V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2011年08月04日(木) 他人からの感謝の先に目指すもの(1)

 私には「他人から感謝される仕事を目標にする」ことを人に教えてきた時期があった。しかし、この生き方には少なからず違和感があった。他人の評価のためのみに生きるのは受動的すぎないかという疑問だ。そのことを、竹内日祥上人に質問してみた。すると上人は3つのことを教えてくれた。
 その第一は「『自分自身への共感、納得感』を求めなさい」。CSは、その前にESがないと成り立たないというが、個人の場合もまずは自分の納得感があって、その上で他人に評価されると嬉しいもの。当たり前だが、まずは自分の納得感を大事にしようと思う。

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2011年08月03日(水) 明治の香りがする「熱情」という言葉の意味

31日の大学の同窓会で、何年かぶりに「慶應賛歌」を歌った。その中に「熱情」という言葉が出てきた。明治時代らしい言葉だな、と思って辞書を引いてみた。驚いたことに広辞苑では「熱情」の方が詳しく載っていた。曰く「一定の方向に向かって努力させ、冷静な判断をさせない感情の状態」。冷静な判断がなくなるのは問題だが、私自身50歳を前にして「ほとばしる感覚」が失せているのを禁じえない。今一度「熱情」を取り戻したい。

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2011年08月02日(火) 中国の高速鉄道事故と肉牛の出荷停止問題

中国の高速鉄道事故の顛末を見ながら、「中国政府は国民のレベルを随分過小評価しているな」と感じた。「証人の命より鉄道技術を高く売ることが大事、証拠は揉み消せ、真実を隠せ…」という利己主義の感覚は、民衆を愚民と見ている証だろう。が、これと同じことを日本政府もしている。肉牛出荷停止は、政府の放射能汚染の隠蔽工作が引き金になっている。今の日本に、中国の高鉄事件を批判する資格はない。

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2011年08月01日(月) 母校の卒業25周年大同窓会に参加

昨日は大学の卒業25周年の大同窓会だった。同期の卒業生5000人のうち1100人がニューオータニに集まった。皆、いいおじさんになっていた。正装者が多い中、私は少し砕けた服で参加した。が、もっと砕けた人も多く、おじさんたちのファッションはとても勉強になった。一方で未だに学校のカラーを引擦る人も多数いた。この日のために3年前から準備してきたという幹事の皆さん、ありがとう。皆さんの頑張りには本当に頭が下がる。

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2011年07月31日(日) ワンピースのどのキャラクタが好きですか?

「ワンピースの中でどのキャラクタが好きか?」が話題となった。私は「ゾロ」だが、チョッパーという人あり、ルフィという人あり。ウソップという者もいる。愛されるキャラクタが多様になるのは、それぞれのキャラクタがどんな生き方をしてきたか。その生い立ちを丁寧に描いているからこそ。仲間を知る、仲間を理解することの大切さを伝えているのもこの漫画の魅力のひとつなのだろう。

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2011年07月30日(土) ものすごく辛いグリコPRETZのわさび風味

プリッツの「わさび」味を食べた。トマトのときと同じく軽い気持ちで食べたら、これが実に辛い!「ツンと味わう旨辛わさび」のサブタイトル通りだ。「わさび味」と表記しても、ほんのわずかなわさび風味に留まる食品は多い。練りわさびにもまったく辛くないものがある。その点、辛すぎるくらいこの商品を作った人はわさびならではの「ツン」に非常にこだわったのだろう。その本気が伝わってくる商品だ。

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2011年07月29日(金) なぜか公立高校が強くなっている甲子園予選

夏の甲子園で岐阜代表の関商工、準優勝だった大垣商業、ベスト4に残った郡上、三重県代表の伊勢工業、静岡代表の静高…。東海地区に限らず地方の公立学校の善戦が目立つ。良い選手が野球留学しなくなった影響だろうか。それとも、地域経済が良い選手を引き止めておくだけの魅力(観光や農業など)を盛り返しているのだろうか?地方の地方が強いのは、地方にパワーがある証明。なんだか心強い。

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2011年07月28日(木) ビジネスで「人の道」を考えるための着眼点

大垣市で「ヒアリング」に関するセミナーを行う。19:30〜21:30のレイトセミナーにもかかわらず、40人近くも集まってくださった。その中で、「人は自分が何かをし、それによって誰かが喜んでくれるときが一番うれしい。だから、皆さんも『目の前のお客ではなく、そのお客の顧客に当たる人』がどうしたら喜ぶかを聞き出し、それに応える提案をすることが大事」だと伝えた。住宅メーカーなら施主の主人だけでなく同居人が、機械メーカーなら購買の意思決定者ではなく作業員が喜ぶことが大事なのだ。

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2011年07月27日(水) 「原発のやらせ」から覇道と王道を考える(3)

ネット社会のせいなのか表に出てこないはずの覇道が表に出て事件になることが多い。美容整形外科に警察OBが天下り、捜査情報を漏洩していたとされる事件。中国の高速鉄道事故の証拠隠滅事件。いずれも「覇道の世界では約束は弱者のみが守ることが必要で、強者は約束を破るものである」を地で行くような話だ。覇道の必要性は否定しない。だが、私は王道を説き続けるコンサルタントでありたい。

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2011年07月26日(火) 「原発のやらせ」から覇道と王道を考える(2)

昨日紹介した小林剛氏は、家康を例にとりながら「覇道の世界では約束は弱者のみが守ることが必要で、強者は約束を破るものである」「『清潔な政治』を主張する政治家は、トイレのない家をつくろうと呼びかけるようなもの。彼らは政治家ではなく、宗教家になるべきだろう」と語る。マキャベリ の君主論は覇道の権化だが、小林剛氏の『自信をもって人を動かす』は二世経営者に覇道の必要性を説いた名著だ。

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