V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2011年12月23日(金) 福岡の「麦のキッチン」の魅力(4)お客をいたわる

岡垣町の「麦のキッチン」では毎週日曜の8時〜10時半まで同店のオープンテラスを使った朝食バイキングを開催。大人1000円で食べ放題で、180人が来店。行列ができる人気ぶりだ。メニューはパン、ピザ、パスタ、卵料理、ポテト料理、ソーセージなど…。このサービスはもともと近くの漁港に出かける人に「トイレあります」と看板を出して集客し、ラジオ体操をしながら焚き火を炊いてその周りでウインナとパンを売ったのがはじまり。同じ土地の人をいたわる気持ちがお客を呼んでいる。

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2011年12月22日(木) 福岡の「麦のキッチン」の魅力(3)料理研究会

岡垣町の「麦のキッチン」は、グラノ24Kの経営する農業公園の中にある。同社は同じ公園内の和洋食レストランのシェフが集まって月1回「料理研究会」を開催。敷根マネージャはそこでメニューの相談をする。例えば冬のメニューが少ない…と言えば、和洋のシェフが「パンの中にスープやグラタンを入れたグラタンパンはどう?」とか「豚の角煮や海老のホワイトソースなど暖かいものを挟んだクロワッサンはどう?」などの意見が出る。クリエイティブ性の高い会社はこうしたブレイクスルーの機会を持っているものだ。

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2011年12月21日(水) 福岡の「麦のキッチン」の魅力(2)優しさがわかる

岡垣町の「麦のキッチン」の敷根マネージャは自分の店のパンを「決して美味しいパンではないが、作った人の優しさが分かるパンだ」とお客に言われたのが嬉しかったという。なぜなら、優しさこそがパン作りの基本だから。パンの中が「キッチリ・ミッチリ」になっているのがいいのだという。私も食べたが、食感はもちろん、味も抜群だった。職人さんたちが丁寧に作っている姿が目に浮かんだ。

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2011年12月20日(火) 福岡の「麦のキッチン」の魅力(1)食材に忠実

福岡県遠賀郡岡垣町の「麦のキッチン」を訪問。同店は開業から3年で月商1000万近く売上げるお化けパン屋だ。その特徴の第一は、天然酵母を使い3日かけて発酵させていること。小麦や卵、大豆、野菜、ドレッシング、タバスコに至るまで地元の食材を用いている。季節によって食材が変わるため、人気のメニューでも年4回大型パンのメニューを変える。種類は少なめだが、食材に忠実な姿勢が顧客に評価されている。

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2011年12月19日(月) 達成感を得ることができる人・できない人

某金融機関で辣腕支店長だった人と達成感について話す。彼曰く、「達成感を味わうには、目標に納得していないといけない。納得感がないとスイッチが入らない。仲間と力を合わせられない。達成したときの評価への興味もわかない」という。納得感がない仕事は、その人にとってはどんな仕事でも強制労働と同じ。その上、ミスをしたら「厳罰」が待っている。これではやる気にならないのも当然だ。

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2011年12月18日(日) 富山の美容ディーラーの魅力(4)三方よしの精神

富山県射水市のモリタは富山市内に美容商材の店「ベレーザ」をオープンした。同店は会員制で、同社の顧客であるサロンから紹介されたお客だけが入ることができる。これまでお客は、自分が通うサロンでしか商材を見ることができなかった。が、ベレーザに行けば、全美容商材を見ることができ、欲しいものは正価で買うことができる(マージンはサロンには還元)。また同社はお客の「○○ってありますか?」という要望を直接聞きことができ、市場ニーズをサロンに紹介することができる。近江商人の「三方よし」の考えに通じる業界初の試みだ。

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2011年12月17日(土) 富山の美容ディーラーの魅力(3)顧客からの信頼

富山県射水市のモリタの社員はサロンのスタッフの話をよく聞く。訪問時にスタッフから「え、もう帰るのですか?」「もっと話したいです」「そういう時間作ってください」と頼られるからだ。日昼とは別に閉店後に訪問することもしばしば。が、それが社員のやりがいになっている。スタッフから得た現場の生の情報は、現場の実態を誤解しているサロンの経営者への経営計画策定指導時にも役立っている。

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2011年12月16日(金) 富山の美容ディーラーの魅力(2)業界の希望

富山県射水市のモリタがサロンの経営に力を入れるのは、美容業界を「憧れの存在」にしたいから。美容業界は休みが少なく、競争が一層激しくなる傾向にある。中には安さで客を呼ぼうとするオーナーもいる。が、美容院は「人を美しくして感謝される」ことが仕事。安売りしなくても付加価値作りで価格は取れる。お客と美容師が一緒に成長して行ける。そんな美容院が増えれば、美容業界に就職しようという若者が増えるのでは…と考えているからだ。同社は美容業界の「希望」なのだ。

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2011年12月15日(木) 富山の美容ディーラーの魅力(1)経営計画指導

富山県屈指のビューティー・ディーラー(美容院に整髪料や美容用品を提供する問屋)モリタを訪問した。同社が商材の提供のみならず同社の美容院の経営計画作りも指導している。指導対象は、熱い想いを持ったサロンの経営者。休みの日に、同社のスタジオに呼び、全6回コースで同社の社員が指導する。この熱心さは同社の社長と社員が一緒になって想いを込めた経営計画書を作成してから経営が好転したから。「これをやったら皆よくなる」と信じてはじめた試みだ。

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2011年12月14日(水) メンバーシップをとる企業ならではのミッション

会員制をとっているA社の営業担当者研修。会員制の一番の肝は、A社と会員の間で「共通の理想」を持ち、世間の常識とは異なるもの見方をすることである。そこで合意できたら、次はそれを具現化する会員向け商品・サービスを提供する。そのためには、誰よりもその会員のことを知り、理解しようとせねばならない。「考え方の提供」と「知り続ける努力」と「具現化された商品」があるから、メンバーはついてくる。それを提供するのが営業担当者のミッションだ。

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酒井英之 |MAILHomePage
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