V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2014年08月08日(金) エーワン精密梅原相談役の言葉�ー勸�を恐がれ

自分が加盟しているTACT高井法博会計事務所のタクト経済研究会の年次総会だった。記念講演会で招待したのはエーワン精密の梅原社長。同社はスピードで評価されている精密部品メーカー。スピードで評価されているということは、製造業でありながらサービス業の要素がほとんどだ。梅原社長の話では、作るスピードが速いのではなく、取り掛かるのが速いからだという。取り掛かる速さはやる気の表れ。だから社員のやる気を損なうようなことは絶対にしない。そして、社員を敵に回したら絶対に勝てないと言い切る。聞きながらこの危機感こそが同社の真骨頂だと思った。問題は、社長がこのように考えていても、中間管理職が同じように社員を怖がっているかである。そこが分からず、部下を権威や顎でコントロールしたり、力づくで抑え込もうとする中間管理職は少なくない。話を聞きながら「そこが社長と同じになるように教えないといけないな」…と気が付いた。

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2014年08月07日(木) 顧客のドアオープンを実現する自社紹介

顧客の要求に応じるだけでなく、自ら開拓する「企画営業」を強化したい某社で営業マン研修。今回のテーマは「顧客に会って最初の10分間に伝えるべきこと」。最初に「当社は何を目指している会社か」「そのために高度化してきた当社の強みは何か」「その強みを生かして当社が提供できるメリットは何か」を正しく語り、興味を持ってもらうためのトーク開発だ。そのため研修の事前課題として周囲の先輩やお客様2人に、上記の3問についてインタビューし、自分の意見を持って来ていただいた。そして、それらを元にグループディスカッションをしどう伝えるのがベストなのかをアウトプットした。事前課題を見たときは、個々の意見はバラバラ。統一した見解に至るのか心配だったが、皆で共有できるキーワードを探しているうちにだんだんベクトルがあってきた。特に自社目線ではなく客から見てどうかの視点に揃えたら、皆が納得するものができた。営業マンの基本は自社に自信を持つこと。自社紹介文を固めることで、そのスタートが切れたのではないかと思う。

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2014年08月06日(水) 大人が学び合う姿は頼もしく、かっこいい

�螢肇灰蹐離戰鵐船沺璽�見学会に参加したクライアントの専務から以下のようなメールが届いた。「個人的には、これまで同業・異業含めそれなりの会社見学をさせていただいてきましたが、�螢肇灰蹐気鵑曚票,�ら次へと勉強になる取り組みを紹介していただいた機会は初めてで、大変勉強になりました。帰りの車中ではメンバー皆が感嘆の声を上げていました」。そして専務が自社に取り込みたいと考えた施策は、「環境整備」「サンクスカード」「ほめ達」「人財採用時の理念採用」「3〜5年先の組織図を描いての人財育成」「経営計画の現場へのブレイクダウン」…など。百聞は一見に如かずというが、短時間にこれだけの気づきを得たのは�螢肇灰蹐気鵑�OPENな姿勢と、見学したクライアントの学ぶ意欲の賜物である。大人が学ぶ合い高め合う光景に、かつての明治初期に洋行した日本人はこうであったのではと胸が熱くなった。両社の皆さん、高い志と、篤いおもてなし、そして深いディスカッションと素直な気づき、ありがとうございました。私も大変に勉強させていただきました!

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2014年08月05日(火) 若者の成長度合いが企業のブランドを創る

クライアントの専務〜課長〜係長5人で岐阜でNo.1紙問屋の�螢肇灰蹐飽篤發靴拭F閏劼詫�念型経営を徹底していて、環境整備(5S+習慣+しっかりの6SS)や理念教育を徹底している会社だ。それをベンチマークし、自社の活性化を図ろうとする取り組みだ。そこで驚いたのが高卒入社2年目の社員による現場説明。倉庫を見学させていただいたのだが、現場でこの半年間、どこにどんな問題があって何をどう改善したのかを簡潔に説明していただいた。作業しやすいように高さを合わせてテーブルを作ったこと、消耗品の置き場では三定を徹底したことなどの改善度合いに加え、彼の話っぷりがとても20歳とは思えないくらい堂々としていた。よく工場見学で「感動を与えよう」というが、「現場を見て感動する」のは現場の設備、稼働状況、美しさだけでなく、担当者の堂々ぶりであると改めて気がついた。若者の成長ぶりが企業のブランドを創る重要な要素なのだと改めて気が付いた。

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2014年08月04日(月) 笹井副所長はなぜ坊さんに相談しなかったのか?

理研の笹井副所長が自殺した。エリートの挫折と言えばそれまでだが、誰にも相談できなかったのかな?と思う。実際にカウンセリングは受けていたというが、この国の人はいつからカウンセラーに相談するようになったのだろう。同じように深い悩みや後悔を抱えた人は、かつてはお坊さんに相談したものだ。高名な僧侶の中には哲人に近い人も多い。そういう人に相談すれば、活路が見えたのではないか。少なくとも「死」という選択をしなくても良かったと思う。私は中学の時に出会った小沢道雄和尚と、奥さんの道仙和尚に随分と可愛がっていただいた。悩んだ時に話を聴いてもらったり、することがないときはお寺の庭を掃除させていただいたり、お堂の中で昼寝をさせていただいた。そうしたことが学びや癒しに繋がったと思う。坊さんとは悩みや悲しみをチカラに変えてくれる人だ、わが国は自殺者が多い状態が続くが、坊さんとの接点が増えれば、自殺者も減るのではないだろうか。

