に請求書を送ったら人事部のマネージャから以下のようなメールをいただいた。「御礼が遅くなりましたが、先日当社、監督職候補をご指導いただき、ありがとうございました。研修立ち上がりのスイッチを入れる、自らの可能性を再確認し、研修に取り組む意識を変えるという当初目的に対して、受講生もしっかりと応えてくれつつあります」。そしてこのメールのタイトルは「請求書をお送りいただきありがとうございます」だった。これには感動した。研修内容はともかく請求書を送って感謝されたことなどないからだ…。支払いに気を遣っていただけるのは、私のような零細企業経営者にはとてもありがたい。

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2015年07月07日(火) 創業者の想いを後世に伝えるための『経営理念室』

創業者精神をどう伝えるか…はどの企業にとっても大きな課題であろう。先日研修を行わせていただいた会社には『経営理念室』なる部屋があった。そこには創業者の言葉を綴った書籍、ビデオ、DVDなどが多数あった。また有名な言葉が額に入れて飾ってあった。幸運にもその部屋が講師控室になっていて、そこに座っているだけで満たされた気持ちになった。その空間にいると、理念経営が強い会社を作り、人を育てる上で一番大事なのだと実感できた。

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酒井英之 |MAILHomePage
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