V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
オムロンの若者たちは社内で選ばれ、自信満々で世界トップの人たちが集まる学会に行く。そこでディスカッションをし、自分では勝てないと、はじめてレベルの差を感じる。それがわかってくると自分は何で価値を出すのか必死で考える。現場に行って顧客の課題を探り技術的な課題を明確にする。レンズの水滴(曇り)をちゃんと認識するセンサや、より小型・高速化したセンサなど、世界のトップを生むためにどんな役割を果たすべきかを自分で考えるのだ。勝てないと自覚するからこそ、人は「ここなら負けない自分の城」を創ろうとするのである。 |