V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2012年03月12日(月) 引越ししてはじめてわかった1社ワンフロア化のメリット

クライアントの某社が自社ビルを改築するために引越をした。引越し先は駅前の大きなビル。それまで部門別に階層に分かれていたが、全部門がワンフロアに。すると社員から「これすごくいい!」の声が。これまでは連携する他部署に何かを依頼するのに相手の姿が見えずに電話で依頼をしていた。そのため「今、忙しい!」と露骨に嫌がられることがあった。その点、同じフロアに居ると「今忙しいどうか?頼めるタイミングか?」が一目見てわかる。ワンフロアのメリットは体験してはじめてわかる。

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2012年03月11日(日) ドラッカーの「予期せざるもの」から未来が見える

某上場企業で新規ビジネスを立ち上げるアイデア探しの研修を行った。ドラッカーに習い、過去3ヶ月間の「予期せざるもの」を持ってきてもらった。それだけで有効と思われる事業案が3つ見つかった。そして、そのうちの2つは「今やっていません!」と断ってしまったものだった。同社はこれから3年間で売上げを500億円も上積みしようという計画を立てている。そのためには小さなオファーを丁寧に拾って大きく育てていくことが大切なのだ。

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2012年03月10日(土) 今こそ大切にしたい日本企業のチカラ(6)一番の成功要因

中部マーケティング会議の評判が良かったのでとてもHappyだ。勝因は何と言ってもパネリストの皆さんが全く飾らない素直な人たちだったから。1200人もの聴衆を前にすると、田舎の人でもが天下国家を語ったり、哲学的なことをつい語ってしまうのだ。本当は、田舎で頑張っているあなただからこそ話して欲しいことがあるのに…。その点、今回の3人は皆、等身大の話をしてくれた。皆さん、ありがとうございます。

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2012年03月09日(金) 今こそ大切にしたい日本企業のチカラ(5)ストロングワード

7日に書いたワークスみらい高知の竹村利道さんの言葉はストロングワード揃い。忘れないように書き足しておきます。「障害者を自立させたいと思っていたのですが、自分が一番自立できていなかった」「底力って本当に底に落ちたときに、底に足が着いてグッと踏ん張れるときに出るんです」「最初からそこだけはぶれていませんでした」「事実は真実の敵なり」「これんまでの常識に上書きをしていかないといけない」。圧巻!とはまさにこのことだ。

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2012年03月08日(木) 今こそ大切にしたい日本企業のチカラ(4)私のまとめ

 中部マーケティング会議のパネルディスカッションのテーマは「今こそ大切にしたい日本企業のチカラだった」。3人のゲストの方々の主張を元に私がまとめた結論は「10円いただいたら11円のお返しをしよう。その1円が未来をつくる」となった。
 「10円払ったのに11円分のサービスが受けられるから、感動してまたいく」。「一緒に未来を考えてくれる。だから、次の仕事が楽しみになる」。「10円いただいても満足できない、納得するためによりレベルが高い11円の仕事をしたとき、やっと納得できる」。
 日本人は+1円を厭わない世界でも稀有な民族だ。「数字ばかりを見ず、会社のために働くのではなく、お客様のために働く。それが、10円いただいて11円お返しすること」とまとめさせていただいた。

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2012年03月07日(水) 今こそ大切にしたい日本企業のチカラ(3)竹村利道代表

 今年の中部マーケティング会議のパネルディスカッションの三人目のゲストはNPO法人ワークスみらい高知の代表・竹村利道さん。
 彼は元高知市の社会福祉協議会の職員。が、障害者雇用の現実を見るに付け「本当にこのままでいいのか?」と疑問を抱く。そして土佐人らしく「坂本竜馬ならこんなときどうするか?」を考え、「社会が悪いと言い訳せず、辞めて自分で行動するだろう」と一念発起。退職して食品会社やレストラン、お弁当屋を起業した。
 現在は全従業員200人のうち障害者が120人。障害者を雇用する秘訣として「できない理由は、できる理由。どうしたらできるかHOWで考えよう」と語る。その前向きな姿勢に会場は共感、飲まれていた。

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2012年03月06日(火) 今こそ大切にしたい日本企業のチカラ(2)コマツ・須藤常務

 今年の中部マーケティング会議のパネルディスカッションの二人目のゲストは小松製作所の須藤則之常務さん。
 グローバル企業のコマツから爆弾発言が出た。同社の日本国内の売上げはせいぜい15%程度。利益に至っては10%以下。「会社全体から見れば、日本は捨てていい市場かもしれない」。しかし、同社は日本市場をMotherと位置づける。日本で培った技術・仕組み・考え方が世界に普及していく。だから日本市場を大事にするといった。
 建設現場就業者の老齢化対策や環境保護が求められるわが国建設業界が建機に望むことは、やがて世界共通の課題になるだろう。日本=Motherの考え方は、あらゆる製造業に必要でないかと思った。

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2012年03月05日(月) 今こそ大切にしたい日本企業のチカラ(1)久保和夫社長

 今年の中部マーケティング会議でのパネルディスカッションには3人のゲストに来ていただいた。一人は北海道礼文島のホテル花礼文の経営者・久保和夫さんだ。同ホテルはJTBやじゃらんのCSアンケートで何度も1位に輝いている。
 その秘訣を問うと「当たり前のことを当たり前にやっているだけで、わからない」とのこと。が、それこそが花礼文の魅力。名前で呼ぶ、きっちりお見送りをする、あえて楽しませようとせずゆっくりしていただく…そのような空間を今の人は求めている。
 近年はどの観光地に行ってもCSを高めようと過剰な接待、土産、イベントが増えた。顧客に媚を売ったそのようなホテルより、とりわけ高齢者には家に帰ってきたような場所が必要なのだ。

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2012年03月04日(日) サービス業は全社員による足し算で成り立つ

サービス業は足し算だという話を聞いた。「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」「おいしかったよ」「ありがとう」という、小さな感謝とコミュニケーションの積み上げ。ところが一番最後のお金の受け払いや見送り方がゾンザイだと、それだけでイメージは全て崩壊。足し算は「×0(ゼロ)」となり、一気にご破算となる。サービスは全員で作り上げるもの。だからベクトルあわせ、心あわせが必要なのだ。

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2012年03月03日(土) 未達成の店がなぜ成果発表の投票で2位に入ったのか?

昨日の成果発表会の最後に、優秀支店を全員の投票で選んだ。2位に入ったのは意外にも目標未達成の店。同支店は中間点検後に危機感を持ち、行動量をめちゃくちゃ増やした。皆、結果ではなく、高い目標に向けて諦めず行動量を増やしたことに拍手したのだ。それを見ていて、この会社の皆は本心ではもっと行動量を増やしたがっているのがわかった。その意気があれば、来期はもっと良い成果が生まれるだろう。この支店を選んだ皆を頼もしく思った。

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酒井英之 |MAILHomePage
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