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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
クライアントの研修事務局が、研修の最後に受講生に写真カードを贈った。カード表面は同社のホームページのトップページと同じ写真で、そこには「あなたがいてくれてよかった。その一言が私たちの誇りです」と書いてあった。そして裏面には19人の受講生と事務局&講師4人の計23人の集合写真が載っていた。このカードには、事務局の思いやりと期待が詰まっていると感じた。受講生の成長は、学びやすい環境を整備する事務局の情熱や気配り・目配り・心配りによるところが大。講師もその中でこそ、伸び伸びと仕事ができる。皆、この言葉通り、本当にこんな言葉をお客様から求められ、その体験を誇りとする人になってくれたら本望だ。
今日はお客様の記念すべき第50期の経営計画発表会に参加した。女性社員が喜ぶ施設ということで、レストランウエディングも行われる会場に選ばれていた。50周年ということで、引退しOBもご招待。また、この会社のポリシーで毎年の経営計画発表会と懇親会には、パートさんも、派遣社員の外国人さんも含む全従業員さんも招待。その事実だけでも凄いのに、心配りのおもてなし。やっぱり「人を大切にする会社はいいな」と改めて思った。
これまで何度かアクションプランを創る研修を実施してきたが、今日、残った時間を利用して、出来上がったアクションプランを隣のチームに対して説明するというセッションをやってみた。すると、説明を聴いた側がいろいろ突っ込んで質問をしてくれるので、説明する側の理解が深まり、ますます良いものになることが分かった。講師が突っ込むよりも同僚が突っ込んだり共感してくれる方が、受講生にとってはずっと刺激的で嬉しいことなのだ。
某社の研修の冒頭でこう伝えた。「もう何年も貴社の研修をやらせていただいています。貴社が好きだからです。なぜ貴社が好きなのか?それは私が元多重債務者だからです」。同社は多重債務者を救うことに力を入れている金融機関。しかも単なる借り換えではなく、生きる姿勢が甘い人には厳しく接し、再生させているのだ。私の場合は28歳の時にひどく説教されてそこから立ち直ったのだが、そのことを素直に伝えると、皆、喜んでくれた。クライアントを好きな理由を素直に伝える機会があるのは講師としても幸せだ。
「酒井先生はさ、何かを目指してガーッツ!と進む企業が大好きなんだよ。今のままだと、うちに来てくれなくなるかもよ」とは、某社の元専務が今の担当者に語った言葉だ。彼が現役時代、私は彼の会社に幾度となくお邪魔をし、幹部教育ほかのお手伝いをしてきた。当時の同社には何よりも勢いがあったし、世の中を驚かせてやろう!という独創性が高かった。そのような雰囲気の中で仕事ができるのは私の喜びでもある。成長が踊り場に入った最近は同社とは少しご無沙汰だが、新聞などではいろんな取り組みをしていることが伝わってくる。ぜひもう一度ガッー!とやりたいものだ。
メルマガを読んでいる読者から2件、仕事のオファーをいただいた。1件は会社の業績停滞部門をV字回復させたいという私の本業の話。もう1件は経営計画策定のオファーである。メルマガは1本書くのに私の場合大抵2時間かかる。それでいて返信があるかと言えば、返信はほとんどない。すると「こんな誰が読んでいるのかわからないものを続けても意味があるのかな?」と、書かなくてもいい理由探しをしたくなるときがある。しかし、「メルマガが読んでいて、今、まさにうちでやりたいことだと思いました」「この前経営計画のこと書いていましたでしょう。うちでできますか?」などとオファーをいただくと、やっていて良かったと思う。知らないうちに読者のブログに引用されていることもあった。現在までに80号強。160数時間を費やした取り組みはやめるわけにはいかない。
世の中には「なぜか顧客に好かれる」営業マンがいる。その一人であるAさんに秘訣を聞いた。彼は「コンビニ弁当を食べないこと」と教えてくれた。曰く、彼は「お客様に『この辺に美味いラーメン屋はないでしょうか?』と尋ねる」→「紹介されたラーメン屋を訪問する」→「次にお客さんを訪問した時、感想を伝える」→「ラーメン屋の話題で盛り上がり親近感がわく」ということ。お客様とその店へのファン心理で共感し合うこの作戦。誰でも真似することができて、素晴らしいと思う
ある会社の中堅社員が「頑張ることと、努力することは違う」と教えてくれた。彼は、「頑張ったら成果は上がるんや!」と信じて、毎日片っ端から飛び込みセールスをしていた。しかし一向に成果が上がらない。そんな彼を見かねた先輩が、ある日彼にこう語った。「何をそんなに頑張っているのだ。そんなに頑張っているから成果が出ないんや。お前みたいなテンパっている人からお客さんはモノを買わんぞ」「頑張るんやない、努力するんや」「努力とは工夫や」「工夫とは『今日はこんな提案してみよう』『こんなユーモアを投げてみようと』、何かテーマを持って行動することや。つまり、準備することや」。このアドバイスのお蔭で、彼の行動は変わった。それまで「準備する暇があったら、訪問するんや!」だったのが、準備することの大切さに気が付いたからだ。結果的に、彼の成果は激変した。
某商社になかなか成績が上がらない営業マンがいた。彼の悩みは、「客先を訪問しないと成果が出ない。しかし訪問できる時間が足りない」というもの。そこで、タイムマネジメントの学習をし、ある工夫をしてみた。それは「伝えたい用件をメールする+その後電話する」。やってみたところ、なんとオーダーをいただけるようになったという。「メール+電話法」は彼にはもちろん、同社の新しいスタンダードになりそうだ。
某社の幹部社員にインタビューで「あなたの座右銘は何ですか?」と聞いてみた。そこに出てきた言葉に驚いた。「上手く行かないことを他人の責任にして一時、偽りの安心感を得ても時間が経つにつれ虚しく、罪悪感が残るだけである」。確かにその通りで、とりわけ上手く行かないことを部下やライバル会社のせいにするような他責型のマネージャは、一時の安心を得たところで部下をつぶし会社をつぶす人である。魅力的な上司は、いつの時代も自責で考え、「自分が変われば結果が変わる」と信じて行動する人だ。この言葉は、この幹部のオリジナルだと言う。私にも他責にして同じ虚しさを感じた経験がある。それだけに、この座右銘に共感した。
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