V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2012年06月15日(金) エリート・パニック(8)金ばかり持っていても何にもならない

オウムの高橋容疑者が逮捕された。所持金は470万円ほどあったという。しかし、彼はその470万を活かせなかった。金なんかいくらあっても、自分が悪人であることを全ての人が知っていたら、何の役にも立たないことが証明された。もし、幕末の志士たちを匿った寺田屋の女将のように、彼を命がけで匿う人が一人でもいれば漫画喫茶に篭ることもなかった。オウムはそういう人を作れなかった。仲間を作るのは、その人に社会性(公の役に立つ魅力)があるからだ。それだけオウムには社会性がなかったということだ。社内性のない「金」は身を救わない、ということだ。

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2012年06月14日(木) エリート・パニック(7)頭ばかり発達してでバランスが崩れる

休暇をとって今年初の鮎の友釣りに出かけ、大変なショックを味わった。途中から膝ががくがくして岩の上り下りが苦痛になってきたのだ。こんな経験は初めて。日ごろの運動不足がたたったのだろう。2年前までは毎週末少年野球の手伝いをやっていた。去年までは毎朝のウォーキングも欠かさなかった。それを朝仕事に切り替えてやめてしまったらこの始末だ。鮎釣りは老人も多く楽しいんでいるが、地元の農家の伯父さんの足腰と、私の足腰では雲泥の差。ウォーキングを再開しよう。

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2012年06月13日(水) エリート・パニック(6)存在が軽すぎて堪えられない言葉

野田首相の原発再稼動を決めた演説で、「責任は私が取る」と言っていた。いったいどうとる、というのだろう。リーダーが「責任を取る」と言えば、それを聞いた部下は皆、安心し、失敗を恐れずに挑戦できる。が、実態として誰も安心していない。万が一の事故が発生したときに彼が「辞任」しても、誰一人として救われない。まして腹切りしてもらってもどうにもならない。責任の取り方がない以上、再稼動は見送るべきなのだ。

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2012年06月12日(火) エリート・パニック(5)世界に合わせて自分を変えていける人

12日のW杯予選の豪州戦は大変な迫力だった。これぞスポーツ!家族で一緒に盛り上がることができたことにまず感謝。一方、審判の判定は不可解の連続だった。内田選手や栗原選手のファウルもフリーキックの前の笛吹きは考えられない。しかし、そのことへの不満を選手の誰一人として口にしない。むしろ内田や栗原は反省の弁を口にしている。日本のサッカーが世界に通じるようになった、ということはこのような理不尽さも「世界ならば当然」と受け入れてきたからだろう。マーケットインの姿勢が日本を強くしたのだ。

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2012年06月11日(月) エリート・パニック(4)ハングリーな人とため息を付く人

某製造業の三代目から、中計を作りに関する相談を受けた。「何がやりたいのですか?」と尋ねたところ、「現事業の継続」「新商品Aの開発」「新商品Bの開発」「海外市場への進出」「有給土地の活用」という。聞きながら、今の時代にこれだけやりたいことがある!ことが素晴らしいと思った。現在同社は資金的に安定していることや良質の顧客に恵まれているが、逆にそうした環境では保守的になり意欲的にならないもの。恵まれてなおハングリーであることは、それだけで事業家の素質満点。世の中の閉塞感にため息をつくだけのエリートとは大きな違いだ。

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2012年06月10日(日) エリート・パニック(3)お客の利用シーンを考えて売る人

大好きな鮎釣りシーズンに突入ので釣具を揃えた。必要なものだけ選んでレジへ。すると、レジのおばちゃんが言った。「これの針は、逆針付きですけどいいですか?」「この糸は張り替えようですけどいいですか?」。確かにおばさんの言うとおりで、逆針付や張り替え用では困る。1年ぶりの道具調達とワクワク感で冷静さを失って、すっかり間違えてしまったようだ。それにしても、このおばさん、釣具を買う人がどんな釣りをするのか頭に思い描きながら売っている。お客が間違っている、と思ったら指摘する。プロだなあ。

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2012年06月09日(土) エリート・パニック(2)強者の快楽を弱者が担う構造にNO!

この国は何も変わらない…人口が多い前世代だけが豊かで、後の世代につけ(重荷)を置いていく年金勝ち逃げ社会。都市部の人だけが安全で、田舎の人をリスクに背負わせる原発依存の社会。都市部の人を守るため、沖縄が基地を背負う米国依存の社会。今また、3.11にあれだけの事件を起こして、なお経済水準維持のために、人間としての当然の決断ができずにいる。この閉塞感がもたらすのは、未来への絶望である。

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2012年06月08日(金) エリート・パニック(1)人間学を知らないエリートの馬鹿な決断

「国の信用がメルトダウンを起こしている」。原発の事故調査委員会の黒川委員長が使った言葉だ。この国の政治家は経済優先主義こそが正義だと思い込んで、すっかり人の道を忘れてしまったようだ。「国民の生活を守るために原発を再稼動する」でいう国民の生活を守るは、経済的に豊かである、ということ。そんなことより命を守る、好きな土地で好きな人と暮らす方がよっぽど豊かだ。詭弁もたいがいにして欲しい。

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2012年06月07日(木) AKB総選挙2012(3)渡辺麻友の言葉に拍手!

AKB総選挙の中継を見た。2位の渡辺麻友がコメントをした。「来年は1位になってみせる」。19歳らしい強気の発言だ。若いうちはこれくらい怖いもの知らずでいい。これをもし25歳の人が言ったら、その人に余程の技術的優位性がない限り「ウソだ」になる。仮に1位になれなくても、また次に頑張って!といえる。チームのためにとかAKBのためになんて考えるのは二の次でいい。後先を考えずがんがんチャレンジして欲しい。拍手!

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2012年06月06日(水) AKB総選挙2012(2)篠田真理子の言葉に拍手!

AKB総選挙の中継を見た。5位の篠田真理子がコメントをした。「上が退きゃなきゃ下が上がれないような人はAKBでは勝てない。ガチンコで取りに来い」。さすがに26歳らしいコメントだ。スポーツの世界でも「上が退(の)かなきゃ、下は育たない」ことは真実。ただし、ただ歳だから退くのは面白くない。千代の富士が貴乃花に負けて引退を決断したように、後輩が育ってきたから退く状態を作りたいのだろう。彼女の言葉は、それを意識したコメントだった。拍手!

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