V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2013年03月16日(土) 指示してもうまく伝わらないのはなぜか?

人に指示をしてもなかなか伝わらない。その要因のひとつは指示が具体的でないからだ。「汚いから綺麗にしろ!」という。しかし「どこがどう汚いから綺麗にしろ!」でないと実行する方はよくわからない。が、そんな指示でも見事に応える人もいる。指示する方が改めるべきか、指示される方の思考力を高めるべきか。大事なのは『双方向』にするということ。そのために「何のために綺麗にするか」を共有することが必要だ。

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2013年03月15日(金) センスとは価値あるものに変換するスキルいう

オムロンの画像センシングの権威・川出参与に話を聞いた。これまで「人が機械に合わせてきた」がセンシング技術を用いれば、「機械が人に近づける」という。これをビジネスに当てはめれば、「これまで顧客が企業に合わせてきた」が、もっと「企業が顧客に近づける」になる。その鍵はセンシング技術。センシング技術とは「センサーを利用して物理量や音・光・圧力・温度などを計測・判別すること」。画像センシングとは捉えた画を計測、判定し、人間に近づく価値あるものに変換する技術だという。同じように売り手には顧客の依頼を己のセンスで計測し、判別し、価値あるものに変換し提供するスキルが必要なのだ。

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2013年03月14日(木) よしもとが企画した社員研修は伝わり易い

吉本興業の次の戦略は海外進出だが、それだけでなく「売る・買うよりも笑うことの方が大事だ」という。例えば職場でも、守るべき標語をただ伝えるだけでなく『あ・い・う・え・お』の頭文字で考えることで伝わりやすくなるという。例えば職場の標語として「あいさつしよう/意見を言おう/上手くなろう/笑顔でいよう/大きな返事をしよう」など。ちょっとのネタが仕事を楽しく変える。

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2013年03月13日(水) 10打数3安打より偉大な1000打数300安打

吉本興業の竹内専務に芸人が育つ秘訣を聞いた。ずばり、それは3割バッターになることだ。ただし10打数3安打の3割バッターではなく、1000打数300安打の3割。芸人は数多く打席に立てることが重要なのだ。三振王だった衣笠選手は「こんなに三振しても使ってもらえたことが誇り」と言っていたが、人はリアクションで育つという。どの仕事でもリアクションを実感できる場数を踏める場所にいることが価値を生む出発点なのだ。

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2013年03月12日(火) 雇約書がなくてもトラブルなしのよしもと芸人

吉本興業の竹内専務と話す。同社には3000人の芸人を抱えているが、このことを専務は「3000人の才能と付き合っている」と言ったのには感動した。そこにいる芸人たちを商品としてリスペクトしている証だろいう。この3000人との契約は完全歩合制だが、雇用契約書はない。が、過去に一度もトラブルは発生していないという。育てていただいた恩義=お客様と出会う場があるからこそ、芸人も礼儀正しくなるのだろう。

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2013年03月11日(月) よしもと芸人が育つのは劇場が牧場だから

吉本興業の竹内専務と話した。吉本興業には全国に7つの劇場があり、毎日3000人が訪れているという。芸人たちはその3000人に対し、芸を披露する。日々の直接的なリアクションの中で芸は磨かれる。舞台には順番があり、昨夜の巨人阪神戦をネタにしようとしたら前に立った組がそれを実施し、急遽ネタを変えねばならないこともある。TVカメラ越しでは受けたかどうかは永遠にわからない。ライブ会場は人材を育てる一番の場所なのだ。

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2013年03月10日(日) 日本企業を支えているベテランの活躍

某機械メーカーには、若者のお手本となるベテランが多数いる。例えば、ベテランのAさんは部品調達の担当。が、なかなかコストに見合う調達先が見つからない。ようやく見つけたのは韓国の零細メーカーだった。零細ゆえに品質は安定せず、管理品質・事務品質にも問題が発生。そこで韓国に乗り込んで生産の現場管理を徹底的に指導した。日本の競争力をこのようなおじさんが支えているのだ。

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2013年03月09日(土) 経費削減セミナーで学んだコストカットのポイント

経費削減セミナーに参加した。主に人件費の引き下げ法の話だった。余り知られていないことだが、社会保険料は税金より高い。そして社会保険料は「高齢者を雇う場合は定年延長と再雇用の方が安い」「昇給月が4月と7月では7月の方が安い」「代休と振休では振休の方が安い」などの解説があった。さらに太陽光発電に1000万円程度と投資した場合のお得感や、300本近い蛍光灯をLEDに変えた時の収益シミュレーションの話もあった。コストカットのヒントは至るところにあるなあ、と感心した。

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2013年03月08日(金) 観察力を高めて次なる改善点を見つける

機械メーカーの若い設計者が、機械をより良い物に改良しようと機械を使っている現場の社員に不満がないかを聞いた。ところが、何もないという。普段、そればかり使っているので当たり前の感覚なのだ。そこで設計者は、作業員を観察することにした。すると、立ったりしゃがんだりの動作や、移動時の歩数など様々なムダを見つけた。次はそれらを生かした設計をするという。今後、現場で発見するのが好きになって欲しいと思う。

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2013年03月06日(水) 関係者とキャッチボールをすると精度が上がる

機械メーカーの研究員が、この一年の自分の活動を振り返って発表した。検査担当の彼は、単に○×を判定するだけでなく、「どうしたら×が出なくなるか?」まで考えて現場にフィードバックするのが仕事だと考えた。その結果「仕事は前倒しで中間報告を行い、関係者とキャッチボールをするとアウトプットの制度が上がります。段取り7分・実行3分の意味がわかりました」と語る。今後も高い視野で成果を出して欲しい。

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酒井英之 |MAILHomePage
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