昨日紹介した充実した支店の計画は、特に対顧客活動が充実している。例えば顧客に入り込む計画の内容が、顧客ごとで異なる。これは顧客ごとのニーズの違いがわかっている証拠だ。また、顧客がこの一年でどんなことをやりたいのかを聞き出す意識合わせをする場が計画の最初に含まれている。HOWを語る前にWHYとWHATをすり合わせる場だ。だから、建てる計画が詳細でブレがなくなる。段取り八分というが、そこが充実している。
3年連続で営業力強化コンサルティングを実施している会社がある。現在、総計20支店分の新年度上期の計画が届き、内容にコメントをつけて返すのが私の仕事だが、チェックしていて気がつくことがある。それは、過去3年間続けて取り組んできた支店と、途中でマネージャが交代するなどし、一端リセットになった支店では内容の充実ぶりが異なるという事実。「何度かフィードバックを受けて人が育つ」ということを痛感した。
「弱者逆転」は、自分の人生観そのもので、とっても興奮した。部員100人もいるチームに行って野球をやることがどれだけ覚悟のいる選択なのかがわかるだけに、信じて続けて来てヨカッタね!と言ってあげたい。「試合内容をよく覚えていないくらい興奮している。プライドとプライドの戦い。こういう試合をした選手をほめたい」という藤田監督のコメント。上司として、同じ言葉を語ってみたい。羨ましいほど素晴らしい!ナイスGAMEをありがとうございます。
マンションの理事長になった。そのため直面している問題について友人でマンション管理組合専門のコンサルタントに尋ねた。すると彼から質問が届いた。「いいアドバイスをしたいので、いくつか質問をさせてください」というのだ。昨日の先生もそうだが、腕の良いコンサルタントは問われてすぐ答えたりしない。現状と制約を聞き出し、いくつかある可能性から最適解を選ぶ。そんな友人の姿勢に、改めてコンサルタント基本を知った。ありがとうございます!
会議の上手い進め方がわからなくて売れっ子のコンサルタントに有料で教えを乞うことにした。すると、「酒井さんの置かれた状況を詳しく知りたい」と、質問が10個ほど届いた。その質問に答えるメールを送ると、その翌日更に突っ込んだ質問が届いた。その質問がいちいち確信を突いていて、答えるのに苦労したが、果たして面談当日、彼は私が望んでいた情報の300%の品質のアドバイスをくれた。「これができるコンサルタントか!」と、同業者ながら舌を巻いた。ありがとうございます!
住宅業界が好調だ。新聞では前年比120%だと報道されていた。住宅ローンを扱う金融機関はさぞかしホクホクだろうが、残念な面もある。この数年、ある金融機関の住宅ローン販売のスキルアップを支援してきたが、それができるのも「頑張らないと売れない」状態があるからだ。「ほかっておいても注文が来る」状態では、営業力など決して身につかない。それを自分たちの実力と勘違いしなければいいのだが…
銀行でM&A等を担当している友人に良い税理士とそうでない税理士の違いを聞いた。彼は、「自分のことしか考えない税理士」には閉口すると言っていた。相続の問題は本来真っ先に税理士に相談が行くものだが、銀行に相談する社長もいる。そのことが面白くない税理士は銀行が提示する様々なプランを「そこまでの節税効果があるとは思えない」と否定する。反対意見を言っている限り、ボロが出ないからだ。本来はもっと親身になって会社の将来を考えるべき人が、自分の面子を保つために未来を前向きに考えようとしている社長非協力的になる。なんとも残念な人だ。
ある経営者に、良い税理士とそうでない税理士の違いを聞いた。良い税理士は「はっきりと、経営者に耳の痛いことを言う人」だと言う。税理士の90%は社長だけを見て、その人の資産が増えるよう節税などをアドバイスする。一方、残り10%の税理士は会社を見ている。そしてその会社が長く栄えるためのアドバイスをする。それも他の役員の目の前で言う。そのことは社長に恥をかかせることになるが、社長が叱られているのを見て、役員は一層気を引き締める。そんな仕掛けができる税理士が良い税理士なのだ。
IT系の某社で近い将来予想される「顧客からのコストダウン要請」にどう応えるのかを議論してもらった。トップ層は「生産性の向上で乗り切る=作業の標準化、仕事のモジュール化を進める」と答えた。しかし現場の監督者クラスは「社員数を減らす」「給料を下げる」との回答。トップの考えが末端まで伝わっていないことが明らかになった。回転率を上げていくことが、皆で生きることができるのだ。
修整業界No.1の某社が、技能者を増やすための社内の技能検定資格制度をはじめた。初級の受講者は工場から推薦された人が5名。その中のひとりで入社2年目の青年が、技術課長から見て「実にセンスがいい人」であることが発覚。早速、彼を講師レベルに引き上げ他工場の技能指導に派遣することになった。受講者が先生になるのは理想の流れ。第二第三の彼が出て、先生になってくれればこの検定制度は盛り上がる。