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2014年08月03日(日) 栗城史多さんの「指を失うことで一番怖かったこと」

登山家で先ごろブロード・ピークを制した栗城史多さんのコメントに感動した。曰く「指を失うことで一番怖かったことは、夢を失うこと」。彼は前回の登山時に凍傷で手の指9本の第二関節から先を失った。今回、その指のない体で、再び無酸素・単独登頂に挑戦したのである。その挑戦心にはただただ驚かされるばかりだが、彼の表現から自分が会社を辞めた時、実は「何かを失うことが怖かった」のではないかと振り返ってみた。私には失いたくないものがあった。それは「経営者にインパクトを与えるVividな感性」や、「共感力を生む生き様」である。サラリーマン・コンサルタントはリスクをとらない。が、経営者はリスクをとっている。そんなアンバランスな関係を続けることで、V字回復コンサルティングに決定的に必要なそれらを失ってしまうのではないかということだ。今、独立してその感覚に満ちた仕事をしている。これをとても幸せと思う。

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2014年08月02日(土) たたき上げの経験を補うために必要なこと

『カンブリア宮殿』に出ていたサイボクハムの笹崎社長は、若い頃、父親である社長に直営所の開設を提案した。そのたびにお父さんから「肉を切ったことのないお前に何が分かるか!」と反対された。また、現在日経新聞夕刊の『人間発見』に連載している両備HDの会長兼CEOである小嶋光信さんは、銀行員から運送会社に転職した時に大型ダンプの運転手たちから「お前にダンプが運転できるのか?」と凄まれた。笹崎
社長は経験のなさを1年間他社で修業することでカバーした。小嶋さんは実は免許を持っていたので大型トラックで構内を一周して見せた。すると運転手たちは小嶋さんに懐いたという。この事実に当時のカリスマたちは徹底した現場主義者だったことがわかる。が、今の時代、トップがこうした現場をすべて体験した上でマネジメントするのは不可能だろう。専門分業が進んでいるからだ。それを補うのはコミュニケーションでああり、特に相手を理解する傾聴の姿勢だ。

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2014年08月01日(金) 職場を楽しくする工夫~その成長が私には嬉しいな

先日、私が教えた人が部長に昇進して転勤した。彼が赴任した新しい職場には、私の別の教え子がいて、部長の様子を次のように伝えてくれた。「部長が来られる前はちょっとセンターが良い状態じゃなかったので、今は本当に毎日が新鮮です。まだまだ成長できると信じて頑張ります!!!!部長は似顔絵がとっても描きやすい人で、早速描いていますよ!!コミュニケーションのひとつで始めたのですが、私の絵が斬新すぎて、今じゃ他のリーダーもその絵に「いいね!」と書き込んでくれるようになりました。ちょっとした工夫でこんなにも職場の雰囲気が変わることを実感しています。先生が教えてくれたメンバー全員がおそろいのTシャツを着て仕事をするTシャツ作りも、早速してみようと今グループで相談中です」。ありがたいな、こういう便りは。職場づくりの重要性を感じて行動に移している部長の彼の成長も、部下でありリーダーである彼女の成長も、私には本当に嬉しい。

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2014年07月31日(木) 世界中のお金はあなたのお金だと思いなさい

ファッションアドバイザーの鴫原弘子先生に、伊勢丹メンズ館で服を選んでいただいた。先生と話しているうちに商売で成功された先生のお母さんの言葉が出てとても驚いた。曰く「世界中のお金はあなたのお金だと思いなさい」。とんでもない発想だが、お母さんがこう続けたという。「大富豪だって最初から大富豪だったわけではない。知恵と工夫によってお金を集めたのよ。お金は知恵と工夫次第で集まるもの。お金持ちになりたかったら知恵と工夫をしなさい」。これを聞いて「う〜ん…」とうなってしまった。というのも、先生のお母さんは同時に「10円いただいたら9円の仕事をして1円残すのではなく、11円の仕事でお返ししなさい」と言っているからだ。となると、お母さんのいう知恵と工夫は「+1円」が何か、ということにかかっている。その+1円は、ある時代は「おまけ」だった。ある時代は「サービス」や「情報」だった。そして現代は「おもてなし」になり「コミュニティ」になり「社会貢献への参加」なった。これらの高度化には際限がなく、圧倒的1位になることも可能だ。+1円が進化していくことがマーケティングの進化だと気が付いた。

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2014年07月30日(水) 仕事は楽しいものでないが、職場は楽しくしよう

先日、某社のリーダー研修で、ある受講生がリーダーとして心掛けていることとして「仕事はさして楽しいものでない。だからせめて職場を楽しくしよう」と発言した。それはまさに「我が意を得たり」だった。仕事を楽しくするのは難しいが、職場を楽しくするのは現場の皆さんが知恵を出し合えば難しいことではない。そこでどうしたら職場が楽しくなるか皆さんに考えていただいた。出た意見は「見える化の工夫」「チーム対抗」「賞賛と賞品を工夫する」「サンクスカード」「BBQのような団結イベント」「皆で同じ服を着て仕事をするコスプレ」「顧客と一緒に何かをする」など。いずれも職場が楽しくなりそうな行為だが、ある受講生はこれに「不満や不安を取り除くこと」「現場の人が計画策定に参画すること」を足した。これは、リーダーが引き受けて真っ先に実施すること。それがなされれば、上記取り組みはますます盛り上がるだろう。良い意見が続いて本当にうれしかった。

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