V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2014年05月20日(火) アドバイスよりも声がけが部下を育てる

某社で部下を育成するプロジェクトを半年間にわたって実施した。その中で特に成長した部下の上司に共通していたことが2つあった。ひとつは部下をよく褒めていたことだ。が、中には「すごいね」と褒めることが見つからない部下もいる。そんなとき、彼らはその部下を他の誰かと比較するのではなく、部下自身の過去比べてみる。そして「以前の君よりもずっと〇〇だね。成長したね。その成長が私には嬉しいよ」と褒める。最後の「その成長が私には嬉しいよ」が周囲への影響力を意味するから、非常に効果的なほめ言葉。上司と呼ばれる人にはぜひ多用してほしい。もうひとつは「声がけ」。声がけは「気にかけているよ」の気持ちの表れであり、「いつでも相談していいよ」の合図。頼れる人がそばにいるだけでも集中して仕事ができる。「どう?調子は?」なんて言葉に意味がないようでとても重要な意味がある。そのことを知っている人が部下育成の達人になる。

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2014年05月19日(月) 激動の半年間、いよいよ第4コーナーを回る

今年は自分にとって激動の年。息子は高校受験。娘も中学入学。これだけでも普通のことではないのに、3月31日に会社を辞めて、4月8日に株式会社V字経営研究所を独立開業。昨年4月からマンションの理事長を1年やって4月20日に締めの総会。それをようやく乗り切ったが、その間に大きな買い物を2つ。2月中旬に新車を購入。消費税が上がる前に、と思ったが納車待ち3か月で今日になってようやく届いた。また、実家の壁の塗装工事を発注。鉄筋3階建てなのかなり費用が掛かる。ただでさえ退職の引き出物や、開業準備費などお金はどんどんかかる。これら大きなイベントがようやく終わる頃、夏休みに最大級の変化を予定。「何もこんなに一時にあれもこれもやらなくてもいいのに…」という声が聞こえてくるが、変化するときはこのくらい思い切って変えた方がいいのかも。結婚以来の大変化の連続に人生はますます面白おかしくなっていく。目まぐるしくって、楽しい。

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2014年05月18日(日) 主力事業こそ母なるマザー事業!

13日まで書いていたのとは違う某社でV字回復支援プロジェクトがスタートした。同社は主力商品が下降気味。変わって新規商品が大きな伸びを示している。そこでの私のミッションは主力商品のV字回復である。ただし主力商品も新規商品も売っている人は同じ。そのため、「主力商品販売をガンバロー!」と気合を入れても、現場からは「本社がどう言おうと新規商品を売ればいいじゃん!」という声が聞こえてきそうだ。そこで同社の幹部を集めて「なぜ主力商品を売らねばいけないのか、どうやって部下を説得するのか?」をディスカッションしてもらった。「主力商品は利益率が高いから雇用につながる」という意見が大半だった。ところが一部から「主力事業で顧客と出会ってきた。主力商品が伸びなければ新規商品も伸びない」という意見が出た。この意見こそ私が待っていた意見だ。主力事業こそ母なるマザー事業。新規商品を売るためにも、主力商品をV字回復は必然なのだ。

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2014年05月17日(土) 研修で出会った女性2人が尊敬する人物とは?

研修で出会った若い女性2人に尊敬する歴史上の人物を尋ねた。2人が「杉原千畝(ちうね)」と言ったので驚いた。彼が和製シンドラーだと知っていたが、詳しいことを全然知らなかった。そこで息子の書棚から「朝日ジュニアシリーズ マンガ日本史47 杉原千畝」を読んでみた。ユダヤ人に日本へ渡るビザを、外務省の指示を無視して発券した人だった。シンドラーがユダヤ人を1000人救ったのに対し、杉原さんは6000人も救ったという。彼は一言でいえば「会社の指示よりも、目の前の人を救うために、自分で考え自分が正しいと思うことをした」人だった。外交官にとって政府の指示は絶対だが、現場知らずの指示が必ずしも正しいとは限らない。若い女性2人は、杉原さんの保身よりも、「誰かのために自分の命を使い切る生き方。あるいはその生き方を選択し貫く勇気」に憧れたのだろう。正しく生きることは難しいが、その価値をわかる若者がいることは何とも頼もしいと思った。

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2014年05月16日(金) 思い描いただけでモチベーションが上がる未来を観よう

3月末まで務めていた会社の部下と久しぶりに会った。受注の様子を尋ねると、以前私が開拓した顧客からの次の仕事が舞い込んで順調だという。その顧客には3年かけたプロジェクトを提案し、受注したのだった。初年度が、ビジョンとクレドの策定支援。2年目がビジョン実現に向け行動する仕組みの定着。3年目が行動を評価する評価制度の導入である。現在は一年目が終わったところで、順調に2年目の課題に突入したという。私が描いたストーリーが、私が会社を辞めた後も無事に続いた、ということだ。コンサルタントの仕事は問題解決のお手伝いだと言われる。が、それよりお客様と一緒に、ワクワクする、思い描いただけでモチベーションが上がる未来を観て、その実現を後押しする仕事こそがコンサルタントの仕事だと思いたい。私が在任中に顧客と描いた未来が担当した部下に引き継がれ、今も続いていることを思うととても嬉しくなった。

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2014年05月15日(木) ようやくわかった「リフレーミング」の意味

