V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2012年04月06日(金) 私のコンサルタントとしての思慮はまだまだ浅い

業績は好調だが、部門間に壁がありすぎる。もっとミーティングして、部門間の壁を取り払いたい…そのような手法があれば提案して欲しい。某社の社長からいただいたオファーだ。そこで私なりに考えたプランを提案したのだが、「これだけの時間で本当に壁がとれるかな?」「もっと時間をかけたい…」との指摘を受けた。社長が求める連帯意識は私の想定していたものよりずっと深いものだったのだ。次回再提案するが、初回の面談で社長の想いを掴みきれていなかったことを深く反省した。

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2012年04月05日(木) また来たいと思わせた「茶寮卯辰かあなざわ」のおもてなし

金沢の卯辰山で家族とランチ。当初はフリーペーパーで見つけた蕎麦屋に行くつもりだった。が、誤って隣の和食亭『茶寮 卯辰かなざわ』に入ってしまった。入ってすぐ、その高級感に「やばい!場違いだ!」と気づいたが後の祭り。「仕方なし」と割り切って懐石ランチを頼む。すると…これが絶品!美味しくって家族全員で大感激。値段も大変割安だ。近くにこんな店があればいいのに。また来たい。心底そう思った。

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2012年04月04日(水) 嵐の夜の恐怖体験も、過ぎてみればよい思い出だ

3日は大変な嵐になった。こんな日に和倉温泉の、加賀屋「虹と海」の下がすぐ海という11階の角部屋に泊まった。一晩中隙間風がヒュウヒュウと鳴り、建物は左右に揺れ続けた。カーテンから外をのぞくと、数メートルはある白波が次から次に打ち寄せてくる。大変に怖い思いをしたが、救いだったのは家族皆が一緒だったこと。なかなかこんな怖い経験は一緒にできない。恐怖体験は良い想い出になった。

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2012年04月03日(火) 能登島水族館の地味だけどひたむきなコンセプトに感激!

家族旅行で、3〜4日に和倉温泉へ。初日は能登島水族館を訪ねた。ここには巨大なジンベイザメがいるが、特徴はその見せ方。その巨大さをとても身近に感じることができた。またゴマフアザラシや日本カワウソ、ペンギンなど平凡な動物も多いが、いずれも旭山動物園の「行動展示」を主体とした見せ方をしていた。施設は古いが、来場者に何かを伝えようとするコンセプトが伝わって来て感激した。

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2012年04月02日(月) 職場に活気をもたらすのは「できない人ができるようになる」こと

わが部に久々の新人がやってきた。新人が来ると、部の雰囲気は一気に新鮮になる。歓迎会でも、聞き取りやすい挨拶をし、自分からいろんな人に酒を注いで回っていた。返杯は正座をしながら受けていた。こうした基本がちゃんとできるだけでもこの新人は期待できそう…と思う。「できない人ができるようになる」のを見ているのは楽しい。今から彼がどのよう育っていくのかと思うとワクワクした。

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2012年04月01日(日) 最近私に製造業からのコンサルティング依頼が多い理由

輸送機の某製造業で部長のマネジメント力を強化するプログラムを開発している。依頼内容は「受身の人材を、いかに主体性を発揮して行動する人に変えるか」。これは金融や通信などのサービス業では、自由化になった2000年代前半に多かったニーズ。同じニーズがリーマンショックを経た製造業で今、生まれているのだ。最近、私に製造業からの依頼が多いのは、製造業が生産性だけでなく、より創造性を問われる時代に突入したからだろう。これに応えるのが私のミッションだ。

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2012年03月26日(月) 逆転の構図(2)店頭の店員をファンにする

某社の営業部長は新商品の販売に自信が持てずにいた。そこで社長が「俺がトップセールスをして本部の購買部門に話を付けてくる。そうしたら小売店の店頭に並ぶだろう」と助け舟を出した。すると営業部長は、「そんなことをして店頭に並べても、売上げが上がらなければ返品になるだけ。店頭の店員がファンになってくれない商品は本部に入れても意味がない」という。この論争は、営業部長が正しい。売るのではなく店頭をファンとするのが流通を後手にするメーカー営業の有るべき姿だ。

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2012年03月25日(日) 逆転の構図(1)オール電化に負けないガス販売店

オール電化を嫌っていた某ガス店は、現在はガスも電気も両方手がける。電化を嫌ったのは電化は売った後に消耗品の収入が期待できないから。しかし、それだと電化かガスかを検討したい人が、「電気は分かりません」「電気はやめておきましょう」というと、相談客は去っていってしまう。そしてどんどん客数をどんどん減らしてしまった。お客様は冷静に相談したいのだ。そこで、儲けよりもまず相談できる力を養うため電気を勉強した。それ以来、ガスも電気の客も伸張。これが、真の顧客満足を追求した姿だ。

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2012年03月24日(土) 椅子取りゲーム勝つ秘訣(4)全力で椅子を取りに行く

椅子取りゲームに勝つ秘訣その4は「全力で椅子を取りに行く」こと。企業と顧客との関係が「特定の担当者と営業マン」のような個人間の信頼関係ではなく、それを顧客VS全部門に変える。他の人が担当している顧客も自分の顧客と同様かそれ以上に扱う。営業のようなフロント部門だけでなく、技術や設計などのバックヤード部門も顧客との接点を持つ。全社を挙げて顧客を大事にする会社は、必ず支持される。

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2012年03月23日(金) 椅子取りゲーム勝つ秘訣(3)変化にすばやく対応すること

椅子取りゲームに勝つ秘訣その3は「瞬発力を磨く」。市場の変化に敏感で、即応することが大切だ。とりわけ変化するのは顧客のニーズ。だから企業は、現場で起きていることがトップにタイムリーに入ってくる構造を作る必要がある。それにはトップが自分から現場を回り、何が起きているのかを自分の目で見ること。現場の人と一緒に考え意見を求めるファシリテーションが今まで以上に大切なのだ。

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