|
V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
日本が海外で中国・韓国企業に後れをとっている話をよく聞く。原因は「小さく生んで、マーケティング力で大きく育てる」という日本人の自前主義にあるという。一方中国・韓国や欧米企業はコンサルタントを雇い「いくら投資すれば政府からインセンティブ(税金優遇などの利権)がどんな引き出せるか」という政治力で勝負するという。小額しか出さないから、日本の政府高官はパーティにも招待されないとか。聞いていて情けなくなった。
自ら広告代理店を立ち上げ今はブラジル通で知られる社長と話す。彼は、日本のベンチャーが育ちにくい理由をシリコンバレーと比較して5つ挙げた。�ヾ峺�が狭い(米国は広い) ��投資額が小さい(米国は大きい) �N匹ぅ咼献優垢和膽蠅�食い物にする(食い物にしない) �し弍勅圓隼�業家が一緒(経営者と事業家は別でセットで展開する) �コ�式公開を目標にし、グローバルを考えない(マーケティングがそもそもグローバル)。どれも重症だが、言われないとわからないことばかりだ。
夢や希望が見えないこの国で、手っ取り早く夢・希望を手に入れることができるのが「エンターテイメント」。アグレッシブな生き方、マイナスがプラスに変わる大逆転、山を越える度に成長していく姿。それらが現実ではなく、エンタメとして消費される。国民はAKB48やONE PIECEに自分が見ることを忘れていた夢と希望を見出している。本気で夢を見ている人には…そのようなエンタメは不要かもしれない。
AKB48のPVをYou Tubeで観る。ドラマのように重たくなく、お笑いのようにいい加減でもなく、ニュースほど退屈でもない。誰かとコンタクトを取り会話するよりもずっと楽で、楽しい。たぶん、今の若者はクラスメイトの女の子と電話で話したりデートに誘うより、AKB48のPVを観ていることがずっと精神的に楽で満たされるのだろう。こんなソフトを観ている男子は、若者を応援する歌詞と裏腹にどんどん草食化しそうだ…。
某社でリーダーシップ研修を毎月1回行っている。研修に先立って、各受講者が改めるべきポイントをはっきりさせていて、研修後に「今日の講義を受けて、あなたは自分の何をどう変えるのか?」を書いてもらっている。また次の研修の前に、「この一ヶ月でどんな行動をしたのか?」を書いてもらい、仲間でシェアしている。このとき「意識を変える=**を心がける」と書いた人は行動に移せていなかった。「具体的に**をする」と行動を変えると書いた人は、行動に移すことができていた。意識はなかなか変えられないが、行動なら変えられる。そういう人が周囲を巻き込んで会社を変えていく。
最近は眠れない日が続く。「6時間は寝たいな」と思うのだが平均3〜4.5時間程だ。22〜23時に寝て2〜3時台に目が覚めてしまい、どうにも二度寝ができないのでそのままPCに向かったり、本を読んだりして過ごす。眠れないほどの不安や悩みがあるわけではないが、仕事のことを中心に考えることだけは山ほどある。それはそれでありがたいことなのだが、でもやっぱりぐうすか寝たい。
某社の部長が、「リーダーとは何か」を部下に語っていた。彼はジャックウェルチが語るリーダー像に自分の注釈を加えていた。その注釈が素晴らしいのでメモしておく。�ー�分が活力に満ち溢れること=熱い想い �¬槁犬妨�かってメンバーを元気付ける=夢を語る ��タフな問題に決断する=責任を負う �ぜ�分が言ったことをとことん実行する=目的〜目標〜手段が一直線で軸がぶれない。
10年前(2002年)の2月17日、娘が誕生した。その日、出産に立ち会った私は午後札幌に飛び、翌18日から始まる人生初の全国縦断セミナーツアーの準備をした。そして、その札幌ではじめての単行本『勝ち組になる会社なれない会社』が書店に並んでいるのを見て感激した…想い出だらけの10年前の2月17日。今日また、運命的な出来事が目黒雅叙園である。それこそ10年前の夢が実現した日となった。
「キャンディーズの名曲『微笑返し』をビジネスでやっているよ」、と銀行の支店長が教えてくれた。彼は自分の部下に毎日の報告を求めているが、その中に「お客から褒められた」があるとそのお客のところに飛んでいく。そしてお客に「うちの部下を褒めていただいてありがとうございます」とお礼を言う。お客が部下を褒め、部下が喜び、支店長が喜び、支店長がお客を喜ばす。これを「微笑返し」と呼ぶのだが、絶妙なネーミングだ。
IT系の人材を社員とし、企業に派遣している会社の応接室を訪問。するとそこに額に入った巻物が飾ってあった。題名は「決意表明」。それを書いたのは同社の社員の一人だった。同社が契約社員を正社員として受け入れたときの式典で、社員代表者が読み上げたもの。契約社員を正社員し、より長期的なビジョンを実現していくのが夢だったことが、この巻物を応接に飾っていることでわかる。巻物を見ながら清清しい気持ちになった。
|