コーチングを習いながらいま一歩よく分からない言葉があった。「リフレーミング」だ。しかし、ようやく得心がいった。リフレーミングとは「当てはめて考えてみる」ことだった。坂本龍馬が実現した薩長同盟。歴史的な経緯から見ても、当時の常識に照らし合わせてもあり得なかった出来事だが、この薩長同盟成立の偉業を自分に「当てはめて考えてみる」とどうなるかを考えることがリフレーミングだった。それは犬猿の仲を取り持つような表面的なことではない。世の中のために、不幸な人を救うためか、頑張りたいと思っている人を輝かせるために「不可能を可能にする」ことだ。私の場合、「次世代リーダーがなかなか育てられない」という中小企業の欠落環境をなんとかしたいと思っている。私の仮想敵はビジョンなき経営を続ける経営者。経営者が目指す経営ができないのは、リーダーの欠如が原因。だからそれをなくしたい。これを私の薩長同盟と呼べば、それがリフレーミングとなる。

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2014年05月14日(水) 『軍師官兵衛』に見習うコンサルタントの基本

コンサルタントの基本を大河ドラマ『軍師官兵衛』を観ながら学んでいる。大河ドラマ『黄金の日々』のときに、交易船が海賊に襲われるシーンがあった。このとき、交易船の乗組員は次々と殺されたが、2人だけが殺されずに済んだ。一人は医師。もう一人は羅針盤が操作できる人だった。そのシーンを観た時、「芸は身を助ける」という言葉の意味がわかった。以来、自分の中で職人を志すきっかけになっているかもしれない。今、ドラマの中で官兵衛は有岡城に幽閉されている。荒木村重に殺されないのは、村重が官兵衛の軍師としての能力を高く評価していて、自分の味方に就けたいからだ。まさに官兵衛ならではの一芸が、彼自身を救ったのだ。かつて、研修で出会った中井正史先生は「今日無一文になっても、必要なことは全部頭の中にある。この体とペンがあればいつでも稼ぐことができる」と語っていた。コンサルタントの生き死には求められる芸の有無で決まる。今まで以上に磨きをかけよう。

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2014年05月13日(火) V字回復できる企業の条件�3擇靴じ�える化

V字回復に取り組んでいる某社・某支店の話の続き・その2。今、目標に対してどこまで進行しているかを社員に見せるために、見える化のボードを作ることになった。が、なかなかいい知恵が出ない。そこで、以前私が見かけた真っ白な鯉のぼりの写真を見せた。一件契約が取れるごとに、折り紙でできたカラフルな鱗を貼っていき、鱗が全部貼れたら目標達成!というもの。皆、そのアイデアには感心してくれたが、鯉のぼりはすでに季節外れ。目標達成したいのは7月だ。そこでマーメードの鱗を貼っていくスタイルにしよう!と誰かが言い出した。すると絵心のある人が出てきて、マーメードを美女ではなく、課長(男性)の顔にしよう!と言いだした。さらには、胸を強調するために貝殻のビキニを付けて…見事に見ただけでゲラゲラ笑いだす課長の顔した白い人魚が出来上がった。このシートは、誰もが完成させたい!と思うパワーに溢れている。私も次に同社にやってくるのが益々楽しみだ!

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2014年05月12日(月) V字回復できる企業の条件�▲董璽淦瀋�

V字回復に取り組んでいる某社・某支店の話の続き・その1。同支店では一人一人の従業員の成功・失敗事例をシェアして全体のレベルを上げることに取り組み中だ。そのためのミーティングを開いているが、問題は「どうしたら他人の成果に関心を持ってもらえるか」。そこで幹部が話し合ったのはテーマ設定。「どんなテーマなら話し易くて聞きやすいのか」だ。あれこれ話しているうちに、面白いアイデアが出た。実は同社は顧客開拓の一環として「もしかして〇〇についてお考えではありませか?」と顧客に尋ねることを徹底している。先日、成果を出している人が語った内容も「『もしかして…』とお客様に尋ねてから話が進みました」という事例ばかり。そこで発表のテーマを「今週のもしかして」としてはどうか?という意見が出た。これにはみんなが賛成!実際に取り組むのはこれからだが「私の『今週のもしかして』行きま〜す!」と言えば、事例のシェアもスムーズに進むかも。あ〜今からワクワクする。

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2014年05月11日(日) V字回復できる企業の条件�早期成果

某社のある支店で業績V字回復のお手伝いをしている。2月から着手しキックオフは3月中旬。ゴールは7月末。目標は支店ランキングでベスト3に入ること。かなりハイレベルだが、私は5月が重要だと思っていた。というのも、このような取り組みでは、取り掛かってから短期間のうちに成果が出ることが、全体を勢いづかせるからだ。すると…GW明けの速報値でいきなり3位!という好結果が出た。おまけにこのランキング、集計担当が頑張ってくれて、速報値で毎日発表されるようになった。そして、毎日3位をキープ!状態か続いている。この結果が出たことで、全体に「私たちのやっていることは間違いではない!」との自信がついた。そして、毎日の順位発表に全員が関心を持つようになった。今後同支店では、ランキングが落ちると「なぜだ?やばいじゃん!」の意識が自然と広がるはず。この意識こそ上位キープのエネルギーである。7月目標達成は、もう夢ではない!

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