V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2012年10月24日(水) 無気力な学生を育てた真犯人は誰か?

学生が無気力なのは、親と学校の責任だと思う。「せめて大学ぐらい出てよ」と親に言われ、無目的のまま大学に入ったがために、就職も親か学校の勧めるままのつもりなのだろう。親の期待に応えれば親が喜ぶ、応えられなければ親が怒る・嘆く…こんな環境で育ったら、人は依存症になる。言われたことはやるが、言われないことまで自分でやる意欲が生まれない。少子化社会は親が子供に干渉する社会。結果、こんな子供を育ててしまったのだ。

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2012年10月23日(火) 無気力な学生を何とかできないか?

無気力な学生たちを何とかできないか?某女性社長から相談を受けた。社長はある短大で「働くということ」をテーマに講演したのだが、そこに集まった学生たちの無気力ぶりに驚いたという。一生懸命問いかけても、反応がなく「自分の人生を自分で選択する」チカラも覚悟もないように感じられたという。学生は「何のために働くのか?」という問いに今のうちに向き合わないと、「金のために仕方なく働く」人が増えてしまう。

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2012年10月22日(月) 他社と差異化できないと嘆く営業管理者

東京商工会議所で営業管理者向けのセミナーを開催。今夏の参加者の中には「うちの商品は他社とまったく同じで何の差異化もできないのです」と嘆く人が大勢いた。昔から「商品で差がつかなかったらサービスで」「サービスで差が付かなかったら諸条件で」「それでも差が付かなかったら担当者で」「それでも付かないときは値を下げろ」という。自社の儲けではなくお役立ちの気持ちがあれば、せめて諸条件や担当者で差が付けられるはず。なんとしても安易な価格競争は避けてほしい。

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2012年10月21日(日) 「それはちがう!」と言いたくなったイタリアの裁判

イタリアで地震学者が禁固6年の有罪になったニュースを聞いた。罪状は地震発生の1週間前に「地震の心配はない」と発言したこと。ところが実際には地震が発生し、多くの人が亡くなった。その責任がある、というのだ。が、訴える人がいることもおかしいし、有罪にすることもおかしい。問うべきは未熟な科学に過ぎない地震予知技術を用いた地震対策をしようと考えた人類の愚かさにある。地震対策は予知より防災にあてるべきだ。

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2012年10月20日(土) 田舎の会社の合宿を都心で行う効果

昨日の合宿討議の夜は22:30まで。そこから居酒屋に繰り出して24:00まで懇親会。都心の会社は出口のない山ごもり合宿をやるものだが、田舎の会社は普段自動車通勤のためなかなか一緒に飲むことができない。そこで、都心のホテルで合宿をし、夜に居酒屋で飲むのである。選んだ店は幻の手羽先で有名な「世界の山ちゃん」。深夜まで営業するこの店特有の気さくさが、懇親を一層深めてくれる。

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2012年10月19日(金) 合宿幹部研修に参加できる人の条件

某社の幹部の合宿会議。同社の問題点を思いっきり洗い出し、一番のボトルネックを見つけるのが狙いだ。会議の冒頭で社長が「今日参加しているメンバーは、言い訳ができない人ばかりだ」と述べた。どんな問題が出ようとも、「あ、それは俺のせいだ」と自分に矢印を向けて考えてもらう。精神的疲労は大きいが、責任の擦り付け合いはなし。「ダメを認めて直せば良くなる」を信じられる人の会議は何時間かけても楽しい。

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2012年10月18日(木) 理念で差異化して人も商品も差異化した会社

某社長の創業の経緯を聞いた。同氏は優秀なセールスマンだったが、会社を興して経営的な考え方のできる人材を育てたいという思いに駆られて独立。1年間アルバイトして300万円を貯め、それを元手に会社を興した。このとき「成熟した業界は300万円では生き残れない。成長産業しかない」と、特定の業態を定めた。そして現在はその業態で十指に入る規模へ成長。同業者とは理念からして差異化が図られている。他を安易に追従せず、自分の信念に忠実な会社は応援したい。

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2012年10月17日(水) 世界一長寿の街・巴馬の長寿の秘訣

銀座の巴馬というレストランでモダンチャイニーズを食した。中国の巴馬という村は世界一長寿の村らしく、そこで取れたゴマ油をかけながら食べる。長寿の秘密はそのゴマにあるらしい。が、その巴馬も長寿で注目され、中国人の金持ちがその村に大きなリゾートホテルを建てる計画が進んでいるとか。しかけているのは大物中国人だが、それを聞いてガッカリした。田舎が都市化することは、その魅力を木っ端微塵に打ち消してしまう。やがて巴馬も、長寿をもたらした素朴さや静けさとは無縁の街になっていくのだろう。

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2012年10月16日(火) プロ魂バリバリの編集者の腕と器量に参りました!

先週の木曜日に、大手出版社の取材を受けた。原稿にして述べ8000字、二時間半にわたるロングインタビューだった。編集担当の質問が鋭くて上手く応えることができず「たどたどしくてすみません!」と謝ると「理路整然とした話のテープを起こすなら編集担当なんて要らないでしょう。曖昧模糊した話から『これは!』という要点を紡ぎだすのがプロの腕の見せ所ですからそれでいいんです!」と、くったくなく笑う。そして今日、早速ゲラが送られてきた。その速さにビックリ。さらに目を通してみて、その品質の高さにビックリ。非常に勢いのある文章で、私のいいたいことを見事にまとめてくれていた。プロの仕事はこういうものか…と感服。一流の仕事人に出会ってとても謙虚な気分になった。

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2012年10月15日(月) 最初はね、業績の悪い会社に入ったほうがいいんだよ

社会人に成り立ての頃、当時お付き合いのあった中小企業の老経営者から言われたことを時折思い出す。それは、「最初はね、業績の悪い会社に入ったほうがいいんだよ」。私はブラザー工業というミシン屋に入ったが、当時は親が心配するような衰退産業だった。そのためこの老経営者の言うことのうち、自分のいる会社が業績の悪い会社だ、ということしかわからなかった。が、今はこの言葉の意味がよくわかる。衰退産業を経験すると、通常の企業のほころびが見える。そこからだんだん悪くなっていく様が見える…ひょっとして20年もコンサルタントをやれたのはこの老経営者のおかげかもしれない。こんなところにメンターの教えがある。ありがとうございます。

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